テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
静御前といえば、源義経の愛妾で当時ナンバーワンの白拍子だ。
愛する義経を追いやった、頼朝の前で、露骨に国事犯を恋う歌を、かつ舞い、かつうたう ~しずやしず賤(しず)のおだまき繰り返し昔を今になすよしもがな~ は、あまりにも有名。 その舞を舞ったときのバックで音楽を奏でたメンバーがすごかった!! その時の楽党は、名うての大名たちであった。 小鼓は工藤佑経(すけつね)=坪倉由幸 胴拍子は梶原景時(かげとき)=中村獅童 笛は畠山重忠(しげただ)=中川大志 (*注「鎌倉殿の13人」の配役。) 静のいでたちは、白い小袖の上に唐綾(からあや)をかさね、白い長袴を踏みしだき、割菱模様の 水干(すいかん)をつけ、一面みな紅の扇をひらいて、頼朝の御簾にむかって立ち、 やがてごくめでたいだけの「君が代」をひとさし舞った。 「いまひとさし」という頼朝の所望があって、 静がうたったのが、のちの世にまできこえる歌となる。 しずやしず賤(しず)のおだまき繰り返し昔を今になすよしもがな ■「街道をゆく27 」司馬遼太郎:因幡(いなば)・伯耆(ほうき)のみち■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.03.16 00:21:05
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