テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
今年は辰年ですからと辰=龍の話を書いている。
今回は、龍笛(りゅうてき)の話。 龍笛は七孔の横笛で、笛の長さは約40cm。 主に雅楽の唐楽吹かれています。篳篥(ひちりき)とともに主旋律を演奏します。 龍笛は「横笛(おうてきorよこぶえ)」と呼ばれることもあり、日本全国各地の伝統民俗芸能などでも使われています。 低い音から高い音の間を縦横無尽に駆け抜けるその音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられ、それが名前の由来となっている。 同じ運指(指使い)であっても、息の吹き方によって、低音である和(フクラ)と高音である責(セメ)とに吹き分ける事ができる。 又、竹製の「本管」は竹の種類や使用年数などで、別の龍笛と音階がズレる事も多い(元々龍笛自体が絶対的な音階で作られたものではない)。 音量を高めるために、管の中に鉛を入れたり、外側を樺や籐で巻いたりするなど意匠が凝らされている。 奈良時代の楽人、尾張浜主が龍笛を広めたといわれ、「笛之楽祖」と称えられる。 龍笛は古くから貴族や武将に好まれ、堀河天皇や源義経、源博雅(みなもとのひろまさ)などの、龍笛にまつわるエピソードはいくつも伝えられている。 また、清少納言も『枕草子』の中で、 「楽器の中では、笛がとても良い」と書いている。 たつ年ですから 1■辰巳は天井■ 2■臥龍梅■ 3■龍天に昇る■ 4■釈迦の誕生と龍の関係■ 5■登竜門と鯉の滝登り■ 6■リュブリャナのドラゴン橋■ 7■竜血樹■ 8■戊辰戦争■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.04 00:02:03
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