テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
父は、一旦こうと決めたら、何があっても後には引きません。 柳田格之進は、身に覚えのない罪を着せられたうえに妻も失い、藩を離れて、娘のお絹と2人で江戸の貧乏長屋で暮らしていた。 それでも武士の誇りは捨てず囲碁の勝負にも正々堂々と臨むが、その実直な人柄が表れ、清廉潔白がゆえに融通が利かないところもあった。 ある日、かつての冤罪事件の事実を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。 ★映画メモ★ ★草彅剛の容姿と声が高潔な浪人にピッタリだった。 浪人といえば、外見が薄汚れて、見るからに不潔な感じになるのが普通だが、心が外見に出ているみたい。 ★私は、時代小説が好きでよく読んでいる。 中でも、高田郁の■「みおつくし料理帖」■は、二度読んでいる。 「みおつくし料理帖」の中では、吉原の様子が幾度も描かれている。 その中のひとつに、 「お狐さんコーン、コン」と狐の仮面をつけた遊女が練り歩くシーンが出てくるが、そんな感じのシーンが出てきて、これか!」と思った。 ★吉原の大門のシーンが圧倒的!! ★吉原の女将(小泉今日子)と主人公・柳田格之進は、どういう繋がりなんだろう。 次回作もあるかも・・・的な終わり方だったので、そこで明らかになるのか? ★浪人・柳田格之進は、家で篆刻をしているが、それだけでなく、賭け碁でもやればいいのではと思う。 もちろん、少額で。 そこで、裕福な隠居の碁の師匠としても働けばいいのでは・・・。 ★この話は、古典落語の演目なのだそうだ。 5代目志ん生は 「親が囲碁の争いをしたから、娘が娼妓(将棋)になった」というサゲをつけていた。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.19 00:03:49
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