テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
人生の出来事、そのひとつひとつが映画になった。 映画館を初めて訪れて以来、映画に心奪われるようになった少年サミー・フェイブルマンは、母親からカメラをプレゼントされる。 家族の休暇や旅行の記録係となった彼は、しだいに妹や友人たちが出演する作品を制作するようになるが、サミーを応援し支える母親とは反対に、父親は単なる趣味にすぎないと考えていた。 そんな両親の間で葛藤するサミーだったが、引っ越し先の西部で出会う様々な出来事によって、その未来は大きく変わっていく。 映画に心を奪われた1人の少年の成長と夢を追う姿を描くヒューマンドラマ。 「ジョーズ」、「ET」、「ジュラシック・パーク」シリーズのスティーヴン・スピルバーグがメガホンをとり、自身の原体験を描く。 スピルバーグ監督について改めて調べてみた。 ★スピルバーグが長年1947年生まれと偽ってきたためで、1946年生まれが正しい。 Spielberg(シュピールベルク)というドイツ語の姓は直訳すると「芝居山」という意味で、祖先が17世紀に居住していたオーストリアの町の名前に由来する。 ★ユダヤ人であったほか、 ディスレクシア(失読症もしくは難読症、学習障害の一種)のために同級生より読み書きを修得する速度が遅く、このためいじめも受けたこともあった。 ★1971年には『刑事コロンボ』の第3作目である「構想の死角」で監督を務めた。 ★1997年のアカデミー賞では、ホロコーストを描いた『シンドラーのリスト』で作品賞、監督賞を受賞する。 スピルバーグは、この作品の製作に意欲的で報酬を断っている。 また映画製作と並行し、ホロコーストの生存者が存命のうちに証言を映像で記録し、収集保管を趣旨とする「Survivors of the Shoah Visual History Foundation」(ショアー生存者映像歴史財団)の創設準備に取りかかり、5万人の証言を集めることを当初目標にかかげる。 ◎ユダヤ人であるスピルバーグ監督にとって、ホロコーストは、他人事ではなかったのだろう。 ★サミー少年の家の食事風景がすごい。 紙のテーブルクロス、紙の皿、紙のコップ、プラスティックのカトラリー。 皆の食事が終われば、食器を、テーブルクロスにまとめて捨てる。 アメリカといえど、1950年代って今よりも使い捨てが少ないのに、なぜ?と思っていたら母親が ピアニストで手を大事にするからだとか。 甘やかしすぎ!! 作る映画、作る映画全て大ヒット。 人生に辛い事などないと思っていたスピルバーグだが、ユダヤ人差別で学校でいじめにあったり、ディスレクシア(失読症もしくは難読症、学習障害の一種)だったり、両親の離婚という考えられないほど辛い少年時代を生きてきたことを知った。 ■エンドロールのつづき■ ■バビロン■ ■エンパイア・オブ・ライト■と映画愛溢れる映画が続いている。 この映画はアカデミー賞7部門ノミネート作品。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.09 00:01:31
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