テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
「この」瞬間 「この場所」で、 「この」偶然を ブリュッセルに住む建設労働者のシュテファン(シュテファン・ゴタ)は、アパートを引き払い、故郷・ルーマニアに帰国するか悩んでいる。 姉や友人たちにお別れの贈り物として、冷蔵庫の残り物で作ったスープを配ってまわる。 出発の準備が整ったシュテファンはある日、森を散歩している途中、以前レストランで出会った女性シュシュ(リヨ・ゴン)と再会。 そこで初めて彼女が苔類の研究者であること知る。 足元に広がる多様で親密な世界で2 人の心はゆっくりとつながっていく……。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★ルーマニア生まれの主人公シュテファン。 中国語を話す若い女性シュシュ。 二人の話す言葉はフランス語だ。 ベルギーの隣の国、オランダを旅行したさい、オランダ人があまりに上手に英語を使っているので、 「普段は何語を使っているのですか?」と聞いたことがある。 ドイツ語、フランス語、英語という答えだった。 ベルギーもフランスが隣なので、普段からフランス語を使っているのだろう。 もちろん、ドイツも近いし、英語も必須なのかもしれない。 ★ベルギーは、イギリスとも海底トンネルで繋がっていて、ロンドンとブリュッセルは、乗り換えしなくても行ける。 東京、大阪くらいの感じなのだろう。 ドイツとも列車で繋がっていて、2011年、イギリスにいた下の娘は、ロンドン→ブリュッセル→フランクフルトに到着。 日本から先に行っていた私と合流したことがある。 イギリス、フランス、ドイツ、オランダなどなど隣接する国も多くて交通も便利。 だからヨーロッパの国から働きに来るのだろう。 「ヨーロッパ大陸を横断した列車が始めて走ったところ」という会話が映画の中で2度あったのは、そういうところからなのかもしれない。 便利な国にいながら、主人公シュテファンは、自分の車でルーマニアに帰るという。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★中国人女性・シュシュは、苔の研究者。 日本人は、寺や日本庭園を通じて、苔に親しんでいるが、海外では苔を愛でるというのは、 珍しいのかもしれない。 以前、イギリスのテレビが「コケダマ」といって紹介していた。 ▲■こけむしろ■▼ 何が起こるでもないけど、いい映画だった。 ▲この服の色は「モスグリーン」。 モスとは苔のこと。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.27 00:19:40
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