テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
これは運命の出会い?! 二人の息子の母であるフィリッパ・ラングレー(サリー・ホーキンス)は職場で上司に理不尽な評価を受けているが、別居中の夫ジョン(スティーヴ・クーガン)からは生活費のために仕事を続けるよう促され、苦悩の日々を過ごしていた。 ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの『リチャード三世』を観劇したことで、彼女の人生は一変する。 シェイクスピアの史劇により冷酷非情な王として名高いリチャード三世も、自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いた彼女は、リチャード三世の真の姿を明かそうと遺骨探しに没頭していく……。 500年以上にわたり行方不明だった英国王リチャード三世の遺骨を発見したアマチュア歴史家の実話を映画化。 薔薇戦争の末期、世の中に平穏が訪れようとした頃、醜悪な容姿と不自由な身体を持つグロスター公リチャードは、王となることで全ての人々を嘲笑し返そうと屈折した野心を燃やしていた。 やがて彼は兄王エドワード四世の病死を契機に、暴虐の限りを尽くして王位を奪う。 しかし、明晰な頭脳を誇ったはずの彼にも思わぬ誤算があったー。 シェイクスピア初期の傑作を、原文のリズムにこだわった名訳でおくる決定版。 リチャード三世のイメージは、シェイクスピアによって悪名高き王として決定付けられた。 一方で、リチャード3世の悪名はテューダー朝によって着せられたものであるとして、汚名を雪ぎ「名誉回復」を図ろうとする「リカーディアン (Ricardian) 」と呼ばれる歴史愛好家たちもおり、欧米には彼らの交流団体も存在するという。 しかし2012年9月に遺骨が発見されるまで埋められた場所も分からなかったそうだ。 遺骨発見までの物語を歴史好きな素人目線から描いている。 しかも、主人公は、夫と別居、難病を抱えている。 女だから、病気だから、アマチュアだから。 レッテルで評価され本気に取り上げられないなか折れずに走り続けるフィリッパ。 ひとりの主婦の情熱が歴史を覆した驚きの実話! 調査が終了した遺骨はレスター大聖堂(英語版)に「国王の礼をもって」再埋葬された。 その時のベネディクト・カンバーバッチ(遺体のDNA分析で血縁者と判明)の朗読によって捧げられことにビックリ!! ■イングランド王 リチャード三世■ ■リチャード三世の発掘と再埋葬■ ★ベネディクト・カンバーバッチ、作品★ ★「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」 ★「1917 命をかけた伝令」 ★「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」など見たことがある映画も多い。 ベネディクト・カンバーバッチは、 2018年5月、ハリウッドの男女賃金格差問題に関し、これからは女性共演者にも平等な出演料が支払われる作品にのみに出演する考えであることを明らかにした。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.12 12:06:54
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