カテゴリ:里山・歳時記
2月初めは、陰暦の正月にあたり、暦日上重複または連続する日が多かったことから一部地域で、大晦日から正月にかけての行事の一部が節分の日に行こうして行われたことが全国に伝わり、現在では、大寒の末日で春に季節が変わる立春の前日をさすようになりました。 各地で行われている節分には、大晦日に行われる新しい年の年占い、厄よけや邪気を払う行事が伝承されています。 ●鬼やらいと厄払い● 社寺でその年の年男が 「福は内、小野は外」と唱えて炒った豆を鬼に打つ。 また、家庭では、家長(主人)または年男が炒った大豆を入れた升を神棚に供えて家族の幸せを祈った後、戸口や窓を開けて 「鬼は外、福は内」と唱えて豆をまく。 まかれた豆は家人が各々年の数より一つ多く拾って食べる。 これは年をまたいで健康に過ごせるようにといった願いがこめられている。 *旧浦河公会堂(元浦河協会)を設立した日本基督教会団体、赤心社(兵庫県出身団体)の創始者 鈴木清は、三田藩主九鬼家の家臣であったが、その九鬼家では 「鬼は内、福は外、富は内」と唱えた。 主人は恵方(新しい年神、歳徳神を迎える方位)に座り、年男が先の言葉を唱え主人に打ちつけた。 これは、鬼の字が姓についているための工夫である。 ■北海道・札幌;野外博物館:北海道開拓の村■ ■18日間北海道ドライブ旅行■ ■北海道歳時記:秋の彼岸■ ■北海道歳時記:秋じまい・庭じまい■ ■北海道歳時記:餅つき■ ■北海道歳時記:節分、豆占い■ ■北海道歳時記:ひなまつり■ ■北海道歳時記:半夏生(はんげしょう)■ ■北海道歳時記:北海道の七夕■ ■北海道歳時記:竹細工■ ■北海道歳時記:盆踊り■ ■北海道歳時記:節分ヤイカガシ■ ■北海道歳時記:雛祭■ ■北海道歳時記:雛おくり■ ■北海道歳時記:八十八夜■ ■北海道歳時記:ローソクもらい■ ■北海道歳時記:お九日(くにち)■ ■北海道歳時記:ふいご祭■ ■北海道歳時記:漁村の正月、農村の正月■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.03 00:00:58
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