テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
初の日本地図に隠された、驚くべき秘密とは・・・? 千葉県香取市役所で働く総務課の主任、池本保治は、市の観光振興策を検討する会議で大河ドラマの製作を提案。 苦し紛れの策だったものの提案が通ってしまい、池本を中心に、郷土の偉人「伊能忠敬」の大河ドラマの企画が始まる。 しかし、企画が進行するにつれ、伊能が日本地図完成の3年前に亡くなっていたことが発覚。 そして、地図を完成させるために伊能の弟子たちが命懸けで挑んだ隠密作戦の事実が浮上する。 立川志の輔の創作落語「大河への道―伊能忠敬物語―」を、『記憶にございません!』などの中井貴一主演で映画化。 「伊能忠敬」の大河ドラマを制作しようと奔走する千葉県の市役所職員が、史上初の日本地図を完成させた人物が伊能忠敬ではないことを知ってしまったことから始まる物語が描かれる。 『二度めの夏、二度と会えない君』の中西健二が監督を務め、松山ケンイチ、北川景子らが共演。 日本地図を作った伊能忠敬を大河ドラマにして、観光客をよぼうという魂胆。 大河ドラマや朝ドラって全国に流れるから、けっこう市の観光課はやっているのだろう。 ■鎌倉殿の13人が始まる前に、伊豆に行ったが観光ガイドさんは、始まる前から、観光客を期待していた。 「地球の大きさを知りたいのです」 by伊能忠敬。 もともと伊能忠敬は地図を作りたいと思っていなかった。 緯度を測ることで、地球の大きさを知りたいと思った。 緯度を測るには、藩を越えていかなければならない。 江戸時代、自由に藩を越えることは許されないので、幕府の募集した「日本地図を作る人、募集」に応募したという。 「地球の大きさを知りたい」なんて、学者か!! 夢とロマンを抱き55歳から地図作りを始めた伊能忠敬。 根気と執念で日本全国を測量すること17年。歩いた距離は地球一周分。 このドラマは、現在と江戸時代を行ったり来たりする。 主演の中井貴一はもちろん、松山ケンイチや北川景子もみんな二役だ。 ★江戸時代の北川景子は、伊能忠敬のかつての妻役。 縞の着物を着ていた。 これは、唐桟という模様。 細番の諸撚(もろより)綿糸で平織にしたもの。 紺地に浅葱(あさぎ)、赤、茶などの色合をたてじまに配し、羽織や着物地に用いる通人向きの高価なもの。 帯は、小さめに吉弥結びというらしい。 前垂れ(あえて前掛けではなく)も含めて素晴らしい。 鏑木清方の■随筆集 明治の東京■で書いてあったが、昔は、男であれ女であれ、前垂れをつけていた。 まさに、通人らしい着方だった。 ★中井貴一のとぼけたあじは、いつもながら可笑しかったが、それ以上に、松山ケンイチが面白かった。 ★香取市って、佐原のことだったのか。 映画の中に出ていた川のほとりにある古い商家を利用した店でランチを食べたことがある。 懐かしや・・・。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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