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2022.03.18
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カテゴリ:トリビア
■大江戸美味草(むまそう)紙:杉浦日向子■
お江戸の「いろは」を知りたくば本書を開いてみてください。
たとえば、初鰹のイキな食し方とか、江戸時代前ファーストフード、寿司、そば、てんぷらの始まりなどなど、思わずよだれがでちゃいそうな
オイシイ話がたくさん・・・。
一読「目からウロコ」、これであなたも「江戸通」まちがいなし!

みをつくし料理帖■が大好きだから、もっと江戸時代のことを知ろうと読んだ本が面白かった。

しかし、この本のタイトルが気になって調べてみた。
「大江戸美味草(むまそう)紙」。
「美味」と書いて、「うま」ではなく「むま」とフリガナをふっている。

 じつは、この春読んだ、高校の古典の教科書に

梅一りん 一りんほどのあたたかさ

という俳句に「梅」のフリガナが「むめ」になっていて、誤植ではないかと思ったことがあった。
(自分がよく間違うので・・・。)

大昔(うめ)→中世(むめ)→現代(うめ)となったということだそうだ。
 子どもの頃、「ムジナ」を「ウジナ」と言う人を沢山知っているが、このことだったのかと納得した。
※書紀(720)推古三五年二月(岩崎本訓)「陸奥国に狢(ウジナ)有りて人に化(な)りて歌(うたうた)ふ」

母などは、馬を「うんま」というように発音していたが、「ん」は「む」かもしれない。
 もっと知りたい人は、■「連濁はいつ起こるのか?」■というページに詳しい。

「梅」は「むめ」だった?
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Last updated  2022.03.22 00:04:59
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