テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
人生が温まる料理はいかがですか。 フィンランド北部にあるラップランド地方の小さな村の食堂に、中国・上海から料理人のチェン(チュー・パック・ホング)が息子を連れ立ってやってくる。 チェンは恩人を探していたが、誰も知る人はおらず、食堂の経営者シルカ(アンナ=マイヤ・トゥオッコ)はチェンに食堂を手伝ってもらう代わりに恩人探しに協力することにする。 恩人探しはなかなか進まないものの、食堂でチェンが出す医食同源の考えに根差した料理が評判になり店は大盛況。 チェンも常連客と馴染み、シルカと互いを家族のように思いやるようになっていった。 しかし観光ビザの期限が迫り、帰国する日が近づき……。 食べることが大好きな私は、食べ物の映画は、見逃さないようにしている。 北欧のしかも田舎で中国料理ってどんなん? そもそも、中国料理人がどうして、北欧の田舎で料理をすることになったの? きっかけは、観光旅行の中国人の団体がドカドカと入ってきたこと。 それは、コロナが全世界を覆うまで、普通にあった光景だった。 そんな風景さえ、コロナが世界を覆って1年たった今は懐かしいと思う。 舞台となったフィンランドは、毎年国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得している。 社会保障が充実し、ゆとりのある働き方で知られる国だ。 監督は、ミカ・カウリスマキ。 映画監督のアキ・カウリスマキは弟。 人口の少ないフィンランドで映画の需要ってどうなんだろう。 英語で作るのかな。 この作品も半分くらい英語だった。 ■フィンランド旅行へ行く前に見ておきたい映画5選■ ★『かもめ食堂』 旅行前に絶対見ておくべき、フィンランドブームの火付け役! ★敗者3部作『浮き雲』『過去のない男』『街のあかり』 ステレオタイプなフィンランド人像を世界に広めた、踏んだり蹴ったりなのに心温まるカウリスマキ作品の魅力。 ★『ヤコブへの手紙』 ロケ地の教会がある丘は、映画の世界を裏切らない風光明媚さ。 自然と人の心が持つ美しさにあふれた作品。 ★『365日のシンプルライフ』 シンプルを良しとするフィンランド人たちも仰天の実験記録! ★『ファブリックの女王』 マリメッコを創始したフィンランドのスーパーウーマン にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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