テーマ:歳時記(397)
カテゴリ:里山・歳時記
元来は中国古来の禊(みそぎ)の行事で、酒を飲み災厄を祓うものであったが、平安時代宮中では曲水の宴を張り、禊を行いました。 節句には、紙や土で作った人形を川や海へ流す風習があり、これは物忌み・不浄を祓う禊の意味で、この形代(かたしろ)としての禊が 後に江戸時代中期以降華美になり、現在に至っています。 また、江戸時代初期には、3月3日を五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)の一つに定められました。 ひなまつりの終わりにひな人形を送ることはこの行事の本来の意味であり、この風習は各地に継承されています。 鳥取県の流しびなは有名で、「ヒナオクリ」をしています。 これは竹の骨に赤い色紙を貼って作った流しびなをひな壇に飾り、3日の夕方には火をともして川に送って、苞(ほう)に包んだお供え物とともに、サンダワラに乗せて流します。 この他、岐阜県美濃地方、和歌山県、広島県、徳島県などでも流しびなを見ることができます。 北海道開拓の村:北海道歳時記:ひなまつり ■北海道歳時記:秋の彼岸■ ■北海道歳時記:秋じまい・庭じまい■ ■北海道歳時記:餅つき■ ■北海道歳時記:節分、豆占い■ ■北海道歳時記:ひなまつり■ ■北海道歳時記:半夏生(はんげしょう)■ ■北海道歳時記:北海道の七夕■ ■北海道歳時記:竹細工■ ■北海道歳時記:盆踊り■ ■北海道歳時記:節分ヤイカガシ■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021.03.03 00:19:47
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