テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
生きづらい世の中を「一笑両断」! 断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。 同じ家の2階に暮らす娘・響子(真矢ミキ)や孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。 同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に、妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々。 そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集に! このふたりの出会いが、新たな人生を切り開く――?! シリーズ累計170万部の佐藤愛子の同名エッセイを映画化。 書きたくないと断固拒否する愛子と、なんとしても企画を成功させたい編集者との頑固者同士の攻防が繰り広げられる。 もちろん、名前は聞いたことがあるし、きょうだいに、サトウハチローがいるということは、知っていたけど、本は一冊も読んだことがない。 90歳で大ヒットエッセイを書くのはすごいけど、98歳でも書いて、去年100歳になったのだそうだ!! これは、もう超人。 映画の冒頭、寝起きの佐藤愛子(草笛光子)が、髪を振り乱して、寝間着のままでウロウロするシーン。 おばあさんだな、でも、90歳でこれだけ動けたら、御の字やわと思っていた。 美容院に行く、愛子先生。 長い髪をセットしてもらう。 いや、お婆さんは、髪は長くしないし・・・。 草笛光子だから、こんなにきれいなんだと思っていたが、帰ってからYouTubeを見たら、佐藤愛子が美人で元気なのにビックリ!! それにしても、いいなぁ、作家って。 編集者が来るたびに、お菓子を持って来てくれる。🤤 (そこ?) 今の作家はそうでもないけれど、昔の作家は、威張っていたらしい。 作家と編集者は、いい関係にないと作家はいいものが書けないのだと思う。 松本清張の場合、文芸春秋といい関係にあったようだ。 藤井康栄は、清張担当編集者の代表的な人物である。 藤井は文藝春秋新社入社後、『別冊黒い画集』シリーズで清張担当となり、『昭和史発掘』関連の取材を行った。 以後『松本清張全集』の編集を経て、同社退社後は、北九州市立松本清張記念館の館長を務めた。 藤井の元上司にあたる半藤一利は同社在職時に『現代官僚論』を担当し、のち『週刊文春』『文藝春秋』各編集長として、『西海道談綺』などの取材旅行に同行した。 作家がツーと言えば、カーと答えるくらいの才能がないとただの原稿取りでは、作家の相手は務まらない。 編集者から作家になった人って、けっこういるから・・・。 さえない、中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)も、けっこうキレモノだったのか((´∀`*))ヶラヶラ 佐藤愛子の作品を是非、読んでみようと思う。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.04 00:03:15
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