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臨床の現場より

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2008.01.23
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カテゴリ:医療行政
 さて、前回医療の結果が思うように行かなかったとき、それぞれの立場での考え方を述べました。
 最も不幸なのは患者さんです。常識的に考えて、これを救済する制度を作ることに総論としての反論は根拠に乏しいものとなります。困っている患者さんを助けるのに、制度ではなく技術をもって対応するのが医療者です。ですから、結果がよければ医師と患者の間にトラブルは起きません。医療の現場の流れとしては、上手くいっている場合は法曹や官僚の入る隙間はないのです。

 しかし、人は病気になります。
 さらに、人は死にます。
 そして、人はミスや間違いをおかします。

 このようなときに、法曹と官僚が介入してきます。法曹とは、簡単にいってしまえば人が人を裁くルールです。そして、そのルールを管理運営するのが官僚です。
 ところが、上に述べた3つの不幸のうち、病気と死は、自然の理です。医療とは、ある意味では自然の理に逆らおうとする試みに他なりません。その試みはしばしば挫折します。これを人の理屈でもって裁くことは果たして正しいことなのかを、法曹の方々には良く考えてほしいと思います。
 さらに、ミスをしない人間は皆無です。常に満点を取れる学生がいないように、ある一定の確率で事故は発生します。官僚の方々は、その確率を減らすシステムの構築を目指すべきであって、責任を個人に集約することは何の解決にもならないばかりか、現場を混乱させ状況を悪くするという認識を持っていただきたいのです。

 まだまだ、法曹界、官僚には真のプロフェッショナルがいるはずです。その人たちの良心と気概に期待するのでした。

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最終更新日  2008.01.23 21:20:39
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