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カテゴリ:映画
「彼女と共にいたい。日が昇る時も。日が沈む時も。それだけだ。」 貧しいお針子の私生児として生まれたジャンヌは、類稀なる美貌と知性によって貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。 ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は、時の国王ルイ15世と対面し、瞬く間に恋に落ちる。 国王の公式の愛人、公妾となったジャンヌだったが、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことで、彼女の立場は弱まってしまう。 ルイ15世の最後の公妾となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描くエンタテインメント。 『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』のマイウェンが監督、脚本、そして主人公のジャンヌ・デュ・バリーを演じ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジョニー・デップがルイ15世に扮する。 共演は『デリシュ!』のバンジャマン・ラベルネ、『トルテュ島の遭難者たち』のピエール・リシャールら。 ★フランスの王様を虜にした美貌というから、どんな美しい人がヒロイン、ジャンヌを演じるのかと思っていたら、残念・・・。 王が一目見て恋に落ちるというには、あまりに説得力がない容姿と年齢。 監督自らが演じている。 もっと若くて、この人ならという人でなくてはこの物語は成立しないと思うのだけれど・・・。 ■ジャンヌ・デュ・バリー■ 本作のドレスやジュエリーは、シャネルが提供している。 シャネルといえば、創始者・ココ・シャネルは、ジャンヌと境遇がよく似ている。 シャネルも幼いころ、貧しくて、孤児院で育った。 金持ちの愛人から高価な邸宅や美術品、宝石などを受け、セレブにのし上がった。 もちろん、才能もあってのことだけれど、その豊かな才能も似ている。 第二次世界大戦、ドイツのスパイとも関係のあったシャネルは、 1944年9月のパリ解放の2週間後、シャネルはホテル・リッツで逮捕されフランスの粛清委員会に尋問された。 しかし数時間でシャネルは解放された。これほど早く解放された理由は「極めて有力な人物のコネ」があったからであると考えられる。 ■ココ・シャネル■ ジャンヌは、ルイ15世の死後、幽閉され、その後自由に。 しかし、最後は、マリー・アントワネットと同じように、処刑された。 もうひとり、似た人生にデヴィ夫人がいる。 彼女も貧しく、10代から高級クラブで働いていた。 1959年(昭和34年)、19歳のとき、インドネシアへの開発援助に伴い、東日貿易の秘書という名目で、インドネシア建国の父であるスカルノ初代大統領のもとに送り込まれた。 スカルノの愛人ということだ。 4人の夫人のうちの第3夫人になる。 「社交界の華」とも呼ばれたその容姿で多くの要人らと関係をもった。 ■デヴィ夫人■ フランス国王史上一の美男にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世をジョニー・デップが自身初の全編フランス語で挑んだことも話題となっている。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.08 00:01:42
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