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2021.07.06
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カテゴリ:映画
5月の花嫁学校

良き妻の条件。
それは、わきまえる自由であること!


1967年、フランス。
美しい街並みと葡萄畑で有名なアルザス地方にあるヴァン・デル・ベック家政学校では、“完璧な主婦”を育成するため、今年も18人の少女たちが入学する。
ある日、経営者である夫の突然の死をきっかけに、校長のポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は学校が破産寸前であることを知る。
なんとか窮地から抜け出そうと奔走していると、パリで5月革命が勃発する。
抗議運動がフランス全土に広がっていくのを目の当たりにし、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始めたポーレットや生徒たちは、ある行動に出ることを決意する。
はたして、新生ヴァン・デル・ベック家政学校の運命は……。

 花嫁学校の生徒と同じ時代を生きた私には、この映画は、どストライクだった。
少女たちは、家庭の実務を学ぶ。
私たちの時代は、そんな時代だったのだ。
私の勤めていた会社の同僚の女性たちもみな、会社が終わると、料理学校や裁縫教室に行っていた。
お茶もお花も当然行っていたのだろう。

私は、お茶とお花を一緒に教えてくれる人が家の近くにいたので、週に一回通っていた。
 また、少女たちがはいているのはすべて、スカート。
私も、どんな寒い時も、いつもスカートをはいていた。
1972年にイギリスに行くにあたって、ズボンを買った。
ジーンズではなく木綿のズボンだった。

まわりの人ももんぺ以外のズボンをはいている人は、見たことがなかった。
 映画からの帰りの駅で乗客の女性を観察してみた。
スカートとズボンが半々くらいかな?
冬だったら、ズボンの方が多かったかも知れない。
スカートもミニだったりロングだったりとほんと色々。

改めて1960年代との違いを感じた。
そりゃあ、半世紀たったんだから・・・。
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Last updated  2021.07.06 02:24:13
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