カテゴリ:里山・歳時記
(■富良野の近くに鳥沼公園■) ■北海道歳時記:門別町の秋祭り■ 門別町は、明治2年から4年までは、沙流太(さるふと)を中心とする西地区は仙台藩が波恵(はえ)、恵能舞(けのまい)、厚別のひがし地区は彦根藩が分領支配した。 その後、明治42年に、これら9か村が合併して門別村を成したが、字ごとに神社が建立され、それぞれに祭礼行事を行っている。 本町にある門別稲荷神社例祭は9月7日が宵宮で8日が本祭である。 以前は境内で子供相撲や青年団の素人芝居などが行われたが、現在は食べ物屋や露店が店開きし、カラオケ大会を行ってまつりを盛り上げている。 本祭には猿田彦により露払い、神興渡御(とぎょ)、稚児行列と、船などを仕立てた山車(だし)も加わり、地域住民総出のまつりがも催されている。 慶能舞(けのまい)村、現在の清畠八幡神社は、明治39年に創建され、春秋のまつりとともに賑やかであった。 4月15日の春まつりは総代と神社役員のみで執り行われているので、住民が参加するまつりは9月14日と15日の秋まつりで、ドサンコ競馬が賑やかであったが、今では子供相撲へと変わった。 平賀村の津峰神社は徳島県宮岡の津峰神社のご分霊をまつり、春秋例祭は4月7日と9月7日に行っている。 かつては秋まつりに子供盆踊りや子供相撲があった。 このように字(あざ)ごとの神社例祭は、地域の子供たちによる相撲の奉納を中心に行われ、それは村人の大きな楽しみであった。 嫁たちは生家の神社例祭に里帰りが出来たので、その日を心待ちに待ったという。 北海道に行ったとき、■富良野の近くに鳥沼公園■というところがあった。 誰もいない公園に神社の跡が・・・。 ここには、かつて、里があり、お参りの人が集ったのだろうと思った。 秋まつりに相撲を奉納するのは、相撲はもともと神事で、土俵は神の降り立つ場所と言われていたから。 茨城県南部の行方、広大な田園が、実りの季節を迎えています。 この地では、収穫の前に、奉納相撲が催されます。 相撲はもともと神事、土俵は神が降り立つ神聖な場所、四股を踏んで邪気を祓い、地霊を呼び起こします。 西を田んぼ、東を畑に見立て、勝った方がより豊作だという占いでもありました。 奉納相撲が終わると、いよいよ稲刈りです。 ■「奉納相撲」 (茨城県 行方)■ ■18日間北海道ドライブ旅行■ ■北海道歳時記:秋の彼岸■ ■北海道歳時記:秋じまい・庭じまい■ ■北海道歳時記:餅つき■ ■北海道歳時記:節分、豆占い■ ■北海道歳時記:ひなまつり■ ■北海道歳時記:半夏生(はんげしょう)■ ■北海道歳時記:北海道の七夕■ ■北海道歳時記:竹細工■ ■北海道歳時記:盆踊り■ ■北海道歳時記:節分ヤイカガシ■ ■北海道歳時記:雛祭■ ■北海道歳時記:雛おくり■ ■北海道歳時記:八十八夜■ ■北海道歳時記:ローソクもらい■ ■北海道歳時記:お九日(くにち)■ ■北海道歳時記:ふいご祭■ ■北海道歳時記:漁村の正月、農村の正月■ ■北海道歳時記:節分・鬼やらいと厄払い■ ■北海道歳時記:歯固め■ ■北海道歳時記:正月と主な行事■ ■北海道歳時記:八朔の馬供養■ ■北海道歳時記:夏祭り・神社例祭(道東)■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.09.07 00:07:47
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