昨日から平常営業のhead&neckです。数日間病院を空けたときはいつもお土産を買ってきます。同僚、外来、病棟、手術室と常に4箇所は必ず買っていくのですが、まあその他にも数個は余分に仕入れておきます。旅の終わりにお土産を買うのが習慣となっていますが、最初の頃は「あっ、忘れた」なんてことも多く、恥をかいたこともあります。
出張先が近い場合や、夏場は比較的荷物が少ないのでお土産ももってきやすいのですが、今回のように飛行機を使用する時や、冬場などではかさばるものはなかなか持ち帰るのが大変です。したがって、土産物屋では軽くて小さく、なおかつ全員に行き渡るという条件を満たすようなみやげ物を探すことになります。ゼリーとか、プリンのような重いものは×、箱の大きなものも×、かといってあんまり安っぽいものも×と、なかなか決まりません。結局、中華街で中華菓子の詰め合わせをたくさん買って、それをあちこちの部署に配りました。
そんな苦労(と言うほどでもないですが)をしておみやげを買っていることを考えると、逆に旅行に行った患者さんなどが個人的におみやげをくれるということは、余程気にかけてくれているか、感謝していただいているのだと言うことに思い当たります。
自分の仕事や楽しみのために行く旅のさなかに、ふと主治医を思い出してくれたという事実を考えるときは、これこそ医師冥利に尽きるということだと思うのでした。
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