テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
■君を想い、バスに乗る■ 人生は乗り合いバスのように出会いが過去と未来を紡いでいく。 最愛の妻を亡くしたばかりのトム・ハーパー(ティモシー・スポ―ル)はローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の壮大な旅に出ることを決意する。 目指すは愛する妻と出会い、二人の人生が始まった場所―。 行く先々で様々な人と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、妻と交わしたある“約束”を胸に時間・年齢・運命に抗い旅を続けるトムは、まさに勇敢なヒーローだ。 愛妻との思い出と自身の“過去”ばかりを見つめていたトムが、旅を通して見つけたものとは・・・? (▲ランズエンド) 脚本を手掛けたジョー・エインズワースが、彼の父と義父の「高齢者向けの無料バス乗車券を使ってどこに旅をするか」という会話から着想を得て、この物語が完成した。 2021年夏にイギリスで公開され、英インディー映画界にて『ファーザー』『スーパーノヴァ』に続く第3位の興行収入を記録。 主人公、トムは、■最果ての村:ジョン・オ・グローツ■に住んでいる。 トムは、90歳で、足もともおぼつかない。 そのトムがフリーパス(無料の乗車券)を利用して、イギリス最南端の地、ランズエンドに行くという。 イギリスでは「ランズエンドからジョン・オ・グローツまで」という言い方がある。 一番南の「ランズ・エンド」から北の果て「ジョン・オ・グローツ」までということで 「究極の旅路」や「かなりの距離」という意味。 スコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツとともに、「地の果て」の象徴とされる■ランズエンド■。 もともと、トムは、ランズエンドに住んでいた。 後に、「遠くに行きたい」という妻の希望で、「究極の遠く」ジョン・オ・グローツに住む。 妻の死後、今度は、ジョン・オ・グローツからランズエンドにバスで向かう。 なぜ、バスなのか? ここで私の妄想が入る。 ジョン・オ・グローツからインバネスまでは、バスで行く。 ■(▲インバネス駅)■ インバネスからエディンバラまで鉄道。 (▲エディンバラ駅) 乗り換えて、エディンバラから、ロンドンまで鉄道。 ロンドンから乗り換えて、プリマスへ鉄道で行く。 プリマスからバスで終点・ランズエンドへ。 この行き方だと早いし、確実に行けるのに・・・。 と、鉄道大好きの私は妄想する。(⌒∇⌒) 途中、■嘆きの谷・グレンコー■によく似た所が出てきた。 イギリスは、素晴らしい!! 監督は、Gillies Mackinnon 。 Macという名前はスコットランド出身。 美しいスコットランドの景色に、スコットランド愛を感じた。 途中で、いろいろあり、その姿が、ネットに上がる。 今時だな・・・。 (▲ランズエンド) 無事、ランズエンドに着けるのか? そこに何が待っているのか? 彼の目的は何だったのか? 心温まる映画だった。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.28 10:41:30
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