人に教える事。
昨日、学生実習の2名に漢方薬の講義(?)をした。1時間という時間を与えられていたのだが、準備らしい準備もしておらず、一体何を話したらいいのだろう??1時間もつだろうか?と少し不安を抱きながら・・今回、私が講義をする目的を考えた。とりあえず、‘漢方に興味をもってもらう’この学生2名は、我が店舗に来る前に漢方薬局で実習をしていたので、そこでわからなかった事を聞くと・・どうも、専門用語(漢方独自の言葉)で説明を受けていた為2人とも??????の様子。■気・血・水の概念(気・血・水とは一体何か)■漢方薬を飲む前に必ず問診が必要な事(その人の気・血・水のバランスを見るため)■虚と実とは実際の問診票からその後のやりとりを見せながら、1つずつ話す。おもしろい話として、「ある生薬は、採集する日にち 方角 場所 まで決まっているんだよ。」と。(実際にそこまでしている方は少ないと思うが・・)私が勉強している漢方の基本の本『傷寒論・金匱要略(しょうかんろん・きんきようりゃく)』(中身は漢文(笑 )を見せると、「うわぁ~、教科書に載ってた本が目の前にある~!!」と、何ともかわいい反応をしてくれた(笑。。結局、好きな事となると時間も忘れべらべら話していたようで、上司からの「そろそろきりのいい所で・・」といった内容のメモがまわってきてしまった(汗。最後に「漢方に興味がわいてきました!」とうれしいお言葉もいただき。。同僚からは、「私たちも、漢方の話聞きたい~。。」と言われた。やっぱり、私は漢方好きなんだなぁと実感できた1日だった☆