テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
秘密を抱えたあの夏、僕たちは少し大人になった…。 1950年代の北イタリアの港町ポルトロッソ。 そこの住民たちは海に住むシー・モンスターを恐れており、一方のシー・モンスターたちも人間を恐れていた。 そして、2つの世界は海面で隔てられ、決して交わることはなかった。 そんなシー・モンスターの少年ルカ・パグーロは、海底に沈んでいる人間のものに興味を持ち、人間の世界への好奇心を止められずにいた。 そしてある夏の日、人間の世界を知る同じくシー・モンスターのアルベルト・スコルファノと出会った彼は、シー・モンスターの掟を破り彼と共に陸に足を踏み入れる。 彼らは、シー・モンスターの掟として、「海の世界を離れてはいけない」・「人間に見られてはいけない」・「水に濡れてはいけない」がある。 彼らは水に濡れるとシー・モンスターの姿になり、乾くと人間の姿になるという性質を持つ。 水中の生物が地上に憧れるというのは、「人魚姫」が有名。 「あの夏の日のルカ」も水中に暮らすシー・モンスターが人間の世界に憧れるというストーリー。 「人魚姫」のように暗く辛い話ではないのがホッとする。 ●映画メモ● ★水の中の世界を描いているのが素晴らしかった。 ルカを羊飼いの少年風に描いている。 羊の代わりに小さい魚。 牧場の草の代わりに細かな海藻。 ルカのベッドは、海藻で作られている。 ★彼らは水に濡れるとシー・モンスターの姿になり、乾くと人間の姿になるという性質を持つ。 普段、人間として暮らしていても、手を洗ったり、雨が降ってきたりと水と接する機会は多いのだ。 そういう、ドキドキ感が物語をだらけさせない。 『あの夏のルカ』の日本版エンドソングは、井上陽水による夏の定番曲『少年時代』。 この映画によく合っていた。 ■主人公のルカに激似のとわ君。カワイイ!!■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.11 00:13:05
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