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2024.09.04
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テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:トリビア
 今年は辰年ですからと辰=龍の話を書いている。
今回は、龍笛(りゅうてき)の話。
龍笛とは
龍笛は七孔の横笛で、笛の長さは約40cm。
主に雅楽の唐楽吹かれています。篳篥(ひちりき)とともに主旋律を演奏します。
龍笛は「横笛(おうてきorよこぶえ)」と呼ばれることもあり、日本全国各地の伝統民俗芸能などでも使われています。
 低い音から高い音の間を縦横無尽に駆け抜けるその音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられ、それが名前の由来となっている。
同じ運指(指使い)であっても、息の吹き方によって、低音である和(フクラ)と高音である責(セメ)とに吹き分ける事ができる。
又、竹製の「本管」は竹の種類や使用年数などで、別の龍笛と音階がズレる事も多い(元々龍笛自体が絶対的な音階で作られたものではない)。
 音量を高めるために、管の中に鉛を入れたり、外側を樺や籐で巻いたりするなど意匠が凝らされている。

奈良時代の楽人、尾張浜主が龍笛を広めたといわれ、「笛之楽祖」と称えられる。
 龍笛は古くから貴族や武将に好まれ、堀河天皇や源義経、源博雅(みなもとのひろまさ)などの、龍笛にまつわるエピソードはいくつも伝えられている。
また、清少納言も『枕草子』の中で、
「楽器の中では、笛がとても良い」と書いている。

 たつ年ですから
1■辰巳は天井
2■臥龍梅
3■龍天に昇る
4■釈迦の誕生と龍の関係
5■登竜門と鯉の滝登り
6■リュブリャナのドラゴン橋
7■竜血樹
8■戊辰戦争
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Last updated  2024.09.04 00:02:03
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