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カテゴリ:トリビア
うさぎは多産なことから、イースターでは豊穣と生命の象徴として登場しています。うさぎは、肉食動物から狙われる被捕食動物であるため、妊娠サイクルも短く、たくさん子供を産んで種を維持しており、そんな生態が豊かな命の営みや春の躍動感を感じさせ、キリストの復活というお祝いの意味付けに一役かっているからなのでしょう。 イースターのうさぎは「野うさぎ」で、うさぎの食物である草が、春先に茂りはじめ、うさぎも繁殖を始める時期であることからも、春の躍動感とリンクした動物というイメージがあることも理由でしょう。 なお、うさぎが登場するのは西欧のイースターだけで、東欧では登場しません。 古くから、縁起の良い動物として扱われてきたうさぎ。 キリスト教の重要な役割を担っていたなんて知ったら、あらためて見直してしまいますね。 イースターは「春分の日以降、最初の満月の日の次に来る日曜日」に祝うため、毎年日付が大きく変わります。 2023年のイースター(復活祭)は4月9日(日曜日)。 クリスマスツリーがクリスマスのシンボル、かぼちゃがハロウィンのシンボルであるように、イースターにもシンボルがあります。 それが、「イースターエッグ」と「イースターバニー」! お店で見る卵やうさぎは、イースターグッズだったんですね。 イースターエッグとは、最近ではプラスチックやチョコレートでつくられたものが多いですが、卵そのものを指します。 卵は生命のはじまりの象徴であり、殻のなかにいる時間を経て、殻を割って生まれてくる様子が、 キリストの復活を表していることからシンボルとなっています。 続いてイースターバニーは、うさぎが多産であることから、豊穣や繁栄のシンボルとされていることがもとになっているそうです。 ちなみに、モアイ像で知られるイースター島。 1722年、オランダ海軍がこの島を発見した日がイースターだったため、「イースター島」という名をつけたそうですよ。 島の名前になってしまうほど、昔から特別な祝祭だったんですね。 ■卯は跳ねる■ ■雪ウサギ■ ■うさぎ神社■ ■三月ウサギ■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.11 19:01:22
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