テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
■歌詞:童謡・唱歌『待ちぼうけ』■
待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良稼ぎ そこに兔がとんで出て ころりころげた 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ しめた これから寝て待とうか 待てば獲物が驅けてくる 兔ぶつかれ、木のねっこ 株を守りて兎を待つとは、古い習慣にこだわって、時勢の変化に応じた処理ができず進歩がないこと。 一度味を占めたことにとらわれて、融通が利かないことのたとえ。 ●語源・由来● 株を守りて兎を待つは、『韓非子』の次の故事に由来する。 昔、中国宋の農夫が、切り株にウサギがぶつかって死んだのを見た。 それ以来、これと同じ事が起きてウサギが手に入るのではないかと思い、仕事をしないで毎日その株を見守っていたが、結局何も起きず、ウサギは捕れなかった。 この話から、古い習慣や過去の経験にこだわって、進歩がないことを「株を守りて兎を待つ」と言うようになった。 「待ちぼうけ」は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の唱歌(童謡)である。 1924年(大正13年)に、満州唱歌の一つとして発表された。 ♪満洲唱歌♪ 満洲唱歌(まんしゅうしょうか)とは、 1924年(大正13年)から太平洋戦争終戦にかけて満洲で発行されていた教科書(唱歌集) 『満洲唱歌集』・『満洲小学唱歌集』・『ウタノホン』に収録された歌の総称。 ♪『待ちぼうけ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。 1924年発行の『満洲唱歌集』に収録された。 満洲唱歌用に作られた作品であったが、その後内地でも流行した。 1940年の大改訂で削除された。 『ペチカ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。 1924年発行の『満洲唱歌集』に収録された。 今回、はじめて「まちぼうけ」の歌の裏にある、中国のことわざや、「満州唱歌」のことを知った。 ■卯は跳ねる■ ■雪ウサギ■ ■うさぎ神社■ ■三月ウサギ■ ■イースターはなぜうさぎ?■ ■「兎と亀」の続編「負け兎」■ ■しろいうさぎとくろいうさぎ■ ■うさぎ小屋と動画■ ■世界一有名なウサギ・ピーター・ラビット■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.01 12:13:13
コメント(0) | コメントを書く
[トリビア] カテゴリの最新記事
|
|