テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
良き妻の条件。 それは、 1967年、フランス。 美しい街並みと葡萄畑で有名なアルザス地方にあるヴァン・デル・ベック家政学校では、“完璧な主婦”を育成するため、今年も18人の少女たちが入学する。 ある日、経営者である夫の突然の死をきっかけに、校長のポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は学校が破産寸前であることを知る。 なんとか窮地から抜け出そうと奔走していると、パリで5月革命が勃発する。 抗議運動がフランス全土に広がっていくのを目の当たりにし、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始めたポーレットや生徒たちは、ある行動に出ることを決意する。 はたして、新生ヴァン・デル・ベック家政学校の運命は……。 花嫁学校の生徒と同じ時代を生きた私には、この映画は、どストライクだった。 少女たちは、家庭の実務を学ぶ。 私たちの時代は、そんな時代だったのだ。 私の勤めていた会社の同僚の女性たちもみな、会社が終わると、料理学校や裁縫教室に行っていた。 お茶もお花も当然行っていたのだろう。 私は、お茶とお花を一緒に教えてくれる人が家の近くにいたので、週に一回通っていた。 また、少女たちがはいているのはすべて、スカート。 私も、どんな寒い時も、いつもスカートをはいていた。 1972年にイギリスに行くにあたって、ズボンを買った。 ジーンズではなく木綿のズボンだった。 まわりの人ももんぺ以外のズボンをはいている人は、見たことがなかった。 映画からの帰りの駅で乗客の女性を観察してみた。 スカートとズボンが半々くらいかな? 冬だったら、ズボンの方が多かったかも知れない。 スカートもミニだったりロングだったりとほんと色々。 改めて1960年代との違いを感じた。 そりゃあ、半世紀たったんだから・・・。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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