テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
二匹の小さなうさぎが、広い森のなかに、住んでいました。 二匹は毎日、一日中楽しく遊びました。 あるとき、ニ匹で遊んでいる最中、黒いうさぎが座り込み、とても悲しそうな顔をします。 どうしたのか訊ねる白うさぎに、黒うさぎは言います。 「ぼく、願いごとをしているんだよ。 いつも いつも、いつまでも、君といっしょにいられますようにってさ。」 二匹は手を握り合い、たんぽぽの花を摘んで耳にさしました。 他のうさぎたちや、森に住む動物達がやってきて、月の光の中で結婚式のダンスを踊ります。 白いうさぎと黒いうさぎのやさしい愛の物語が墨絵のような濃淡でやわらかく語られます。 森の情景の美しさ、こずえの葉のそよぎ、草のにおいまでが2匹のうさぎを祝福しています。 「ずっと一緒にいたい」という想いを託して、大好きなあの人へのプレゼントに! 内容紹介(情報提供:絵本ナビ) うちにある「しろいうさぎとくろいうさぎ」は今から40年以上前にバザーでピンと来て買ったもの。 表紙のイラストの可愛らしさに、中も見ないで買ったけれど、買ってよかったと今もあの時を思い出す。 それから何年かして、今度、ピンと来たイラストの本があった。 それが「大草原の小さな家」シリーズ。 イラストは、ガース・ウィリアムズ。 「しろいうさぎとくろいうさぎ」は、文章もウイリアムズ。 白いウサギと結婚する黒いウサギの物語である。 この本は異人種間の愛というテーマを連想させるために、アメリカ南部の図書館では開架から撤去されるケースもでて、論争を呼んだ。 ウサギたちを二つの異なる色彩で描いたのは読者が違いをすぐに見分けられるからだとする人もいたが、一方で、白と黒のモチーフは陰陽(つまり「男と女」ただし、色と性別の組み合わせは逆転している)を示唆するものだという人もいた。 ■卯は跳ねる■ ■雪ウサギ■ ■うさぎ神社■ ■三月ウサギ■ ■イースターはなぜうさぎ?■ ■「兎と亀」の続編「負け兎」■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.01 09:27:56
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