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カテゴリ:映画
心で踊れ! ブレイキンプロダンスチーム「感嘆符!」は、社長の一人息子である“カリスマダンサー”=ケビンが練習にも出ずやりたい放題。 コーチ(ホアン・ボー)も形だけで口を出せず、チームは振りだけの代役を探さなければいけない状況に。 コーチはかつてオーディションを受けた青年、陳爍(ルビ:チェン・シュオ)(ワン・イーボー)のことを思い出す。 陳爍は全国大会優勝の夢を持ってチームに加わり、仲間たちと練習を続け友情を築いていく。 だが全国大会を目前に様々な試練が降りかかる。 果たして「感嘆符!」は全国大会に出場し、勝利することができるのだろうか…。 本作でワン・イーボーが披露する「ブレイキン」は、パリオリンピックで正式種目として認定された最注目の競技である。 1970年代のニューヨーク、サウスブロンクスで若者たちの縄張り争いから生まれたブレイクダンスが発祥とされ、やがて「暴力ではなく音楽で解決する」という提言で「踊るバトル」=「ブレイキン」という形式が誕生。 今や日本の競技人口は30万人ともいわれており、熱視線が向けられている最も目が離せないスポーツである。 パリオリンピックでは日本人選手のメダルも期待されている。 NHK教育テレビの「世界サブカルチャー史」という番組が好きで毎回みている。 その中で、「ヒップホップ」という言葉の中で、ブレイクダンスが取り上げられていた。 ヒップホップはニューヨークのブロンクスのアフリカ系アメリカ人が生み出した、ブラック・カルチャーのひとつである。 より正確に書くと、黒人が始めた音楽ジャンルおよびそれを中心にした文化、ムーヴメントだが、文化を送りだす側のプレイヤーと聴き手は肌の色は問わない。 いま現在、インターネットが日常的に使用されている地域で、ヒップホップが聴かれていない場所も、その地域に根ざしたラッパーが存在しない場所も、まずないだろう。 4大要素とヒップホップの定義 ヒップホップには「4大要素」がある。 ラップ、DJing(スクラッチ)、Breaking(ブレイクダンス)、Writingとも呼ばれるグラフィティがそれを指す。 スタート時点から、喋り、サウンド、ダンス、絵画とさまざまな表現が入った総合芸術なのだ。 この4つの要素を視覚的に理解するために、もっともわかりやすいのが映画『ワイルド・スタイル』(1982)だろう。 ストーリーは、王道。 知らない俳優が主役だったのが、リアルっぽかった。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.13 00:13:46
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