どこの職場でも健康診断はありますが、head&neckの病院では半年に一度定期的に行われています。本日は春の定期健康診断を受けてきました。医師と言えど人間、身体は普通の人と同じです。健康診断の日は朝から食事を制限したりして悪あがきする風景も他の職場と変わりません。
現在では、健康診断受診率100%を求められるのですが、昔はそれほどうるさく無く、2年ほど受診していない人が居たりして、割とルーズな印象でした。厳しくなったのは、数年前に医師が結核に感染していることに気づかずに診療を続けて二次感染の危険を指摘された事件があってからだと記憶しています(実際は二次感染は無かったのですが)。
ともあれ、我々こそ健康には気を使うべきという考えは正しいことです。まずは採血、採尿をして、そのあと視力、聴力、心電図、レントゲン。34歳までは心電図は免除でしたが、悲しいかな年齢が上がるに従って項目が増えてゆきます。そういえば、若い頃は採血でも異常値など出ずに気にも留めなかったのに最近はコレステロールが上がり、中性脂肪も上限ぎりぎり。血圧は相変わらず低いのですが、身体の衰えを数値で認識したりして少し悲しいところです。そうして自分の値を見た後は、患者さんでデーターのいい人を妙に褒めたり、自分と同じく高脂血症だと「私といっしょですねえ」なんて共感したり。診察中もただの一般人に戻ってしまっています。
検査結果に反省するのはほんの数日で、時間がたつとまた不規則で不健康な生活に浸りきってゆくのですが、今日はともあれ、数年間サボっていたジョギングを再開したのでした。
←50位以下に下降しつつ参加中。一日一回クリックを。