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2021.02.11
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カテゴリ:映画
どん底作家の人生に幸あれ!■♪音が出ます!!

ありがとう愛しの変人たち。

デイヴィッドは少年の頃、周囲の“変わり者”たちのことを書き留めては、空想して遊んでいた。
優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らしていたが、暴力的な継父の登場によって人生が一変。
都会の工場へ売り飛ばされ、強制労働のハメに!
しかも里親は、借金まみれの老紳士だった…。
歳月が過ぎ、ドン底の中で逞しく成長した彼は、母の死をきっかけに工場から脱走。
たった一人の肉親である裕福な伯母の助けで上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、卒業後に法律事務所で働き始め、さらに令嬢ドーラと恋に落ち、順風満帆な人生を手に入れたかに見えた。
だが、彼の過去を知る者たちによって、ドン底に再び引き戻されようとして…。

果たして、デイヴィッドの数奇な運命の行方は!?
すべてを失っても綴り続けた、愛すべき変人たちとの《物語》が完成した時、彼の人生に“奇跡”が巻き起こる―。
 イギリスの文豪ディケンズの自伝的傑作小説「デイヴィッド・コパフィールド」を、
『スターリンの葬送狂騒曲』(17)■の鬼才アーマンド・イアヌッチ監督が映画化。
これまで実に6度も映像化されているイギリスの国民的作品を、原作の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテインメントに生まれ変わらせた。
 デイヴィッドを演じたのは、■『LION/ライオン~25年目のただいま~』■(16)でアカデミー賞®にノミネートされたデヴ・パテル。
『スターリンの葬送狂騒曲』■でも監督と仕事をした美術のクリスティーナ・カサリは、ロンドンでは忙しない上に汚く、ドーヴァーでは海岸の雰囲気が漂い、カンタベリーは優雅な感じにしたかったという。
イングランド中を駆け巡り、多種多様で風変わりな場所を求めた。

●■カンタベリー
金持ちの伯母の家がカンタベリーにあるという設定。

●子供の頃、草原を歩いているというシーンがあったが、セブン・シスターズ近くの■カックミア川■の近くによく似た景色だった。
★主人公を取り巻く、変人たち。

★ミスター・ミコーバー
下宿先の主人。
極貧で借金取りの避け方が独創的。

★ベッツィ
裕福な伯母。
気性が荒くロバが大嫌い。

★ミスター・ディック
伯母の同居人。
天才か、狂人か?
凧あげが好き。

★ユライア
学校の世話係。
爬虫類のようにつきまとう。
 これがデッケンズの周りにいた人たちだ。
もちろん、誇張はあるだろうけど・・・。

いや、ほんとうは、私たちのまわりにもたくさんの奇人変人がいるに違いない。
それを見落とすのが凡人なのかもしれない。
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Last updated  2021.02.11 00:01:48
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