織幡宮の巨石と沈鐘伝説
織幡宮の巨石沈鐘と巨石 昔の人は、金埼は鐘崎でここには海の向うの国から来た釣鐘が沈んでいると語り継ぎ信じてきた。そして宗像興氏や黒田長政など、その権力にまかせてこの釣鐘を引揚げようとしたが失敗に終わった。 ところが大正8年に山本菊次郎なる人が万金を投じてこれを引揚げることに成功した。しかし姿を現わしたのは、釣鐘ではなくして、このような巨石であった。人びとはがっかりしたが、いまでも本当の釣鐘は海底に沈んでいるとの思いを捨てかねている。 このような話は、沈鐘傳説といって諸国に例があるが、ここのはそのもっとも有名なものである。 沈鐘と巨石、夢と現実、まことに面白い郷土鐘崎の物語である。 昭和49年10月 碑文 宗像県文化財専門委員 筑紫豊 (現地碑文より)鐘崎の海岸 海底には大きな沈鐘や難破船の財宝があるとか、徳川埋蔵金だとか、様々な伝説がありますが、伝説は伝説のままの方がいいのかもしれませんね。 昨年の年末ジャンボ宝くじ、1等と下一桁の1番違い。「おし~い」と思ったのも束の間、組が全く違うので前後賞も一瞬の夢でした。結局300円しか当たっていませんでした。