テーマ:国内旅行について(2618)
カテゴリ:国内旅行
■2024.5/29(水)-2
♪エッサ エッサ エッサホイ サッサ お猿のかごやだホイサッサ 日暮れの山道 細い道 小田原提灯 ぶら下げて ソレ ヤットコ ドッコイ ホイサッサ ホーイ ホイホイ ホイサッサ 小田原の知識は、「お猿のかごや」とそれに出てくる、小田原提灯、それぐらいで、位置も知らなかった。 小田原についての関西人の知識は、こんなもんだろうと思う。 知らんけど・・・。 そんなわけで、小田原市は、提灯推しだ。 かつて、東海道小田原宿の宿場町として盛え 提灯は、近くの箱根関所を通る旅人が使ったから名物になったそうだ。 ▲灯台も提灯形。 ▲マンホールのふたにも提灯。 小田原は、関東地方の南西端に位置し、戦国時代には後北条氏の城下町として栄えた。 城下町だ。 城下町といえば、私の世代は、小柳ルミ子の「私の城下町」を思い出す。 ♪私の城下町♪ ♪格子戸を潜り抜け見上げる夕焼けの空に 誰が歌うのか子守歌 私の城下町 「小柳ルミ子がレコードのジャケットの写真を撮ったのは、この橋です」とガイドさん。 「ここにこうやって、写真を撮ったんです。」 なるほど・・・。 後ろにうっすら、お城が映っているのは、小田原城だったのか。 復元された門から城の中へ入る。 門の中の材木は、手斧(ちょうな)で削ってあって、美しい模様になっている。 ▲石垣にピッタリと添わすように、木を削っている。 ▲礎石が残っているのを展示していた。 地面に出ているのは、加工された部分だけで、下の部分は、地下に埋まっているので、加工が荒い。 ▲豊臣秀吉が小田原攻めをする少し前に造られたという土塁。 堀をほって、その土をまわりに高く積むことで、敵の攻撃から守った。▼ 小田原合戦には、日本中の大名も参戦。 最期まで、様子を見ていた伊達政宗も参戦した。 上杉謙信、武田信玄ら、名だたる武将の攻めを避け難攻不落と恐れられた小田原城は、1590年ついに、徳川家康も従えていた豊臣秀吉に敗れる。 というわけで、小田原市は、城下町だった。 1590年、小田原攻めにより北条氏を降し、戦国乱世の時代に終止符を打った豊臣秀吉。 このとき奥州の覇者である伊達政宗は小田原攻めに参陣するのが遅れ、処刑されてもおかしくないタイミングに遅参しました。 正宗が当初の予定よりも出立が大幅に遅れたのには、原因がある。 政宗が留守の間に謀反を起こす可能性のあった弟の伊達小次郎への対応でした。 出立の前日の4月5日、政宗は母親である義姫のいる西館を訪ね、ここで毒を盛られています。 おそらく義姫の実家である最上氏の指図もあったのでしょう。 毒に気づいた政宗は死ぬことはありませんでしたが、この一件によって弟を斬り殺しています。 母の義姫は最上氏へ出奔しました。 この時、正宗は、24歳だったというから、しっかりしている!! 城の周りに、二宮金次郎の像が! この金次郎像は、歩きスマホを連想させるとして、最近つくるのものは、荷物を背負ったまま、座って読書するスタイルに変わっているそうだ。 二宮 尊徳(にのみや そんとく)=金次郎は、江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。 ▲経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導し、神社に祀られている。▼ ****************************** 城を後に、町に出たが古い家はあまり残っていなかった。 しかし、この家は古そう。 民家というよりも、蔵っぽい造りなのかな・・・。 ガイドさんに聞けばよかったと悔やまれる。 民家の軒先に、二宮金次郎像が!! 流石、金次郎の生まれ故郷だ。 戦前の像は青銅製のものが多いが、ほとんどが第二次世界大戦中の金属供出によって撤去された。 金属供出に際して、教育的配慮として、教師や児童の立会いの下で像にたすきをかけて壮行式を挙行し、戦地に送り出したり、撤収後の台座に「二宮尊徳先生銅像大東亜戦争ノタメ応召」の札が立てられたこともあったという。 ********************** 次に、日本最古の水道、徳川家康の江戸の上水作りの参考になったといわれる「小田原用水」を見に行った。 正確な成立時期は不明だが、北条氏康(1515年 - 1571年)が小田原を支配した頃に小田原城下に水を引き入れるために成立したものと考えられている。 それ以前にこの上水以外の上水の成立が日本国内で見られないことから、日本最古の水道とされる。 なお、取水口のある「板橋」の地名は、この上水に板の橋がかかっていた所であることに由来する。 ******************************** 漁港に行った。 小田原提灯の形の灯台があって、 マンホールの蓋にも魚の絵が描いてある。 「漁港のえき」でおみやげを買った。 小田原は、城下町で宿場町で漁港の町というガイドさんの説明に納得した。 ●12586歩 そうだ関東いこう!(千葉県) ■5/13(月)■関空に泊まる。 ■5/14(火)千葉県・成田市■ 5/14(火)-2■印旛郡 房総のむら■ 5/15(水)■佐倉市・佐倉武家/順天堂他■ 5/15(水-2)■香取市佐原■ そうだ関東いこう!(茨城県) 5/16■牛久大仏/予科練平和記念館/筑波宇宙センター■ 5/17-1■水戸弘道館/水戸城/東照宮■ 5/17-2■水戸市・偕楽園■ 5/17-3■水戸市・保和苑/水戸黄門の格さんの墓■ 5/18-1■癒しの杜:鹿島神宮■ 5/18-2■潮来花嫁さんは舟でゆく■ そうだ関東いこう!(千葉県) 5/18-3■銚子はくにのとっぱずれ/■ 5/19-1■銚子・犬吠埼■ 5/19-2■銚子電鉄/ジオオパーク・屛風ヶ浦■ 5/20-1■「月の沙漠はツッコミどころ満載■ 5/20-2■君津市・濃溝の滝/南房総市・野島埼灯台■ 5/21■青木繁「海の幸」制作の家/須崎灯台/館山城/沖ノ島■ 5/22-1■館山市・崖の観音/鋸南町(きょなんちょう)・菱川師宣記念館■ 5/22-2■鋸山・「百尺観音」、「地獄のぞき」/フェリーで三浦半島へ■ そうだ関東いこう!(神奈川県) 5/23-1■神奈川県横須賀市:観音崎/走水神社■ 5/23-2■横須賀市:ヴェルニー公園/どぶ板通り■ 5/24-1■港の要港/軍港めぐり■ 5/24-2■横須賀市:無人島・猿島/記念艦・三笠■ 5/25-1■横須賀市・燈明堂/ペリー公園/牧水の碑■ 5/25-2■三浦市・城ヶ島/三浦半島メモ■ 5/26-1■いざ鎌倉/鏑木清方記念美術館/鎌倉駅前■ 5/26-2■鎌倉市:鶴岡八幡宮■ 5/26-3■鎌倉市:けんちん汁発生の建長寺、駆け込み寺・東慶寺■ 5/27-1■鎌倉市:極楽寺/極楽寺切り通し/成就院■ 5/27-2■鎌倉市:長谷寺/鎌倉大仏■ 5/28■鎌倉市・腰越状の満福寺/藤沢市・江の島■ 5/29-1■大磯町:吉田茂邸■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.08.19 00:12:03
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