テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
この翼さえいらない。貴女にふれ、愛せるならば・・・。 ベルリンの街。 廃墟の上から人々を見守っている天使ダミエル(ブルーノ・ガンツ)がいる。 天使の耳には、地上の人々の内心の声が聞こえる。 天使の姿は子供たちには見える。コロンボ刑事役で親しまれているアメリカの映画スター、ピーター・フォーク(本人)がこれからベルリンで撮影に入る映画の脚本を読んでいる。 街の中のさまざまな人々の肉声。 ダミエルは、親友の天使カシエル(オットー・ザンダー)と、今日見た自然や人々の様子について情報交換し、永遠の霊であり続けながら人間ではない自分にいや気がさしている。 図書館は天使たちの憩いの場だ。 老詩人ホメロス(クルト・ボウワ)が失われた物語を探している。 サーカスに迷いこんだダミアンは、空中ブランコを練習中の美女マリオン(ソルヴェイグ・ドマルタン)を見て一目惚れをする。 天使が舞い降りた古都ベルリン。 ヴィム・ヴェンダースが壮麗な映像美で綴るファンタジー「ベルリン・天使の詩」。 「ベルリン・天使の詩」 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 有名な映画で、見ていなかったから、「午前十時の映画祭」でやってくれないかな・・・と思っていたら、今年あったので早速見てきた。 ★製作年:1987年 ★製作国:西ドイツ フランス ★初公開日:1988年4月23日 ★上映時間:128分 ★ドイツ分断の象徴であり、かつ東西冷戦の象徴でもあったベルリンの壁がまだあった時代。 壁どころか、戦後の景色もあったベルリン。 特に広場などを使ってサーカスのシーンがあるが、今は無くなっている。 ■「この作品を今見ると、これは記録映画だ。■ ほとんどの場所が今は存在しない。 あの図書館と天使像は別として、すべてが消えた。 消えたのは壁だけではない」。 ヴィム・ヴェンダース監督が「ベルリン・天使の詩」を作ろうとしたきっかけが載っていた。 「毎日、街を歩いてメモを取り、街からの物語の暗示を期待した。 歩いていると、天使の姿を至る所に見つけた。住宅の屋根や古い墓地など、思いも寄らぬ場所にあった。 気をつけて見ると、街は石や木や大理石の天使であふれている。」 映画の中には、様々な人の様々な暮らしがあった。 それらの庶民の部屋は、ものすごく小さく狭い。 ★ヴィム・ヴェンダース監督は「パリ・テキサス」の監督だとこの映画を見てしった。 午前十時の映画祭の「ベルリン・天使の詩」の後は、「パリ、テキサス」が上映される。 ■パリ、テキサス■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.05.30 20:11:22
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