テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
ニューヨークにある芸能専門学校。 音楽、ダンス、演劇の3つのカリキュラムを主体とするこの学校で、その秋、新学期を控えて、連日、入学試験が行なわれていた。 そんな中には母に伴われた内気な少女や、ガールフレンドを連れだってくる青年など、さまざまな若者たちが希望と不安をみなぎらせていた。 合格したのは、ゲイであることを隠している俳優志望のモンゴメリー(ポール・マクレーン)、 内気で不器用なドリス(モーリーン・ティーフィ)、 キーボード奏者志望のブルーノ(リー・キュレーリ)、 ゴシップ好きのリーサ(ローラ・ディーン)、 そしてスラム街育ちで野心的なコーコ(アイリーン・キャラ)たち。 そして彼らは入学初日を迎える。 FAME=「名声」を夢見てNYの芸術専門学校に集った若者たちを描いた青春映画。 『小さな恋のメロディ』(71)の脚本で注目され、監督デビュー作『ダウンタウン物語』(76)、 そして異色の力作『ミッドナイト・エクスプレス』(78)が高く評価されたアラン・パーカー監督は、 夢を追う若者たちの情熱そのままにエネルギッシュな演出を見せている。 コーコを演じたアイリーン・キャラ(1959~2022)は、本作での歌唱力で一躍脚光を浴びた。 1983年には『フラッシュダンス』の主題歌「ホワット・ア・フィーリング」を唄い、ビルボードHOT100の1位に。 日本でもオリコンチャート1位という大ヒットとなり、TVドラマ「スチュワーデス物語」(83~84)では麻倉未稀が唄う日本語のカヴァーも話題となった。 アカデミー賞・オリジナル歌曲賞、グラミー賞にも輝いたが、その後ヒットに恵まれず、63才で早逝した。 ★この映画の学校は、4年制。 受験生の実力には、ばらつきがあった。 この学校は、授業料が安いというから公立なのかもしれないけど、あまり才能の無い人に公費をかけるのはどうだろうと思いながら見ていた。 ★芸人を育てる吉本興業の芸能学校、NSCは、お金さえ払えば、才能が無くても入れて卒業できるというシステム。 才能のない人にお金を払わせもなぁと思う。 漫才の「ノンスタイル」は、NSC出てないもんな・・・。 ★私は、才能があれば、絶対に認められると思っている。 オーディション番組「Got Talent」で、スーザン・ボイルは、たった一曲で世界に知られ、歌手になった。 ★タモリがジャズピアニスト・山下洋輔と会い、そこからテレビに 出るようになったのも、タモリの才能を山下の友人たちが認め、 漫画家の赤塚不二夫に至っては、家や車まで与えて、東京に住まわせたから。 やはり、才能があれば、チャンスはある。 たとえ、吉本興業のNSCに行かなくても・・・。 ★読み書きが出来ない子がいて、ビックリ。 移民は、話せても、読んだり書いたりが出来ない。 ★学生数十人がNYの通りで踊り出すシーンが愉しかった。 しかし、よくNY市の許可が下りたもんだ。 製作年*1980年 製作国*アメリカ 初公開日*1980年12月13日 上映時間*134分 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.23 11:04:58
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