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カテゴリ:時事ネタ・主張
2021年の箱根駅伝、終わりの方をちょっと見た。
駒澤大が最終10区で3分以上のタイム差を大逆転して総合優勝した。 元箱根ランナーでスポーツライターの酒井政人さんは「大八木弘明監督(62)は、箱根を含む学生3大駅伝で同大を最多23回の優勝に導いたカリスマ的名将と言われている。 (私は詳しくないが・・・。) 「15km地点の給水をもらったとき、いつもならきつくなるのに身体が動いていたんです。 これなら逆転の可能性があるかなと思っていました。20kmくらいですかね。 監督の『男だろ!』という声が届いて、自分のなかでスイッチが入ったんです」 箱根路に幾度も響いた大八木監督の「男だろ!」の檄が石川の身体を突き動かした。 私は、この「男だろ!!」の激をテレビで見ていて、不愉快になった。 男だから頑張らなければならないのか、 男だから頑張れるのか・・・。 女は頑張れないのか、 女は頑張らなくてもいいのか・・・。 21世紀に、男だから頑張れなんて、おかしいわ。 頑張れというのなら、体力があるから頑張れだろう。 男、女は関係ないだろう・・・。 そう思っていた。 そんな時、動画■ロザンの楽屋:「男だろ!」の賛否■がアップされていたので見た。 ロザン・宇治原氏は、控えめに「おかしい」と言っていた。 見ていたテレビの中で、コメンテーターの女性がこの「男だろ!」という檄に違和感を示したが、報道の中では、その意見は、スルーされてたという。(宇治原氏) 宇治原氏いわく、 「檄を飛ばす監督に悪気がなくても、それを放送するテレビ局は、その言葉をほめたたえるべきではない。 普段、ジェンダーに関する報道もするテレビの番組なのだから」という風なことを言っていた。 私もその意見に大賛成。 ところが、ここで私はもう一度驚くことになる。 それは、ロザン・菅(すが)氏が 「そうかな・・・?僕はそんなの感じないわ。」と宇治原氏の意見に同意を示さなかったのである。 母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」という高齢の男性の言葉に端を発したポテサラ論争。 「ポテトサラダぐらいというけど、ポテサラは奥が深い」というテレビや一般の人のTwitterの発言に対して 「論争すべきは、(ポテサラぐらいではなく)「母親なら」という言葉だろう」という菅氏。 言下に料理をするのがいつも女性と思うなという言葉がある。 この時の菅氏は、テレビの中でも、その意見をいったのだそうだ。 ■ポテサラ論争に対するロザンの見解」■ なのに、菅氏の今回の「男だろう!」は、なんという反応なんだろう。 がっかりした。 しかし、宇治原氏がこの問題を提起してくれらから、私もここに書けるということだ。 「多くの人が、『日本は男女格差が大きい』と実感せずに暮らしていることが、日本が変わっていかない一番大きな原因」と指摘する。 監督も選手もテレビを見ている人も 「男だろう!」という言葉を、応援の言葉ととって何の違和感も持たずに、駅伝を見たのだろう。 多くの人に、「男だろう!」という檄に違和感を感じて欲しいと思う。 ■YouTube「ロザンの楽屋」が面白い■ ■大八木監督の名言1「男だろ!!」■ ■NEW*大八木監督の名言2「男だ!!」■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.01.12 00:04:38
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