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カテゴリ:国内旅行
■2023.5.27-1 夏目漱石の小説にも出てくる有名な愛媛県の道後温泉に行った。 改装中だが営業している。 ●道後温泉● 日本三古湯のひとつ、3000年以上の歴史を持つ愛媛県松山市・道後温泉。 日本最古の温泉であり、一羽の白鷺がここの温泉で傷を癒していたのがそのはじまりとされています。 『古事記』や『万葉集』にも登場し、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台にもなった場所です。 公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定され、 経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されている道後観光の中心、道後温泉本館。 増築を繰り返し現在の姿に。 明治27年の改築当初は北側(写真左)の神の湯棟だけでしたが、 明治32年に皇室専用浴室の又新殿(ゆうしんでん)が東側に増設。 その後、南から西側にかけて浴室や札場などが増築されて現在の本館の姿になりました。 このように増築を重ねていったため、館内は廊下や階段が複雑に入り組んでおり、 スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったともいわれています。 道後温泉本館前の「足湯」の屋根には有名人4名が足湯に入っています。 左から夏目漱石が猫を抱いて、聖徳太子が何かを読んで、 正岡子規が団子を食べています。 4人目は、松山観光の基盤を築いた伊佐庭如矢。 白鷺組のヘルメットかぶった鳥(多分白鷺)がいます。 今回も町の案内をガイドさんにお願いした。 「坊ちゃん列車」もとまる、道後温泉駅。▼ レトロな味わいの駅。 坊っちゃんカラクリ時計は、道後温泉本館100周年を記念して作られたカラクリ時計です。 道後温泉駅前の放生園にあり、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにした外観となっています。 8:00から22:00まで1時間ごとに、楽しい音楽に合わせて時計がせり上がり、夏目漱石の小説坊っちゃんの登場人物が次々に登場します。 坊っちゃん、マドンナ、赤シャツなど、見ている人の笑いを誘い人気の観光スポットとなっています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●「伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)● 道後山腹に鎮座する「伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)」。 国の重要文化財に指定されている八幡造りの社殿は、日本に3つしかない貴重なもので、 その壮麗な姿を間近で見ると圧倒されること間違いなしです。 道後温泉駅前にある伊佐爾波坂を上ると、目の前に長い石段が見えます。 その奥に見えるのが、伊佐爾波神社です。 石段の下からも見えた朱色の楼門は、間近で見ると息をのむ美しさ…! 入口前方の張り出した部分に、曲線を描く唐破風の向拝があるのが特徴です。 拝殿も色鮮やかで見ごたえがあります。 伊佐爾波神社は創建について詳細が不明ですが、 延喜年間(901~923)につくられた延喜式に載っている古社であることから、 1000年以上前から信仰を集めてきたとされています。 社殿をぐるりと見まわせるのも、回廊を歩く醍醐味のひとつ。 そり返るようなカーブを描く茅葺屋根が美しいですね。 屋根の下には、海老のような形をした蝦虹梁(えびこうりょう)も。 極彩色が施されているのが特徴で、朱色の建物の中で独特な存在感を放っています。 道後には、若き日の正岡子規の姿が。 野のボール=野球という名前の名付親の子規のユニホフォーム姿。 上人坂(しょうにんさか)をのぼった。 上人とは、ここでは一遍上人をいう。 宝巌寺は、正岡子規が伊予出身の第一の豪傑と評した一遍上人の誕生地。 境内には子規の句碑「色里や十歩はなれて秋の風」や斎藤茂吉の歌碑が立つ。 子規と漱石が吟行に来たという。 坂の途中に有名な俳人、夏井いつき氏の家が!! 車のナンバープレートがさすが!! 小さな場所に見どころ満載の道後は、観光客で賑わっていた。 ■四国へ■2023.514~5月28 ■5月14-1■フェリーで四国へ/人形浄瑠璃■ ■5月14-2■徳島城公園と蜂須賀家■ ■5月15■徳島市・眉山/藍の館他■ ■5月16■徳島県:重伝建の島・出羽島(てばしま)■ ■5月17-1■高知県:室戸岬/ジオパーク/弘法大師伝説■ ■5月17-2■高知県・室戸市:重伝建:雨風から家をまもる■ ■5月17-3■高知県:モネの庭■ ■5月18-1■高知県:安芸市のシンボル野良時計等■ ■5月18-2■高知県:弁天座・絵金・牧野植物園■ ■5月19-1■高知県:高知城■ ■5月19-2■高知県:龍馬の生まれた町■ ■5月20■高知県と愛媛県にまたがるホテル■ ■5月21■高知県:カルスト公園・天空の道/屋根のある橋■ ■5月22-1■四万十川:沈下橋と遊覧船■ ■5月22-2■四万十市郷土博物館/安並水車/足摺岬■ ■5月23-1■足摺岬/ジョン万次郎■ ■5月23-2■見残し海岸/宿毛市・林邸■ ■5月24-1■愛媛県:宇和島城/天赦園■ ■5月24-2■宇和島の町/宇和島橋/西予市町歩き■ ■5月25-1■木蝋で栄えた重伝建の町・内子、内子座■ ■5月25-2■大洲市:晩翠荘/臥龍山荘■ ■5月25-3■大洲城/「お道を」/伊予市・下灘駅■ ■5月26-1■松山城/子規堂■ ■5月26-2■松山市の華麗なる萬翠荘(ばんすい)/愛媛県庁/三津の渡し■ ■5月26-3■漱石の足跡/三津の渡し■ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.09.19 21:28:22
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