テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
■早春賦■♪音が出ます!
春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず 時にあらずと 声もたてず 春を待ちわびている人々の思いや朗らかな風景を表現した日本の名曲「早春賦」。 ■題名の「賦」とは■漢詩を歌うこともしくは作ることを指し、「早春に賦す」が原義である。 そのせいか、難しい言葉が多い。 はるはなのみのかぜのさむさや というところを 「春花の実の~」と歌っている人がいたが、私も大きな間違いをしていた。 それは2番。 氷とけさり あしはつのぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日も昨日も 雪の空 今日も昨日も 雪の空 2番の1行目の 氷とけさり あしはつのぐむ を氷が解け去ったので、足がつのぐんだと思っていた。 つのぐむって、足がのんびりする、みたいな感じかな・・・ と思っていたが、違った・・・。 正解は、「葦はつのぐむ」。 氷は解け 葦(あし)は芽吹くという意味。 「つのぐむ」は、葦が芽吹く時、鹿の角が生えたように見えることから 「角ぐむ」というらしい。 ■早春賦■ 時にあらずと:まだその時ではないと つのぐむ:芽が出始める さては時ぞと:今がその時だと 思うあやにく:思ったのに、あいにく 知らでありしを:知らないでいたものを へえぇ~~!!へえぇ~~!! 立春が過ぎたが、春は名のみで風が冷たい今日このごろである。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.06 00:11:43
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