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カテゴリ:時事ネタ・主張
8月17日、白内障の手術前の手続きに病院に行った時の待合スペースで見聞きした話。
★病院スタッフ(女)(以下、スタッフ)★ 「それじゃあ、入院、いつからにされますか?」 ☆80代とおぼしき女性(以下老女)☆「10月になってから・・・」 ★スタッフ★「もっと早い方が・・・。」 ☆老女☆「10月に年金が入ってからにして欲しいんです・・・。」 ★スタッフ★「子どもさんに相談してみたら・・・」 ☆老女☆「娘がいますが、一緒の家の住んでいないし、いないも同じですわ。」 この後、二人がどんな会話をして、入院がいつになったのか診察室に入った私には分からない。 娘さんだって、自分たちが食べるのに、かつかつの生活をしているかもしれない。 もし、豊かな生活をしていれば、親だって、病気の時は頼るだろう。 手術入院の際は、家の人が同行して、医師の説明を聞くことになっており、私も夫が来てくれたが、老女は、ひとりだった。 そんなところにも、誰にも頼る人のいない人だと分かる。 こういう時は、公的なお金の支援があっても、誰も文句は言うまいと思う。 と思っていると、貧しい人を叩く人がいた。 ■8月7日の自らのユーチューブでメンタリスト・DaiGo氏(34)が■ 「生活保護の人が生きていても僕は別に得しない」「必要のない命は僕にとって軽い」などホームレスや生活保護受給者への差別発言をしたことが大炎上し、日本中から拒否反応が起こっている。 自分は税金をめちゃくちゃ払っているから、ホームレスとか生活保護の人たちに貢献している。 叩いている人たちは、自分よりも税金を払ったり寄付したりしていないから叩くべきではない」という持論も述べており、彼の中の自己価値基準は「人より収入を多く稼いでいるか否か」なのだと思い知った。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 生活保護受給者に対してのあまりよくない意見は、聞くことがあるが、言っている人たちは、受給者の現状を知っているのだろうか? もし、具体的に入院しなければならない病気を持っていても金銭的に出来ない人がいても、やはり同じようなことを言うのだろうか・・・。 8月19日、吉本芸人のロザンのチャンネル:「ロザンの楽屋」がこの問題を取り上げていて、すごく納得した。 ■ロザンの楽屋:“DaiGo氏問題発言”について考えてみた■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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