テーマ:国内旅行について(2618)
カテゴリ:国内旅行
■11月16日(火) 富士紀行最後の日は、有名な柿田川に行く。 柿田川は富士山周辺で降った雨や雪溶け水が、溶岩のなかを通り、その溶岩の南端である清水町で地上に湧き出た地下水が柿田川のもとになっています。 地名大好きな私は、柿田川の住所に注目した。 ■静岡県駿東郡清水町伏見■ 清水町って、やはり富士の清らかな水っていう意味からではないのか?! また、伏見とは、伏水、つまり、その土地に水が潜んでいるという意味ではないか!! 京都の伏見で日本酒が有名なのは、やはり名水があったから!! ■柿田川の名称の由来■ 柿田川は古くは「泉川」と称されていました。 「駿河国新風土記」(1800)によると「泉川は伏見八幡の南窪より湧出し即大川となる・・」 また、「駿河志科」(1861)によると前記に加筆して、夏には益々湧出溢れるがこれは富士山の雪解けの水であって、地中をくぐって出てくると里人は言っているがそのとおりであり、柿田と言う地名がつけられたのは里の老人の話として、この地は用水に不足し乾き田であったことから『カキダ』といっていたが、後に柿田の文字に変えたと記しています。 柿田川は、一目見ればその透明感に圧倒される美しい川です。 富士山周辺に降った雨や雪が、数千年前の富士山噴火で流失した溶岩のなかを通り、その溶岩の南端である清水町にて地上に湧き出た地下水が柿田川のもととなっています。 国土交通省が行った分析によると、富士山周辺に降った雨や雪が、柿田川の湧き水になって地上に現れるまで、26~28年の年月がかかるそうです。 このように長い時間をかけて作り出された美しい自然を満喫できる公園ですが、市街地に位置しており、駐車場も広いため、手軽に訪問できるのもポイントです。 年間をとおして川の水温が15度に保たれていることもあり、夏でもひんやりしています。 時間は、ゆっくり見てまわって約1.5時間あれば、十分楽しむことができます。 ◆地底から水が湧き出ている「湧き間」 駐車場から順路にそって歩いて行く道は、木の板で整備されています。 周囲にはたくさんの緑があり、深呼吸がしたくなるような雰囲気です。 しばらく行くと、「湧き間」と呼ばれる湧水ポイントが現れます。 かつて製紙会社が使用していたとされる井戸の跡から、こんこんと水が湧いています。 ◆縁結びのご利益も「貴船神社」 公園内には貴船神社もあります。 これは、京都貴船神社本宮の分社です。 とても小さな神社ですが、敷地内の木には、真っ白なサワガニが生息していたりと、その雰囲気は特別です。 ◆コバルトブルーとはこのこと「湧水第2展望台」 ここにはデッキが用意されており、下を覗くと、コバルトブルーの湧き水を見ることができます。 どのくらいの深さがあるのか、水が透明すぎて、距離感が分からなくなりそうです。 ここは人気のポイントですので、誰も人がいないときに見たいという方は、早朝のお散歩がおすすめです。 第二展望台から見える湧き間は特に美しく、公園一のパワースポットともいわれています。 ◆湧き水が作り出す別世界「湧水第1展望台」 こちらからは第2展望台より、スケールが大きな景色を見ることができます。左を見ても、右を見ても湧き水と森、といった風景です。 大地から湧き出る水に押されて、砂は水中でさらさらと絶えず動いており、まるで生き物が生息しているかのような動きです。 柿田川を見た後、三嶋大社に行った。 ■三嶋大社■ 社名の「三嶋」とは伊豆大島・三宅島等から成る伊豆諸島を指すと言われ、主祭神は伊豆諸島の開拓神である。 (▲舞殿) 当社は、古代には伊豆諸島の噴火を畏れた人々から篤く崇敬された。 中世に入ると、伊豆国の一宮として源頼朝始め多くの武家からの崇敬を集めた。 近世以降は三島が東海道の宿場町として発達したことに伴い、東海道を往来する庶民からも篤く信仰された神社である。 三嶋大社の鳥居前町として発達、いつしか地名も大社に由来して「三島」と称されるようになったとされる。 著名な老木として、神門内にキンモクセイ(金木犀)がある。 この樹木はウスギモクセイ(薄黄木犀)の雄木で、樹齢約1,200年、樹高10メートル以上を測る老木・巨木である。「2度咲き」の性質を持つが、特に2度目の9月下旬から10月上旬にかけては淡黄色の花で満開になる。 このキンモクセイは国の天然記念物に指定されている。 ▲展示されている瓦の大きさに圧倒された。 11月2日~16日まで15日間の旅行も、これにて終わり。 ●エネオスで、レンタカーに給油。 ●トヨタレンタカー 三島新幹線口店で、レンタカーを返却。 ●11/2~16の全走行距離は、758㎞だった。 ●駅のドトールで、お茶しながら、時間待ち。 ●JR新幹線ひかり517号・岡山行の三島発が、15:46。 新大阪着17:57。 往きは、(熱海まで)「こだま」で3時間。 復路は(三島から)「ひかり」で2時間だった。 ●11871歩 毎度のことながら旅行中に親切にしていただいた、ガイドさんに感謝いたします。(-人-) にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.27 00:01:53
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