テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
ぼくらは懸命に恋をした・・・「透明人間」だった、この街で。 幸せを掴むために祖国ペルーを捨て、ニューヨークの片隅で不法に暮らすデュラン一家。 母ラファエラはウェイトレスをしながら二人の息子を女手一つで育て、息子のポールとティトも語学学校に通う傍ら、配達員をしながら家計を支えていた。 不法滞在者である彼らにとって現実はあまりにも厳しく、お金の問題に加えて見つかれば国外追放されてしまうという恐怖が常に付きまとっている。 市民権もなく何の力もない自分たちを「透明人間」と呼び、息をひそめて生きていた。 二人はある日学校で、神秘的な魅力を放つ美女・クリスティンと出会い、恋に落ちる。 しかしクリスティンはコールガールという一面を隠し持っていた。 一方、母ラファエラは、ウェイトレスの生活に疲れ果てた時、客の白人男性に声をかけられる。 恋なんて葬り去っていたラファエラだが、安定を約束するという口車にはまってしまい、 自分たちのアパートを提供して男と一緒にチキンフード店を開業する。 それぞれが恋に落ち、辟易していた毎日に<希望>を見出したかのように思えたのだが…。 NYという大都会で出会う人々の欲望と心の闇が次々と露になり、母子3人は最も恐れていた事態に直面し、引き裂かれてしまう。 仕事を抱えながら息子たちを必死に探すラファエラ。 果たして、母子3人は再会することができるのか? ★双子の兄弟・ポールとティト。 南米ペルーの全国オーディションで選ばれたシンデレラボーイは〝本当の双子″。 大学でアドリアーノは医学、マルセロはシステム工学を専攻。 LOS MORDOSというロックバンドで兄弟で活動する中、本作が2人にとって映画デビュー作となった。 ポールとティトの役を演じるために初めての基本的な演技指導を受けたのだが、監督は生の彼らの表情が作品の価値を高めることを確信していた。 実際にお芝居未経験ならではのピュアな表情が、二人の虜にさせる。 ★謎の美女・クリスティン アメリカ・ヨーロッパ映画界注目の若手女優「タラ・サラー」。 2019年に大手テレビ局HBOの『SUCCESS』に出演。 一躍実力派女優として認められる。 英語ドイツ語フランス語のバイリンガル。 本作ではポールとティトの双子を虜にするミステリアスな美女を好演した。 ★ペルーって国を捨ててまで逃げてくるようなひどい国なのだろうか? 北朝鮮や戦争中の国だと国を捨てるのはわかるけど、少なくとも安全は国にいるなら、危険を冒してまでニューヨークに行く理由があるのだろうか? 主人公親子は、肉を運ぶトラックに隠れてアメリカに入国したというけれど、見つかれば即刻送り返される。 「透明人間」のようにいないことになっている彼らは、きちんと就職したくても、できない。 若くて健康だからいいけれど歳をとったら医者にも行けないのにどうするのだろうと心配した。 ★謎の美女が美しすぎて、双子の兄弟・ポールとティトが同時に好きになるのは分かる。 けれど、美女がナイフを出したら危険を感じて離れて欲しい。 ★双子の母親は、若い息子のいるアパートに男を連れてきて、それが生きるためと分かっていても、それならなぜニューヨークに来たのだと腹立たしい。 それに、長くニューヨークに住んでいるのに、英語が片言(息子たちは上手い)のは。 そんな人が不法侵入してもいい暮らしが出来っこない!!! ★双子の兄弟・ポールとティトが可愛らしい顔で、純粋でいい子過ぎて・・・。 幸せになって欲しい。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.19 00:05:39
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