テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
「推し」に出会って「仲間」ができた。 バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。 そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。 何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。 思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。 弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。 すぐさま家を飛び出し向かったCDショップで、ハロー!プロジェクトに彩られたコーナーを劔が物色していると、店員のナカウチが声を掛けてきた。 ナカウチに手渡されたイベント告知のチラシが、劔の人生を大きく変えていく――。 劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス刊)。 この映画を見るまで、作者、劔樹人についてとまったく知らなかった。 結婚後は兼業主夫となり、犬山の妊娠を機にマネージメント業務から離れている。 2017年1月6日、犬山が第1子を出産、父親となった。 2017年に出版した『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)で主夫の友アワード2018の主夫部門を受賞。 なのだそうだ。 なんでもこの人、生まれは、新潟県で大学が大阪市立大学に進学したから大阪で暮らしていたのか・・・。 だから、主人公は関西弁ではなかったのだなと納得。 映画の始まりは2004年。 大学生の主人公の部屋には、アップル社のデスクトップ、アイマックが!! めちゃ、時代を感じる。 当時、あややは、大人気だった。 中学時代に同じクラスになった友人と会った時、 「息子があややの大ファン」ということを聞いた。 あややは、姫路出身ということも自慢そうに言っていた。 今もアイドルおたくではなくて、例えば、フィギュアスケートの羽生結弦の追っかけをしている人の特集があったりしたから、追っかけはいるのだろう。 今は、〇〇坂というアイドル全盛時代。 自分のオシをセンターにつかせるために、CDを買って、選挙権を得るという時代。 物語の序盤で劔が見入った松浦亜弥の楽曲が、タイトルずばりの片想いソングである「♡桃色片想い♡」というのも象徴的だ。 タイトルの「あの頃。」は「モーニング娘。」と同じ「。」だ!! アイドルおたくの映画というば■キサラギ。■ 「インターネットで知り合ったオタクたち」がアイドルの死を受け入れられず、一周忌に集まる。 家元:小栗旬 オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア スネーク:小出恵介 安男:塚地武雅 イチゴ娘:香川照之 という5人のオタクの、ヲタを打つ姿が大好きだ。 ■動画:【鬼滅の刃】紅蓮華/LiSAでヲタ芸打ってみた【Fly-N】■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.08 00:16:56
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