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2022.02.19
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カテゴリ:映画
フレンチ・ディスパッチ

物語の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。
米国新聞社の支社が発行する雑誌で、アメリカ生まれの名物編集長が集めた一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍。
国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。
ところが、編集長が仕事中に心臓まひで急死、彼の遺言によって廃刊が決まる。
果たして、何が飛び出すか分からない編集長の追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、思いがけないほど泣ける、その全貌とは──?

『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督の長編10作目。
雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の編集部を取り巻く物語を描く。

 「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」というのがこの映画のタイトルだけど長すぎるから省略。
★■ダージリン急行■(2007年)
★■ファンタスティック Mr.FOX■(2009年)
★■ムーンライズ・キングダム■(2012年)
★■グランド・ブダペスト・ホテル■(2014年)
ウエス・アンダーソン監督の映画、大好き!!
 映画の内容は、
■「自転車レポーター」記者のサゼラックが編集長の愛した街アンニュイ・シュール・ブラゼを自転車で一巡しながら紹介。

■「確固たる名作」記者ベレンセンが超個性的な画家で囚人のモーゼスと、彼のミューズで看守のシモーヌとの驚くべき関係を記事にしたためる。

■「宣言書の改定」記者ルシンダが、“若き理想主義者運動”を立ち上げたリーダーのゼフィレッリと会計士ジュリエットが関わる学生運動、その青春の激しさと甘さを間近で捉える。

■「警察所長の食事室」記者ローバックが警察署長お抱えの天才シェフ・ネスカフィエのお手製絶品料理を優雅に堪能する。
ポップかつシニカル、そして大胆な脚本。
キャッチーな色彩とディテールで構築されたセットや小道具の数々。
精巧な構図とカメラ移動で生み出されるマジカルな空間演出。
そしてひとクセもふたクセもありながら誰もが愛さずにはいられない登場人物たち……。

 今回も、魅力的な画面だった。
舞台のカキワリかと思うようなセットだったり、どこの国もいつの時代の町なんだろうと思ったり・・・。
小道具も、かわいい♪
パソコンではなくて、タイプライター!
ラジオやジュークボックスなどなどかわいいものがいっぱい♪
アンダーソン作品に登場するキャラクターたちは、みんなどこかこじれていて風変りだが、魅力的。
アメリ
ミックマック
天才スピヴェット
の監督、ジャン=ピエール・ジュネと同類のにおいがするのだが・・・。
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Last updated  2022.02.19 00:08:34
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