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2021.04.01
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テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
■牛鍋からすき焼へ■
「おうなにしますか、それとも、ギュウがいいかい?」
と私の祖母は、鰻を「おうな」牛肉を「ギュウ」と言った。
無論、明治の話。
しかし、それも末期だ。
だから、その頃は、牛鍋は、ギュウナベと言いました。(略)
 さて、前回に、関西の牛肉すき焼と、関東の牛鍋(ギュウナベと読むんですぞ)のあり方について、かなり、くどく語ったが、それは、関東流と関西流とが、かなり違った食いものであったことを、念を押したかったのである。(略)
 大体に於いて、大正十二年の関東大震災の後ぐらいからではあるまいか、東京にも関西風すき焼が進出して来たのは。
そして、大いにこれが勢力を得て、それから段々と東京の店でも、牛鍋とは言わなくなり、もっぱら、すき焼と称するようになった。
 看板も、牛鍋という文字は、見られなくなって、すべて、すき焼きとなってしまった。
しかし、これは名前だけのことで、実は関西流のすき焼が、東京でも全面的に行われるようになったわけではない。
戦後の今日に至っても、純関西風のすき焼の店はあまり無くて、やっぱり昔からの東京風牛鍋なんだが、名前は全部すき焼となってしまった。■「ロッパ食談:牛鍋からすき焼へ」

◎ロッパは、牛鍋には、「わりした」を使うと言っている。
これは、私(天地はるな)の思い出だが、40~50年くらい前は、関西では、「わりした」というものを見たことがなかったし使ったこともなかった。
うし年ですから:なで牛
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牛飼(うしかい)が歌よむ時に・・・
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Last updated  2021.04.15 01:27:56
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