テーマ:ダイエット日記(22931)
カテゴリ:勘違い・疑問・安全情報
5月6日(土)放送のTBSの健康情報番組「ぴーかんバディ!」で白いんげん豆を使用したダイエット法を紹介していました。
テレビを見たところ、白いんげんを3分間炒ってミキサーで粉末にし、ご飯などにかけて食べ、お腹周りのダイエットに効果がありそうでしたが、その後のニュースで問題が発覚しました。 ■TBS「新ダイエット法」で下痢・嘔吐訴え(2006年5月8日19時9分 読売新聞) その後、どんどん被害者が増え、今の最新のニュースだと、延べ650人が被害に遭ったようです。 ■“白インゲン症”延べ650人…放送前の試食異常なし(2006年5月9日22時43分 読売新聞) 申し合わせたかのように ■生活習慣病の恐れ、内臓脂肪症候群は1960万人 というメタボリック・シンドロームについてのニュースがあり、シロインゲンが役に立ちそうだと思っていたのに、、、残念です。 TBSのぴーかんバディのホームページに”番組で紹介した「白いんげん豆ダイエット法」に関するお知らせ”が載っていますので、注意喚起のため引用します。
国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報にもインゲン豆抽出物(ファセオリン)についての情報がありました。ここにも「生の鞘はレクチンを含むので、大量に摂取した場合は消化管症状を起すことがある。」と書かれており、調理法に問題があった可能性が高いです。 さっき見つけたブログ記事が非常に詳しかったです。 原因はレシチン由来の植物性ヘマグルチニン毒素によるものと書かれていました。 また、毒素を軽減する豆類の調理についても書かれていました。 事前に5時間水に浸し、水を入れ替え、最低10分以上加熱するのが良いそうです。 加熱中に毒素が生より増加するらしく、番組でやってた3分炒るだけの調理法では心許ないですね。 いっそ白餡(砂糖抜き)にして食べたほうがいいかもしれませんね。まずいけど お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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