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カテゴリ:国内旅行
■2024.5.25(土)-1 燈明堂(とうみょうどう)は、神奈川県横須賀市の浦賀港入り口にあたる燈明崎の先端に、江戸時代に築造された和式灯台である。 三浦半島は古代より相模と上総を結ぶ海上交通の要衝であり、 現在の横須賀市東部はリアス式海岸で船の停泊に適した場所が多かったこともあり、中世以降水運が発達するようになった。 特に天正18年(1590年)の徳川家康の江戸入城、 そして慶長8年(1603年)の江戸幕府の成立によって、現在の東京湾の水運は飛躍的な発展を見せるようになった。 慶安元年(1648年)、江戸幕府は浦賀港入り口の岬に和式灯台である燈明堂を建設した。 燈明堂は篝火ではなく堂内で油を燃やすことによって明かりを得ており、堂内には夜間は燈台守が常駐していた。 当時は夜間に明かりがほとんどなかったこともあって、燈明堂の明かりは対岸の房総半島からも確認できたと言われている。 当時建設された多くの燈明台は神社仏閣の常夜灯がその役割を果たしているものが多く、 浦賀の燈明堂は神社仏閣の常夜灯ではなく、宗教色が全く無い施設であったことが特徴の一つとして挙げられる。 江戸城の石垣に用いられている石材の構成と類似しており、江戸城築城時に余った石材を流用したものと考えられている。 石垣の積石工法も江戸城築城で用いられた元和から寛永年間に大成された「切り込み接ぎ石垣」という技術が用いられており、崩壊しにくい締まった石垣が構築されている。 浦賀の燈明堂はペリー艦隊の航行の目安ともなった。 ▲観音崎灯台 明治2年(1869年)、日本初の洋式灯台である観音埼灯台が建設されたことによって、燈明堂はその使命を終え、 明治5年(1872年)に廃止となった。 廃止後も明治27年(1894年)ないし明治28年(1895年)頃まで燈明堂の建物は残っていたが、その後崩壊して石垣のみが残されていた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 久里浜は、1853年(嘉永5年)に黒船を率いて同市の浦賀に来航したマシュー・ペリー提督の上陸の地である ゆえに、横須賀市は、ペリー押しである。(⌒∇⌒) 横須賀市・久里浜にペリー公園がある。 ペリー上陸記念碑建立の経緯 1900年(明治33年)10月に、ペリー艦隊の一員として来航したことがあるアメリカ退役海軍少将ビィアズリーが来日。 その際、久里浜にペリー上陸を記念する碑すらないのは残念だと演説しました。 これをきっかけに、募金や明治天皇の御下賜金などによって完成しました。 除幕式には、桂首相や閣僚の他、ビィアズリーやペリーの孫など、総勢約1,000人が参加して、盛大におこなわれました。 ペリー上陸記念碑 1901年(明治34年)7月14日、ペリー上陸と同じ日に除幕式がおこなわれました。 碑文の「北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑」は、初代内閣総理大臣 伊藤博文の筆によるものです。 太平洋戦争以降、日米が敵対関係となり、1945年(昭和20年)2月に碑は引き倒されました。 しかし、終戦後、粉砕されず残っていた碑は同年11月に復元されました。 ▲ペリー記念館▼記念館の前は、道路を隔てて海 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 午後からガイドさんと合流するが、時間があったので、横須賀市長沢2丁目 長沢海岸に行った。 若山牧水は大正4年、妻の病気療養のため北下浦に転居しました。 酒と旅を愛した牧水らしく、2年足らずの滞在の間、歌集を発行したり、北下浦海岸で獲れたシコイワシを肴に美酒を味わったり、野比川で釣りを楽しんだりしたと言われています。 長沢海岸には、海を背にして見て右側にある歌碑は夫婦歌碑と呼ばれ、 牧水の 「しら鳥はかなしからずやそらの青海のあをにもそまずたゞよふ」 背面に喜志子夫人の 「うちけぶり鋸山も浮かび来と今日のみちしほふくらみ寄する」が刻まれています。 若山牧水夫婦歌碑の近くにある、長沢橋の欄干にある「幸せを呼ぶ招き魚」。 こちらは実は横須賀市の京急久里浜線「京急長沢」駅から歩いて10分ほどの海岸通りにある「長沢橋」という小さな橋の一部で「招き猫」ならぬ「招き魚」。 この日は、午前中、時間が余ったので、ガストで調整。 旅行中、時間調整や休憩、夕食に、よく使った。 そうだ関東いこう!(千葉県) ■5/13(月)■関空に泊まる。 ■5/14(火)千葉県・成田市■ 5/14(火)-2■印旛郡 房総のむら■ 5/15(水)■佐倉市・佐倉武家/順天堂他■ 5/15(水-2)■香取市佐原■ そうだ関東いこう!(茨城県) 5/16■牛久大仏/予科練平和記念館/筑波宇宙センター■ 5/17-1■水戸弘道館/水戸城/東照宮■ 5/17-2■水戸市・偕楽園■ 5/17-3■水戸市・保和苑/水戸黄門の格さんの墓■ 5/18-1■癒しの杜:鹿島神宮■ 5/18-2■潮来花嫁さんは舟でゆく■ そうだ関東いこう!(千葉県) ■銚子はくにのとっぱずれ/■ 5/19-1■銚子・犬吠埼■ 5/19-2■銚子電鉄/ジオオパーク・屛風ヶ浦■ 5/20-1■「月の沙漠はツッコミどころ満載■ 5/20-2■君津市・濃溝の滝/南房総市・野島埼灯台■ 5/21■青木繁「海の幸」制作の家/須崎灯台/館山城/沖ノ島■ 5/22-1■館山市・崖の観音/鋸南町(きょなんちょう)・菱川師宣記念館■ 5/22-2■鋸山・「百尺観音」、「地獄のぞき」/フェリーで三浦半島へ■ そうだ関東いこう!(神奈川県) 5/23-1■神奈川県横須賀市:観音崎/走水神社■ 5/23-2■横須賀市:ヴェルニー公園/どぶ板通り■ 5/24-1■港の要港/軍港めぐり■ 5/24-2■横須賀市:無人島・猿島/記念艦・三笠■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.07.29 00:01:30
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