テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
NYの片隅・・・。 つまづきながら夢を追う、4人の<希望>の物語。 ニューヨーク・“ワシントン・ハイツ”は、いつも音楽が流れる、実在する移民の街。 その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。 ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。 これまでも様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるが―。 突如起こった大停電の夜、街の住人達そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。 舞台となっている場所はニューヨークのワシントンハイツは実在するそうだ。 マンハッタンの北側に位置するラテン系の移民が住んでいる一角で、電車は、A列車。 「A列車」とは、ニューヨークの、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄A系統(別名「8番街急行」)の名称である。 画面にAの文字のある列車が出てきたが、これが名高い「A列車で行こう」のA列車かと納得。 ■動画 Aトレインで行こう■ 最初から音楽が鳴り止むことがなく、ものすごい数のダンサーたちが街角で歌って踊るシーンはまさに大迫力。 前日に、フラッシュ・モブの動画ばかり見ていた私は、群舞を見て、いちいち、「フラッシュ・モブか!!」と突っ込んでいた。 主な登場人物は・・・。 ★故郷に帰る夢と恋に悩む、ウスナビ。 この俳優は、プエルトリコ系の家族のもと、ブルックリンのブッシュウィックで生まれ育った。 ■ウスナビの名前の由来■ (※劇中、おばあちゃんの歌に……「おまえの名前の由来を思い出してごらん。 あんたたち一家がやって来たときのことだよ。 通る船を見て、赤ん坊に名づけたんだよ」とある。 続けてウスナビ、「それで、US.NAVYってわけなの?」と、つぶやく。 ☆デザイナーを夢見る ヴァネッサ。 メキシコ出身。現在は、ロサンゼルス在住。 ★仕事と恋を追い続けるベニー。 ☆名門大学への進学に悩むニーナ。 ドミニカ系の両親のもと、ブロンクスで生まれた。 現在は、カリフォルニア州ロサンゼルス在住。 彼女は、名門大学に行くも、差別を受けたという。 移民として、ニューヨークにやってきた中南米の人々は、差別を受けながら寄り添って暮らす。 大阪にも、韓国からの人が住む街や沖縄出身者が暮らす街があってそれぞれの文化がある。 5歳でニューヨークに来た人は、英語しか話せなくなるだろう。 15歳で来た人は、かろうじてスペイン語も話せるかも知れないが、英語の方が得意だろう。 35歳で来た人は、彼らの子どもは、ニューヨーク生まれかもしれない。 彼らが歳とっていくにつれ、故郷と思っていたカリブ海の島々は、遠くなる。 移民たちにとって、暮らしている所が、家族のいるところが、故郷になる。 故郷とは生地にあらず「家族」という花ことば持つ花咲くところ 俵 万智 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.06 00:01:11
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