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2024.10.09
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カテゴリ:映画
ロール・ザ・ドラム!

鳴り響け!

1970年、スイス・ヴァレー州の小さな村、モンシュ。
ワイン醸造家のアロイスは地元のブラスバンドの指揮者で、村で開かれる音楽祭のオーディション通過を目指して日々練習に励んでいる。
しかし、アロイスの指導力を疑問視する楽団のメンバーが、村出身でプロの音楽家として活躍するピエールをこっそりパリから呼び寄せてしまう!
伝統を重んじるアロイスと違い、才能ある女性や移民を次々と楽団のメンバーに加えるピエール。
それぞれを指揮者に立てた2つの楽団が出来上がり、楽団の対立は村全体を巻き込んだ大騒動へと発展していく…。
 監督は、スイスで多くの映画やTVシリーズを手掛けているフランソワ=クリストフ・マルザール。
ヴァレー州で実際にあった出来事をベースに、伝統と革新がぶつかり合う地元のブラスバンドの対立を、ユーモアとウィットに満ちたタッチで描いた。
スイスで最も権威あるスイス映画賞の撮影部門で審査員特別賞を受賞したほか、アロイスの妻マリー=テレーズ役のザビーネ・ティモテオは最優秀女優賞にノミネートされた。

★登場人物★
★アロイス
ワイン醸造家で、地元のブラスバンドの指揮者。

★ピエール
村出身のプロの音楽家。

この二人と家族を巡る作品。
★映画メモ★
★ピエールは、オートバイに乗って登場する。
オートバイにサイドカー、サイドカーに犬が乗っている。
「サイドカーに犬」
★映画は1970年。
この時代って、50年以上前になるんだな・・・。
だから、今と比べるといろいろ違いがある。

★家の中に陶器のストーブのようなものがあった。
ニュージーランドのオアマルの古い宿■に泊まった時にもあった。
★女性の参政権が話題になっていた。

調べてみたら、スイスで国政選挙に女性が参加できるようになったのは1971年のことだそうだ。

国政では1971年、地方を含めた全土で実現したのは何と1990年のことだった。
★スイスでは各市町村にブラスバンドのグループがあるほど、ブラスバンドにかける人々の熱い思いは格別なのだそうだ。
★主人公がワイン生産者。
ブドウの収穫を手伝うために、イタリア移民が働いていた。
イタリアから国境を越えて働きに来るのかと思いきや、移民だという。
★映画はフランス語だったが、たまにイタリア語も。
スイスの公用語は、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4つが公用語。
サンモリッツあたりは、イタリアに近く、公用語はイタリア語。
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Last updated  2024.10.09 00:03:42
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