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2023.04.11
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テーマ:国内旅行(1458)
カテゴリ:国内旅行

■3月24日-3■
熱田神宮、名古屋城を見た後、ホテルに行き、荷物を置いてホテルの近くにある「四間道(しけみち)」などを廻った。

四間道
名古屋に城下町ができるまで、尾張の中心地は清須(きよす)でした。
しかし、徳川家康の命で名古屋城築城とともに名古屋の街が作られ、清須から武士・町人・寺社などがそろって移動。
これが有名な「清須越」です。
城下町は計画的に作られ、身分により居住地を分割。

堀川の両側には、水運を利用する商家が立ち並び、物資の集散を行うため商家の玄関は堀川側を向き、土蔵は家の裏手に作られました。
堀川に沿って土蔵が立ち並ぶ四間道は、こうしてできたものです。

四間道は、名古屋市町並み保存地区に指定されており、都市景観賞も受賞しています。

なぜ、「四間道」というの?
元禄13年(1700年)の大火により1640軒余りの町屋が焼失。
そこで尾張藩4代藩主の徳川吉通(とくがわよしみち)は、商家の延焼を避けるため、堀川沿いの商家の裏道幅を4間(約7メートル)に拡張させ、それが語源になったともいわれています。
「湿気道」「四軒道」が由来との説もあります。

●五条橋●
五条橋は、名古屋城築城と同時に開削された堀川で初めて架けられた橋です。
元は清須を流れる五条川に架かっていましたが、「清須越」の際一緒に移されました。
その後、何度も改築され、現在の橋は昭和13年のもの。

鉄筋コンクリート造りであるものの、木橋の形をそのまま残していて、石の欄干、石畳、御影石の親柱、擬宝珠(ぎぼし)が特徴。
名古屋市の都市景観重要建築物に指定されています。

慶長年間の「清洲越し」で清洲の五条川にあった木造の橋をそのまま名古屋に移したため名称ももとのままとしています。
昭和13年に木造の橋に似せた意匠で架け替えられたRC造の三径間桁橋です。
御影石の親柱、高欄、擬宝珠、石張舗装が落ちついたイメージをさらに助長しています。


▲川のそばに下に降りる階段があって、かつての川の利用が想像できる。


▲桜橋▼桜橋の電飾?がきれい▼


屋根神
 昔の面影が残る名古屋の町を歩くと、民家の屋根に設けられた小さな祠(ほこら)を目にすることがある。
この屋根の上の祠は「屋根神様」などと呼ばれ、名古屋市域で多くみられる。
「軒の神様」、単に「神様」などと呼ばれることもあり、
このような信仰の形は全国的にみても珍しいものである。

屋根神のはじまりは明治初期からで、昭和初期に広まったと考えられている(芥子川律治『屋根神さま』)。

毎月1日と15日になると幕を張り、「熱田神宮」「秋葉神社」「津島神社」の提灯を揚げた。
味噌や米、御神酒などを供えて、あたりが薄暗くなるとかがり火を焚いた。

これらの役割は1ヶ月ごとに交代するので月番(つきばん)といった。
前月の月番の家から「神様当番」と記された札を受けると玄関にかけておき、役割を終えると次の月番の家に札を回した。

この屋根神がまつられなくなったのは昭和30年代である。
そのころには、屋根神の前でかがり火を焚くことが難しくなっていた。
生活の中で焚きものを使うことも少なくなっており、火難除けの意義も薄れていた。


▲名古屋名物「どてやき」。食べなかったけど・・・。

■2023.3月23日(木)■愛知県・名古屋市・有松
■3月24日-1■愛知県:名古屋市・熱田神宮
■3月24日-2■愛知県:名古屋城
靴●15554歩
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Last updated  2023.04.11 19:01:31
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