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2024.09.19
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カテゴリ:映画
チャイコフスキーの妻
旋律から戦慄へ

ロシアの天才作曲家ピョートル・チャイコフスキー。かねてから同性愛者だという噂が絶えなかった。
彼は、恋文で熱烈求愛する地方貴族の娘アントニーナと、世間体から結婚する。
しかし女性への愛情を抱いたことがないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、夫から拒絶されるアントニーナは、孤独な日々の中で狂気の淵へと堕ちていく…。
 女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシアを背景に、チャイコフスキーが同性愛者だったという、ロシアではタブー視されてきた事実を明確に描く。
夫婦間の知られざる真実に迫る本作は、第75回(2022年)カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、名だたる批評家たちの賛辞を獲得。
絵画的な映像美や流麗なカメラワークなど、型破りなまでに刺激的な映像世界も話題を呼び、フランスでは17万人超を動員する大ヒットを記録した。

ロシアの天才作曲家チャイコフスキーの妻アントニーナの実像を、史実に従いながら大胆な解釈を織り交ぜて描く伝記映画。

盲目的に夫を愛する彼女は、孤独な日々の中で狂気の淵へと堕ちてゆく。

★映画メモ★
★夫婦で写真を撮るシーンがあった。
当時の写真は、長い間動かないでいなくれはならないので、首を支える道具が後ろに置いてあることを知っていたが、実際に使っていた。
★妻アントニーナは、本当に夫チャイコフスキーを愛していたのだろうか?
年も離れているし、妻を嫌っていて、夫婦として成立していないのにどうして、いつまでも妻の座にしがみつくのだろう。
夫側からは、弁護士を立てて、離婚を迫っているのに・・・。
有名人の妻ということでしがみついているのなら、こんなに両方ともが不幸なことはない。
★アントニーナは、チャイコフスキー以外の男の子どもを何回か産んでいる。
男の子には、チャイコフスキーの名をつけているのは、怖い・・・。
★女性のコルセットは、よく見るし、今回の映画にも出てきた。
しかし、男性が、コルセットのようなものを上半身につけていたのは、姿勢をよくするものだろうか?
★チャイコフスキー役の男性は、1984年10月5日、アメリカ、ミネソタ州ダルース生まれ。
モスクワ芸術座付属演劇大学で演劇を学ぶため、20歳でロシアに渡り、優秀な成績で卒業する。
英語圏の人がロシア語をすらすらと話すのは、すごい!!!
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Last updated  2024.09.19 00:51:48
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