テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
3月10日からはじまる、大相撲三月場所。 大阪場所とあって、映画を見に行くと、街でお相撲さんに会うことが多い。 ところで、土俵で力士が片足を高く上げ、強く地を踏む所作を「四股(しこ)」というが、その語源が分かった。 四股(しこ)とは、相撲における動作のひとつで、力士が土俵の上で片足を高く掲げ、強く地を踏む所作のことをいう。 もとは醜足(しこあし)といった。 色許男(しこお)は醜男(しこお)といい、この醜はミニクイというより、強悍という意味である。 上方方言で、男の子があばれちらすことを、シコルという。 これは、「醜(しこ)る」ということです、とかつて田辺聖子さんが教えてくれた。 【醜(しこ)の御楯(みたて)】とは、強い近衛兵ということであり、また相撲の力士が土俵にのぼって四股を踏む、というのも、敵に対して大いに「醜」を利かせてみせる、という古代の風からきた所作、ことばであるに違いない。 「街道をゆく27 司馬遼太郎:因幡(いなば)・伯耆(ほうき)のみち」より。 *醜(しこ)の御楯(みたて)】天皇の楯となって外敵を防ぐ者。 武人が自分を卑下していう語。 三月や難波(なにわ)に鬢付け油の香 はるな にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.08 02:05:01
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