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2024.01.11
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カテゴリ:映画
ショコラ

罪深き美味しさ。

フランスの小さな村に赤いマントの女性ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)とその娘が越してきた。
伝統と規律を重んじるその村で、母娘はチョコレート・ショップを開店する。
その店内は見たこともない美味しそうなチョコで溢れ、村人たちは自分の好みにピタリとあわせて勧められるチョコの虜になっていく。
村の雰囲気も明るく開放的になっていくが、昔からの伝統を守ろうとするレノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)の反感を買うことに。
アカデミー賞5部門にノミネートされた、珠玉の人間ドラマ。
幸せを運ぶ不思議なチョコレートを売る母娘と周囲の人々との交流を描く、ハートウォーミングな感動作。

★原題 CHOCOLAT
★製作国 アメリカ
★ジャンル ロマンス
★製作年 2000年
★上映時間 121分
★監督 ラッセ・ハルストレム
 楽しみにしていた「午前十時の映画祭」初登場の作品。

クラシカルな真赤なマントで小さな村(町)にやってくる謎の女チョコレート職人と娘。
時代はいつだろうと思っていたら、戦後。
第一次世界大戦後?
いやいや、第二次世界大戦後で1950年代後半。
私は小学生の頃でつい最近やん。
協会の牧師が体をゆすってエルビスを歌っていた。
 舞台はフランスの小さな村というけど、皆は英語で会話。
しかしネイティブではないっぽい。

店は繁盛するのに、風が吹く旅に出たくなる。

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず」(奥の細道」

風が吹くと旅に出たくなるって、芭蕉やないかい!!
 スウェーデンの名匠ラッセ・ハルストレム監督。
これまで「午前十時の映画祭」で上映された作品には、
アカデミー賞・監督賞候補になった■『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(85)、
 アメリカに招かれ、若きレオナルド・ディカプリオから名演を引き出した『ギルバート・グレイプ』(93)があり、本作でアカデミー賞候補作品、3本目。
 人間の持つ味覚は、食欲という欲望にも直結する、まさに官能、エロスの入り口なのである。
「ショコラ」はそのことがテーマになっており、ヒロインの作るチョコレートが人々の身体の奥に
炎と灯す。 (映画のチラシより)

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Last updated  2024.01.11 15:06:31
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