テーマ:国内旅行について(2618)
カテゴリ:国内旅行
■2024.5.21(火)
青木繁に《海の幸》という作品がある。 ▲「海の幸」が制作された「小谷家」。 青木繁は、美術と文学が交感しあいロマン主義が勃興した時代を代表する画家です。 28歳で夭折する生涯は、この時代の先端を駆け抜けたものといえるでしょう。 1904(明治37)年7月半ば、東京美術学校西洋画科を卒業したばかりの22歳の青木は、友人の画家坂本繁二郎、森田恒友、福田たねと、千葉県館山の布良海岸へ写生旅行に出かけました。 この太平洋の黒潮に向きあう漁村に約1カ月半滞在し、その間に制作された代表作がこの《海の幸》です。 ▲小谷家の敷地内にある「海の幸」の碑。 小谷家の御主人が家と近所を案内してくれた。 ▲小谷家から少し歩いたところに、記念碑があった。▼ 記念碑の下には、青木繁も見ただろう、海が広がっている。 ここには、1961年にユースホステルが出来たそうだ。 1998年に営業終わる。 ■HP 青木繁 「海の幸」記念館 小谷家住宅■ ********************** ▲小谷家から少し行ったところにある道の駅:南房パラダイスの門扉に「海の幸」が!!▼ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 洲埼灯台(すのさきとうだい)に行ってきた。 洲埼灯台は、千葉県館山市の洲崎に立つ灯台である。 南房総国定公園内に位置する。 国の登録有形文化財に登録されている。 大正8年(1919)に初点灯した洲埼灯台は、房総半島南西端に位置し、対岸の三浦半島端部にある剱埼(つるぎさき)灯台と結ぶ線が東京湾と太平洋の境界をなす。 高さ15mの円形平面の形式で、コンクリート造灯台の初期のものとしても価値が高い。 房総半島南部で最も西の場所にある灯台である。 住所は千葉県館山市洲崎1043番地。 洲埼灯台は、三浦半島最南端の東端にある剱埼灯台と共に東京湾へ出入りする船舶の目印となっており、同灯台とを結んだ線をもって東京湾の境界をなす。 なお、房総半島の最南端にあるのは野島埼灯台で、三浦半島の南端の西端には城ヶ島灯台がある。 灯台の下には、四角い土地があってコンクリートで囲まれていた。 階段もあって、ここは、灯台守の官舎があったと思われる。 ここは、民家からそんなに離れていたわけではないけれど、高低差があるので、官舎があったのだろう。 矢車草だったかが咲いていて、灯台守の妻や子供のことを想像(妄想)して楽しかった。 灯台への階段横に「森田屋」というお店があった。 老女がひとりで店番をしていて 暑かったので心太をたのんだ。 「蕗を炊いたので食べてみて下さい」と小皿をつけてくれた。 店をするのが楽しみというようにニコニコしている老女が気持ちよかった。 店の奥には、テングサが干してあった。 このあたりでも、テングサを干しているのを見たのを思い出した。 「銀二貫」という小説で、いいテングサを求めて、大坂から伊豆に行く話が出てくる。 このあたりも、いいテングサが採れるのだろう。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 館山城に行った。 長い階段や坂道の割には、納得いかない所だったけど、それは私の知識が不足していたから。 「南総里見八犬伝」の舞台になっているので、好きな人には、いいだろうなと思う。 残念ながら私は、この有名な物語を詳しく知らない。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ この日、最後に行ったのが、沖ノ島。 かつては本島と本島より本州(房総半島)の近くに位置していた鷹ノ島(現在の鷹ノ島公園)とともに、四方を海に囲まれた沖合いに浮かぶ無人島であった。 1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大地震の際に地盤が隆起した。 (▲軍用ヘリが何機も飛んでいた。) 鷹之島には浅瀬を埋立造成して軍用飛行場(館山航空基地:1930年(昭和5年)に完成)を建設し、鷹之島は陸地に取り込まれた。 地盤の隆起によって潮の流れが変化したため、陸地に取り込まれた鷹ノ島と沖ノ島との間に砂が堆積するようになり、本島は陸繋島(地続き)となった。 島の周囲の磯には2,000万年前につくられた堆積岩地層や岩がむき出しとなり、隆起を繰り返した歴史を見ることができる。 周辺の海域にはサンゴが生息し、「サンゴの北限域」としても知られている。 この日の朝食風景。コロナがおさまって客が多い。 ●13513歩 そうだ関東いこう!(千葉県) ■5/13(月)■関空に泊まる。 ■5/14(火)千葉県・成田市■ 5/14(火)-2■印旛郡 房総のむら■ 5/15(水)■佐倉市・佐倉武家/順天堂他■ 5/15(水-2)■香取市佐原■ 5/16■牛久大仏/予科練平和記念館/筑波宇宙センター■ 5/17-1■水戸弘道館/水戸城/東照宮■ 5/17-2■水戸市・偕楽園■ 5/17-3■水戸市・保和苑/水戸黄門の格さんの墓■ 5/18-1■癒しの杜:鹿島神宮■ 5/18-2■潮来花嫁さんは舟でゆく■ そうだ関東いこう!(千葉県) 5/18-3■銚子はくにのとっぱずれ/■ 5/19-1■銚子・犬吠埼■ 5/19-2■銚子電鉄/ジオオパーク・屛風ヶ浦■ 5/20-1■「月の沙漠はツッコミどころ満載■ 5/20-2■君津市・濃溝の滝/南房総市・野島埼灯台■ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.13 00:02:52
コメント(0) | コメントを書く
[国内旅行] カテゴリの最新記事
|
|