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カテゴリ:映画
クリスマス前の悪夢 奇妙で愛すべき住民が暮らす街、ハロウィンタウン。 カボチャ大王ジャック・スケリントンは、最高のハロウィン演出家として市長や市民たちに絶賛されながら、毎年毎年、ハロウィンの準備に明け暮れることに嫌気がさしていた。 彼はある日、親友の幽霊犬ゼロとともに、森の中で奇妙な形の扉がついた木を見つける。 その1つ、クリスマスツリーの形のドアをくぐり抜けると、そこは真っ白な雪と明るいデコレーションに包まれた街、クリスマスタウンだった。 初めて見るクリスマスの光景に魅せられた彼はハロウィンタウンに戻ると、早速クリスマスの研究に没頭。 ジャックを愛するつぎはぎ人形サリーは心配するが、彼はサンタの代わりにクリスマスを行うことを決意する。 ジャックはサンタに休暇を取ってもらおうと、ロック、ショック、バレルの悪戯っ子3人組を派遣するが、3人はボスのウーギー・ブーギーに引き渡してしまう。 そしてクリスマス・イヴ。 棺桶型のソリに乗ったジャックが人間界を訪れてプレゼントを配るが、ハロウィンタウンの住民たちが作った不気味なプレゼントに被害続出。 ジャックはにせサンタとして軍隊に攻撃される。 ようやく自分の愚かさに気づいた彼は、捕らわれのサンタを救い、クリスマスは無事に行われた。 沈む彼の側にサリーが寄り添い、ジャックは今まで気にも留めなかった彼女の優しさ、美しさに気づいた。 恐怖と怪奇に彩られた異世界で愛や優しさと無縁に育った青年が本当の愛に目覚めるまでを、美しい音楽と映像でグロテスクかつメルヘンチックに描いたファンタジー。 「シザーハンズ」「バットマン(1989)」のヒットメーカー、ティム・バートンがディズニー・スタジオ在籍中から温めていた企画(当初はTVススペシャル用)。 映画の中は、いろんなギャグがいっぱい。 たとえば、恐ろしい像の中に、ムンクの「叫び」が入っているとか 主人公、ジャックの犬は、鼻が光っているのを利用してサンタクロースのそりの先頭にたたす。 って、赤鼻のトナカイか!! この題名は、アメリカでよく知られている詩『クリスマスのまえのばん』("The Night Before Christmas"[クリスマスの前の晩])に倣ったもので、「クリスマス前の悪夢」の意。 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の原型はティム・バートンがディズニーのアニメーターとして働いていた頃に書いた詩である。 ★ジャック・スケリントン(Jack Skellington) 本作の主人公。丸顔の骸骨のような男性。 怖がらせることに天賦の才を持ち、ハロウィンタウンの住民たちには「パンプキン・キング(かぼちゃ畑の王)」と呼ばれている。 冒頭の登場シーンから分かるように、その正体はかかしである。 ★ゼロ(Zero) ジャックのペット。宙を自由に飛び回る幽霊犬。 普段はお墓に入っており、ジャックが足を叩くと出てくる。 色は白で足は無く、布のようにひらひらとしている。 瞳は真っ黒。 かぼちゃのちょうちんの鼻が明かりの役割をはたす。 ★サリー(Sally) 本作のヒロイン。死体から作られ、偶然心を持って生まれた継ぎ接ぎだらけの人形。 見た目は顔が青白く、口裂け女のような顔をしているが、心優しい性格でハロウィンタウンで唯一の良識人。 と気持ち悪いキャラばかりで、内容が不気味過ぎるという理由で結局テレビの企画は中止になってしまう。 その後しばらくは手つかずのままであった。 映画化にあたり、子どもにとっては内容が暗く不気味過ぎると判断したディズニーは、ディズニーの実写映画部門の1つであるタッチストーン・ピクチャーズの名義で公開した。 クリスマスや、ハロウィンに慣れているからか、1月5日とまだ正月休みなのか若い人の数が多かった。 「午前十時の映画祭」に選ばれるだけあっていい映画だった・・・。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.06 00:10:30
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