over_dogになる日まで

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• 酉から戌へ

  さてさて、今年も残すところ数時間となりました。年女だった「酉」から「戌」へのバトンタッチ。２００５年はこのブログも始められたし、なかなか当たりの男性37才ノサカさんとも知り合えたし、まずまずだったと言っていいのかなぁ。うん、いい年だったという事にしよう。今年の春に見てもらった手相では、３６才になってからは最高ですよ。結婚するのに半年かかるかなぁ？と言われたっけ。んーーー３６才と２ヶ月。今の所、何も兆しがないワケですが。いきなりの「デキちゃった婚」を考えてももうそろそろ・・なんだけど。年越しそばも買ったし、ワインも買ったし、今日はあと何をやったらいいのやら。今年の紅白は特に見たいとも思わないけど、結局、見ちゃうんだろうね。そして、そのままＮＨＫの「ゆく年くる年」の静寂さと鐘の音を聞きながら、また母親からの「今年も終わっちゃったよ！」と、単に行く年への見送りの言葉ではなく、リコへのストレスともなる言葉を受けることになるのだろう。「来年こそは・・！」と毎年思う年越しかな。・・お粗末。皆様、良いお年をお迎えくださいませね！

  2005年12月31日

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• 

  作詞家・阿久悠40周年特別企画見た？

  ちょっと、ちょっと、見ました？今夜のＴＢＳの特番「作詞家・阿久悠40周年特別企画」。この番組があるってことを前から知ってたんだけど、今朝テレビ欄を見て、びつくり。「今夜実現！沢田研二特大メドレー」しかもトップに書いてあるじゃありませんか！！！！！特大ですよ。特大！特別にデカいってことですよ！還暦間近な本人が出る？それとも昔のＶ？鼻息も荒く、高まる鼓動を抑えながら番組に見入った。番組早々の19時前に早くもジュリーメドレーが始まった。えﾞ？こんな時間にもうやっちゃうの？目玉的な記事だったのに、これで終わりかよ？さすが、ＴＢＳ。ファンを裏切らない。「Part2もありますからね！！」と視聴者を繋げる。いや～ん、ジラさないで。ビデオのリモコンを片手に、いつでも録画できるようにスタんばっていたものの、メドレー以外に出てきた映像は、手が追いつかなかった。そして、21時・・Part2が始まりましたぁ～んーーーこの番組構成、やはり「沢田研二を見たいって人がたくさん居る」ってことの表われだと思いましたね。ジュリーファンとして、手前みそですが。ん？勝手にしやがれカサブランカダンディダーリング時の過ぎ行くままに・・・♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ジュリーを知らない不幸な方々へ・・・ジュリー入門のベスト盤はこちらから↓【ロイヤル・ストレート・フラッシュ】【ロイヤル・ストレート・フラッシュ２】【ロイヤル・ストレート・フラッシュ３】♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪いくつもの映像を繋ぎ合せていて、一度で二度三度美味しい仕上りとなっていた。ごっつぁんです。それにしても、阿久さんて、スゴいお人なのね。同時期に泣く子も黙る勢いだったピンクレディーも手がけていて。色んなジャンルの人に詞を提供していて、どうして、カッコ悪い男にも、気障な男にも、強気な女にもなれるんだろう？３分くらいの歌の中に、しっかりとドラマを作っているものね。言葉の美しさも素晴らしい。今夜はすっかりジュリーの美しい映像に気絶させられたのでした。気絶するほど悩ましい(Charに提供した阿久さんの歌から拝借しました)

  2005年12月29日

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• 点と線

  六本木ヒルズに行った事ある？と、聞くとノサカさんは「今年、麻布十番祭りに行ったので、そのついでにヒルズには行きました」と言った。そう、麻布十番祭り。リコの住む街は東京まで２００キロくらいだろうか？特急に乗って、わざわざ行った麻布十番祭り。庶務のナミちゃんが今年、「友達と麻布十番祭りに急に行く事になって・・」と言った事を思い出した。ノサカさんとの曖昧なカンケイ？を自分から断ち切ったと言っていたナミちゃん。点が線になった。この時、果たしてお泊りだったのだろうか？

  2005年12月27日

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• 素メール

  From：ノサカSubject：無題おはようございます。昨夜はかなり酔っていてすみません。勢いづいてかなりでかいことを言っていたようで・・。本当にごめんなさい。昨日約束した日は実は先約がありましたので、翌日にしてもらってもいいですか？あと、日帰りで全然問題ありません。今朝会社のＰＣを開けて真っ先に入って来たノサカさんからのメール。会社ではノサカさんからメール来る事なんて皆無なのにね。リコも、朝一で昨夜のことについてメールしようと思っていたのに、ノサカさんの方が一歩早かった。よっぽど、昨日の自分の発言に「ハッ」としたのだろう。「ハッ」とするだけまだいいのか・・・。それにしても、昨日の電話の時折出す甘えた口調とは別人の「素メール」。ちょっと、淋しい気にさえなった。「言っていたようで・・」と言う第三者的言い回し。酔った自分を弁解するには、酔っていない自分しかいないのだろう。To：ノサカSubject：Re：無題おはようございます。かなり酔ってましたか？普通に会話していたから、そんなに酔っていたとは思いませんでした。私も昨夜のことをよくよく考えて「今」の二人のカンケイで、いきなり泊まりってのはどうなのかな～って思って・・。笑日程の件共々了解しました。そして、またもやリコからのメールを最後にこの日は返信がなかった。一体、なんなんだよぉ～。結局、リコはこうやって振り回されて終わって行くバカ女なのねん。何はともあれ「お泊り問題」が解消され、スッキリした気持ちでナベプロ鑑賞ツアーにどっぷりと浸れる。待っていてね、ジュリーメールのちょっとしたやりとりだけでは、何だか消化不良で夜、珍しくリコからノサカさんに電話を入れてみることにした。すると弱々しい声でノサカさんが電話に出る。ノサカ：もしもし・・本当に昨日はスミマセン。後半部分はもうかなり眠気に襲われていて・・切った後にすぐに寝ました。日帰りで全然問題ないですしぃ。また予定が入りそうになったら、早めに連絡しますので・・あ？予定が入りそうになったら？早めに連絡？で、今日リコと改めて交わしたこの「先約」が、ノサカさんの中の優先度ランキングマシンにかけられ、「先約」が先約でなくなっていく？ってか？さすがに、聞き捨てならないこの発言に食い下がるとノサカ：・・あ、言い方が悪かった。正月明けで飲み会が結構あったりするんで、万が一体調不良とかになったりした場合ってことです。万が一！ってことですよ。慌てる、ノサカ。なんだよ、なんだよ。昨日の酔っ払いの饒舌なノサカさんに比べて、このテンションの低さ！！！それに、紛らわしい言い方すんな！っての！もう～。酔うとエロリズム満開のノサカさん、酒が抜けるとこんなにも色気も味気も抜き取られてしまう。酔うとエロいタイプ？こういう男に騙されるんだよねぇ～と、大学時代の親友エリコからメールが届く。その通りと、ため息つきながら短い返信をした。

  2005年12月26日

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• いきなりの「お泊り？」

  リコはノサカさんから近日中に連絡が来たら、あることについて打診しようと思っていた。それは、23日から東京・丸ビルで行われている「ナベプロ創立50周年特別企画【抱えきれない夢】」を誘おうと思っていたのだ。多分、多くの人が「ナベプロ？」って何のプロ？って世界だろう。日本の老舗芸能プロダクションである「渡辺プロダクション」通商ナベプロ。なぜ、コレが見たいかって？自称芸能ツウ、元ジュリーマニアのリコにとっては、見逃せないイベントなのよね！そ・こ・で、自称「昭和大好き」というノサカさんを、この際誘っちまおうかとおもう所存でございまして・・。そして、何ともタイムリーなことに、「メリークリスマス、寝て終わってしまいました」なんていうメールが入った。簡単に打診すると即、二つ返事で「イクイクっ！」と、ノサカ氏。やっほぅ。マニア同士。んーーーノリは良さそうだ。で、いささか困ったことがこの後に起こったのだった・・・飲み屋で夕飯を済ませてきたという、「ちょっと酔ってます」というノサカさんからの電話。「酔ってる」という割りには、普通に話しもできたし、いつもと何ら変わらない様子に思えた。強いて言えば、ちょっと話題が珍しくシモの方面に偏りつつもあったような気もしないでもない。「ゴメンねぇ。だって、クリスマス一人だったしさ、呑んじゃったし、そんな話題にもなっちゃうよ。リコちゃんも特にイベントなかったの？？だったら、大阪来れば良かったのに。温めてあげたのにぃ～・・あ、ゴメン～」よほど、淋しいのか、酔っているのか、饒舌なノサカさんだった。そんな流れに乗りながら、ナベプロ展示会鑑賞ツアーの話になると「リコちゃん、日帰りのつもり？どうせだったら、泊まろうよ。リコちゃんて神経質な方？俺ってスゴいイビキをかくんだけどさ・・リコちゃん、俺のイビキを気にしないでも眠れるのかなぁ。旦那のイビキがうるさくて、眠れないってのは結婚生活に支障きたすことだと思うんだよね・・」かなり熱く、そして飛躍的な話になり、リコも交わすのにいっぱいいっぱいだった。「で、どうする？」え？どどどどどどうする？って・・リコとノサカさんは今現在、彼・彼女のカンケイではないよね？ＮＯと言うべき？ＹＥＳと言うべき？ＮＯと言ったら、嫌われる？そんなことで嫌うような男ならこっちからお断りなワケで・・でもＹＥＳと言ったら、それこそ尻軽女も甚だしい・・いやーん、リコどうしたらいいのよ？結局、その場は「じゃ、ちょっと考えさせて」と言うのが精一杯だった。そんな返事にノサカさんも「考えちゃうんだ・・」なんて煽ってみせる。だって、だって、もうこの歳になって、いわゆる、「やり逃げ」なんていう事故にに遭いたくもない。それに、ノサカさんも「そんな男」だった、なんて思いたくないじゃなーい。どうしちゃったんだよぉ、ノサカさん！！頭の中で「？」が渦を巻きながらも何とか電話を切った。通話時間は１００分を超えていた。２００５年１２月２５日。ちょっとだけ、記憶に残りそうな日になった。

  2005年12月25日

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• 

  クリスマスなのに・・・

  丸２日の引きこもりだから脱出すべく、クリスマス！女友達と街へ出掛けた。やはり、意識して「そう」見るからか、カップルが目立つ。丸井の靴売り場に立ち寄ったが、隣りのアクセサリー売り場では、手頃なジュエリーたちに釘付けになっているアホップル・・いや・・バカップル・・いや、カップルたちでごった返していた。そして、疲れとも、投げやりとも見えるギャル風店員の接客が対照的だった。その後、西武に移り、リコは自分への難聴への見舞いとしてシャネルのグロス「レーウﾞル　サンティヤント#46プラリン」(\3200)を買い与えたのだった。かわいいのぉ～～。オトコたちにゃぁ、わかるまい。ハッキリ言って、チープコスメの「キャンメイク」から出ているグロス(\600)ともさほど変わらない気がしのだが・・いいんです！さ、明日からこのプルプル唇で誰を惑わしてやろうか。。ひひ。

  2005年12月25日

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• イブなのに・・・

  やはり予想通りの、いや予想を下回る２００５年１２月２４日、クリスマスイブ。今年も何もな～～～い。昨日、今日は完全に基礎代謝でしか代謝機能の果たしていない、このリコのカラダ。外出したといえば、さっき母を通夜会場まで車で送ったくらいだ。これで、いいのか？いいわきゃない。みんなこのニッポンのクリスマスは、いかがお過ごしなのだろうか？会社のマチコちゃんは、７０００円／人のディナーをレストランに予約していた。隣りの席のツチダさんも家族で京都旅行に出掛けた。マチコちゃんにクリスマスプレゼント何買ってもらうの？と聞くと「一緒に下見に行って、彼にはジャケット。私は時計です・・貰ったらしてきますね。」これこそ、ＪＡＰＡＮクリスマスだぜぃ。クリスマスって何の日なんですか？っていう世界の恋人たちのクリスマスだぜぃ。それにしても、リコはＪＡＰＡＮクリスマスの思い出がホントないよなぁ。歴代の不倫のカレたちと「こういう日」って過ごせないのが、愛人？の運命だものね。はぁーーー明日は、２日ぶりに昼頃から外出する予定ができた。何はともあれ、メリークリスマス！！

  2005年12月24日

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• ｢限界｣って、言うな！！！

  今年もあと僅か。親との言い争いももうないな・・と思っていた矢先。「・・近所のxxさんが、あんたにって話を持って来てくれて、今度の人は年下よ。『３５才、教師』。xxさんからももう限界だよ、って言われた・・」あ？年下よ～・・なんてちょっと語尾上げたって、一つしか変わらねっつーの。３６才・・「限界」かい。もう売れねぇってか？終いには「・・一体どう考えてるの？結婚したい人が。居るんじゃないの？居るから「見合い」を渋るんじゃないの？居るんだったら、早くお母さんに紹介しなさい」一字一句が、ムカつくツボを刺激する。｢結婚｣をしたがってるんじゃなくて、「恋愛」したいんだよ！恋愛の末が結婚であり、結婚だけを切り離して考えることなんてできないんだよ！「結婚」ためだけの相手と、エッチもチューもデキないって。ウチの課にいる経済力バツグンの独身課長とシミュレーションしてみたが、あﾞー、絶対、無理！もういっそのこと、リコに解けない催眠術をかけてもらいたい、そんな気分だ。

  2005年12月23日

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• お水の課題

  本日、お水のバイトの日でございます。客が来ませんよーに・・とまたもや悪い事を考えて出勤。ドアを開けると既にカウンターに客が二人座っていた。ゲッ。もう居るのかよ！いらっしゃいませ～♪一人はキャップを被り、一人はスーツ姿の男性。どうも話しの流れからスーツ姿の男性は銀行マンのようだった。カウンターに入り、手持ちぶさたにしていると、スーツ姿の男性が「俺さ、ユーミンを唄う女性の歌が好きなんだよね・・で、唄ってくれる？」と、切り出してきた。最近のワケのわからない歌手をリクエストされたら、完全無理だが、ユーミンならば何とか行ける。ふぅ～。えぇ・・何にしましょう？今の季節柄・・「ブリザード」なんかどうです？・・の提案も虚しく、「中央フリーウェイにして」かなりリコの自信のない唄い方の「中央フリーウェイ」にも彼の何かの想い出が蘇ったりしたのだろうか？そうこうしてる内に２１時前に５人ほどの年配のサラリーマンがやってきた。やっぱり１２月って感じ。この５人衆は、・・常務、・・部長と呼び合う人たちで、なるほど、それなりの品のあるイイお客だった。そして、この５人のお目当てももちろんカラオケ。何でも「点数付のカラオケで競い合いたい」と、メモ用紙と鉛筆を欲しがった。昭和３０年代～４０年代の聞いた事もないような歌を、それはそれはタンマリと唄い、リコも「麦畑」と「浪花恋しぐれ」をデュエットしたのだった。♪芸のためならぁ～女房も泣かすぅぅ～オヤジ様たちのほぼ貸し切り状態で時間は過ぎ、２３時前には店を後にしたのだった。どのオヤジ様たちも仕事から解放されたほろ酔いの顔は、とても幸せそうだった。きっとイイ仕事をしているに違いないって勝手にそう思えた。そして、オヤジ様たちにアドバイスをいただいた・・・八代亜紀とケイ・ウンスクの歌は覚えた方がいいよ、と

  2005年12月21日

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• 受け身上手

  また会社からノサカさんにメールしちまったのよね。２週間ぶり？のメールは何とも素っ気無い始まりだった。To：ノサカSubject：おはようございますお久しぶりです。お元気で？そっちは雪が降ったとかで？すると数時間経ってから、似合った返信が届く。From：ノサカSubject：Re:おはようございますおはよ。こっちは、さぶいよ。しかも仕事がウマくいっておらず、膿んでます。そして、またもやリコからのメールを最後に途絶えた本日。こんな夜は、きっとノサカさんから電話がありそ・・・そんな予感がした。すると、２２時半頃にノサカコ～～ルたまたまケイタイメールをいじっていたリコは、即座にそのコールに反応してしまった。これじゃ、まるで焦って飛びついたように思われるではないか！！半ば、そうだけど。ノサカ：もしもし・・久しぶりに電話してみました。いつも、スミマセンね。受け身の態勢で。仕事もちょっとうまく行ってなかったりで、忙しくってね。今？もう寝る体勢に入ってます。「受け身の態勢」そう、リコとノサカさんの関係では、ノサカさんは「受け身主義」となっていた。一番最初の「お誕生会やりたくない？」なんて言って誘ってくれたのが、唯一、彼の「積極性」を感じたくらいだ。ノサカさんがリコに「引き」を感じているのかどうかはわからないが、リコはここ数年の狙った男性がフェイドアウトするまでの過程は、ほぼこのパターンだった。最初はそこそこの食い付きがあったものの、リコと話したりする時間が重なって行く程に相手との温度差が生じて行く。知らず知らずに何かを仕出かしている可能性は多大なのだが、一体ソレが何なのかはわからない。とはいえ、この日は・・・寒い→ウィンタースポーツ→マリンスポーツ→クリスマス→お互い暇だ→暇な時は何をやっているのか？→リコはブログやってる→ブログってさ・・？と、話も弾み、１時間ほど話しをしたのだった。リコがブログをやっていることを知ると、と、ノサカさんが言う。すげぇ、見てぇ～どんなこと書いてんの？俺とかも出てきちゃったりしてんの？え？俺を勝手に許可なく出演させておいて、見せてくんないの？見てぇ～残念ながら、お見せできません。ハダカ見せるよりも、見せられん。消化不良のノサカさんの舌戦攻撃が過熱する前に、「長電話させちゃって、ゴメンナサイ。じゃ、また連絡しますね。」と言って、電話を切った。世間じゃ、毎年恒例のニッポン風クリスマスムードがじわりじわり。今年は、何しよっかなぁ。去年も一昨年もどうやって過ごしたのかは全く思い出せない。

  2005年12月20日

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• 酒は魔物

  昨夜は、アレ以来のユウジさんとの再会。結局、実際会っても、もうすっかりリコの気持ちは高ぶることを知らなかった。今回の英会話教室の忘年会？のメンツはリコ、ユウジさん、名前忘れてしまったオヤジさん、メグミちゃん、外人講師の５人だった。外人講師のロブとも初対面だったワケで、ロブに「アナタ、ダレデスカ？」と、尋ねられた時には、逆に日本人もこんな風にぶっきらぼうに相手に聞える英語の表現をたくさんしてるんだろうな、なんて思ったりしたのだった。ロブはアメリカ人。２７才だと言うのに、頭部はやや淋しくなりつつあり、表情も硬く、マジメな風。でもって、留学先の中国で知り合った女性と結婚をし、妻は中国に居るという。中国語は堪能で、みんなの前で喋って見せてくれた。中国語を話すアメリカ人ってのが、リコには何だかとってもフシギに映った。リコは、１軒目の居酒屋で、生中１杯、緑茶割り２杯、鏡月１杯を飲んだ。ココまでの支払の記憶まではしっかりしていたのだが、問題は２軒目だった。オヤジさんの案内でちっさい居酒屋に移り、レバ刺し、もつ煮に焼酎お湯割り梅干し入りを２杯・・・そして、時は流れ・・・気がつけば、テレビがつけっ放しの部屋のベッドの上。化粧したまま、服着たままの姿で、目が覚めたのは早朝４時半だった。ん？近所で飲んだから、歩いて帰宅した・・ハズ。支払はどうしたのだろう？財布を出した記憶もなければ、みんなと別れの挨拶をした記憶もない！呑み逃げ・・・ってか？ヤッベーーーーーーーーーーーーー！！！今朝、慌ててユウジさんに恐る恐るメールを入れると、夕方返信が来た。From：ユウジTo：無題そんな酔ってた風に見えなかったけど、酔ってたんだ？支払は大丈夫ですよ。だから気にしないでください。俺のことを「ボンボン」って言ってたのも酔ってた証拠だったんだね。笑また行きましょう。ボンボン？って、リコがユウジさんに向かって言ってたって内容よね？そんなことまで第２の人格者が言ってたとは・・何を根拠に「ボンボン発言」したというのか？あちゃ～～。狙ってるオトコでもないし、ま、いっか。それにしても、久々に呑んじまったわ～。きっと、寒かったせいに違いない。

  2005年12月19日

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  本日は早退したナリ

  フツーに出勤したものの、右耳の違和感に悩まされ１０時で早退することにした。時は金ナリの派遣にとっては、痛い「早退」。止む無く「年休」ということにした。今回は、回復の兆しもあまりなかったので、病院を浮気してみることにした。やはり、浮気って、後ろめたい。しかし、結局、浮気先の病院でも「今のクスリを続けるように」との診断。ん～～・・焦らずに気長にってことか。今日は会社帰りに寄ろうと１９時半から美容院も予約していたのだった。慌てて時間変更してもらったが、それでも１４時半。ビョウインとビヨウイン。外人には日本語の難関な語句だろうな。昼は一人で近所の「サイゼリヤ」でランチをしてみた。「アラビアータ」を頼んでみたが、ウェイターが運んできた皿を見て、ちょっと引いた。なぜなら・・・ペンネ？とは思えぬ、韓国のトッポギ？を思わせる太さ。一見マジ引きしたが、完食した。３９９円也。何だ？この値段。サイゼリヤに乾杯！－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－トッポギ・・って、こんな感じ。甘辛のタレに絡まったものをいただきます－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－時間潰すのも面倒で１４時には美容院に着き、ヘアカタログを５、６冊チェックしながらも、オーダーは「いつもみたいな感じで」。「この時期だと『オモカル』って感じで、トップサイドは軽め、裾は重めな方がいいと思いますよ」ピンとも来なく、言われるがままに切られた。それにしても、髪切るって気持ちが変わるものよねぇ。フ・シ・ギ。車社会の地元の道が混む前に、早めに帰宅すると、ユウジさんからメールが来た。From：ユウジSubject：１２月１８日（日）突然だけど、12/18に英会話の面子で飲み会やろうってことになって、良かったら、リコさんもどう？英会話を既に辞めたリコを誘ってくれるとはぁ、ありがたいこった。ユウジさん・・・一時、リコも熱くなったよなぁ。。アレは一体何だったんだろう？そして、「ユウジさんに会える」とかいう「楽しみ」は全く沸く事もなく、単に「暇だしなぁ・・」っていう利害の一致でＯＫしたのだった。またユウジさんの「講座」が開講しないことを祈る。

  2005年12月16日

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• 水曜どうでしょう？

  結局、ママに懇願され、リコは「水曜日の店の女の子」となった。厳格な、教師上がりのリコの母はもちろん、激怒した。が、１回／週で２３時までの勤務ということを約束し、何とか重い空気は脱した。今日は、お客が来ませんよーに！と、祈りながら店でママと二人の１時間が過ぎた。暇な１時間でやったことといえば・・・箸の袋詰め。トイレ掃除。造花の掃除。電球の取り替え。そして、ママが「最近の会社じゃ、上司が部下を飲みに誘っても平気で断わるんだってねぇ。昔じゃ、有り得ないわよ～。女の子なんて、金曜日はデートだから飲み会は平日にしてくださいとか言っちゃうんだってよ～」と、話し始めた。あ、ママ・・その話・・月曜日も全く同じ事をママから聞きましたからぁ～。と、思いながらも「そんな風潮ですね」と、全く同じ返事をしてみた。そして、２１時過ぎに紳士的な男性二人が来店。いらっしゃいませ～。月曜日のオヤジ様たちに比べると、「オヤジ」なんて呼べないような品のイイ人たちだった。今日は当りだ！団塊の世代というこの二人は、地元の大手企業のおエラいさんのようだった。石原裕次郎、小林旭、テレサテンの歌を次から次へと唄い捲くり、時折、ケイタイの待ち受けにしている孫の写真をリコに見せては「子供を持つってのはぁ、やっぱりいいよ」と目を細めていた。ふーん、子供か・・穏やかに迎えた２３時。男性二人を見送った後、すぐにリコも店を出る。いつも、こんなお客ばかりだといいのだが・・。そうはいかない水商売。

  2005年12月14日

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• イヤな女

  先週の火曜日からは、市の講座のボクササイズが始まった。そして、今日は第２回というのに、３０分前に着いたのに、駐車場は満車。「隣りの公園の駐車場も借りてます」って言っていたクセに、この寒い中、歩いてかなりの距離の「第２駐車場に止めて下さい」の係の指示。・・ったく、テンション下がりますね！！！！と、おとなげない怒りを係に吐き捨て、「申し訳ございません」も最後まで聞かずに「イヤな女」丸出しでヒールをカツカツと鳴らし、ボクササイズをサボってきた。あぁ～それにしても、どうしてこういう自治体って融通が利かないんでしょう！！ムカっ腹がまだ治まらない！先週は混んでて、第２駐車場しか知らなかったから、そっちに止めることもできたが、「公園の駐車場」を聞いてしまった今週、寒さの増す今週がリコをコントロール不能にさせた。冬のバカ。

  2005年12月13日

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• お水デビュー

  今日リコは、「お水」のシゴトにデビューしました。というのも、友達のユミちゃんの叔母さんが近所のスナックでママをやっていて、以前にユミちゃんに「手伝いでもさせてくれないかなー」なんて言った事から、今日に至ったのだった。一度、ママに会った事もあり、一人で切り盛りしてる田舎の小さなスナック。全くの知らない人の店じゃないし、ママと二人きりだし、場所柄から言っても、混雑する店とは思えない。初めての「お水」にしては、好条件かもしれない。しかも今日にお声が掛かったのは、月曜日の女の子が休んだ為のピンチヒッターだった。親には「映画に行く」と行って、会社帰りにスナックに向かった。店には２０時から入ったが、やはり月曜日、２２時までママと世間話をしながら時間が経っていった。「２２時半で締めようか・・」とママが言い、ホッと一息尽いたのも束の間。「８人ね！」と常連客の一人が入って来た。ゲッ！！何だよぉ～こんな時間から来んなよっ～慌てて、さっき教えられた通りに、熱いおしぼりを渡した。カウンター内で準備するママに、「席に就くように」と促され、硬い表情のままオヤジ様達の間に座った。客は、暗闇でもリコが「いい歳」だってことはお見通しだった。「お子さん何人いるの？」「家計の助けにはなるもんなぁ・・」と、勝手にリコ一家が作り上げられていく。「あのぉ・・まだ、独身なんですよねぇ。はは」と、笑うしかない。すると、隣りに座ったオヤジ様が、リコの弁護に入る。そして、何度も「ホントに独身？」「バツイチなんでしょ？」「どうして君が独身なのかなぁ、世の中の男は何やってんだよ！」「・・で、ホントに独身なの？」社交辞令の一連の句を聞きながらも、独身という事実がそんなにも「疑惑」なのか？と、ココでも社会の突風を直で受けた気がした。独身で悪ぃか？？？？？？？？？しかし、リコに最後まで疑惑を持ったオヤジ様と、なんだかんだ言って話をし、オヤジ様たちよりも早い２３時過ぎには「ママ、お先に」と店を出たリコ。そして・・・「水曜日の女の子が来れなくなっちゃったみたいなの、毎週水曜日どうかしら？」ママからの懇願メールが深夜に届いた。

  2005年12月12日

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• 考えて出る答え、出ない答え

  始まり、始まりぃ～「あんた、いいかげん結婚のことを考えなさいよ！！」こう、言われたのには、ワケがあったが、それはまた後日として・。考えて答え出ますか？１時間考えたら、イイ相手と巡り会えるとでも言うのですか？何時間、何日考え続けたら、結婚できるって言うんだ？子供の頃の突っ込みの「ソレって何時何分何秒後？」みたいな、ツマらない「へ理屈」に、我ながら貧しい発想にウンザリした。そして、耳の調子は一向に良くならない。なぜなら、この家がストレス発祥の地だからだ。

  2005年12月11日

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• しちゃった・・

  自ら誓った掟を早々に破り・・しちゃった・・・って、何を想像してるんですかぁーーーーーーーー！そこの食い付いた、あなたですよぉーーーーーーー！この前の日記で、ノサカさんに「もうメールしないっ！プン！」って誓ったのも、束の間。ちょっと弱っているリコは会社からメールをしちまいました。To：ノサカSubject：お疲れ様です。こんにちは。私・・・突発性難聴になってしまいました（T-T）１時間ほど経ってからか、返信が来た。From：ノサカSubject：Re:お疲れ様え、どーゆーこと？短いメールのやりとりを２、３回ほどして、彼からのメールでやりとりは終わった。From：ノサカSubject：Re:Re:お疲れ様左耳は聞えてよかった。切ないね。薬で改善されるといいね。「切ないね」か・・久しぶりに聞いた言葉だ。そして、先ほど、ノサカコ～～ル。「もしもし、大変だったようで・・大丈夫？突然なの？原因は？」とりあえず、「友」としては気になってくれたようだった。リコのここ最近の気になる症状を話し、そして、この前のＫＯ負けを取り返そうと、彼のタバコ漬け、酒漬けの不摂生な生活からの予想されるであろう病気を言い並べる。「え～・・」「そうなのぉ？」「・・う～～ん」と、弱くも、甘えとも聞えるような声を聞きながら、今日はリコの勝利を力強く確信したのだった。ノサカさんのこの前のあの勢いは何処へやら・・。彼は気難しいけど、わかりやすい人間のようにも見えた。トンネルに入るのか、ノサカさん自身「惜敗」を感じたのか、「あ、電波途切れるんで・・じゃ、また」と、ケイタイが切れる。ノサカさんとの今のカンケイが何とも心地良い。

  2005年12月09日

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• 突発性難聴になってしまったのだ

  師走になり、今年も何事もなく終わっていくなぁ～なんて、思っていたら、今年最後に厄介な病気になってしまった。突発性難聴になってしまったのだ。先週くらいからだったか、午後や夜に断続的に右耳が聞え辛くなることがあった。ずっと、耳の奥が詰まっている感じ。水が入ったような、あんな感じ。調子の悪い時は、耳元でヘリコプターがブンブン回っているような音や、ボイラーから発する「ブォ～～」っていうような音の耳鳴りがあった。午後になると決まって始まる右耳の違和感に耐え兼ねて、昨日３０分早退して耳鼻科へＧＯ！聴力検査を終え、鼓膜を調べると、医師が「鼓膜異常なし。先週から症状があるの？んーー・・ギリギリだな。後で話ししますから・・」ギリギリって・・？気になる言葉の後を求めながら、隣りにあるベッドに横向けになる。耳たぶを引っ張られ、もう一度耳の中を照らし始めると、医師がこう断言した。「これは突発性難聴ですね。ストレスやウィルスによるとも言われたりしてますが、原因不明の病気でしてね。この病気は発症してから１０日以内に治療すると治り易いと言われているんですけど、それ以上経つとなかなか治り難いんですよ。だから、あなたの場合は『ギリギリ』ってこと。１週間ステロイドのお薬出すんで、それでどこまで回復するかを見ましょう。何か変だな、っと思ったらすぐ病院に来ること。おっかない病気だってあるんですよ。」ま、まじかよー！！耳鼻科なんて世話になることなんてないと思ってたのに。さ。診察が終わり、待合室に居ると、看護婦が来てもう一度さっき取った聴力データをリコに見せながら、説明し始めた。リコの右耳は或る音域に対して極端に低い聴力だった。幸い軽度であったが、これが重度になるとリコの住む市では身障者認定の対象となるらしいのだ。そして、１週間服用するステロイドは強い薬らしく、胃薬併用の必要の有無を尋ねられたりもした。服用方法も４日目までとそれ以降では、服用する錠剤の数も違い、何度も「数を間違えないように気を付けてください」と念を押された。はぁ～。至ってストレスゼロに近い生活を送っているハズと思っていたのに、バイトも始めたりもあったし、知らず知らずにカラダに負担をかけていたのかもしれない。３０何年も生きてれば、ガタも来るわなぁ。

  2005年12月08日

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• 撃沈

  それは、こんな一言メールから始まった。「ボーナスかぁ～」リコがノサカさんに２２時近くにボヤキのようなメールを送った。ベッドに寝そべりながら、羨ましい思いを込めながらも何の気なしに送った。「送信完了」の途端に、ノサカコール。「・・もしもし・・一言メールは辞めようよ。素っ気無く感じるからさ・・」ちょっと、イラついたノサカさんが見えたような気がした。「あ、ごめんなさい。あんまり長いメールだと面倒くさいって思われるかと思って・・」焦って取り繕うと必死な自分がよくわかった。話題を変えようと、先日の車検の話をリコがしだすと「・・１０年目？って、最初は３年目に車検だから、９年目か１１年目ってことでしょ？」まずは、「数の訂正」で一本取られた。「・・もうそろそろ、新車に替えたら？もう少し女の子らしい車に乗った方がいいんじゃない？」と続いて、ボロボロな愛車スターレットを指摘され、二本目を取られた。そして、寒々しいリコの部屋の今季まだ起動させていないエアコンの話や、暖房機具の話も「女なんだから、フィルターの掃除くらいやらないと・・」だの床暖房とホットカーペットをうっかり間違えて言うと「それってホットカーペットでしょ？全然違うじゃん」いちいち、うっせーよ！と、声にならない声で叫び、うんざりした。それにしても、こんなに揚げ足トリ屋だとは思わなかった。彼の一連の行動から考えても、この発言さえ「何の意味もなさない」のかもしれないが。もう、リコからは一切メールなんかしないもんね！！！！２００５年、冬。出掛かった芽から花はまたもや咲きそうにない。

  2005年12月06日

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• お金がない

  この冬、リコに宿る貧乏神がパワーアップしている。派遣先の会社の管理職から、終業間際に「賞与辞令」が社員に配布された。「派遣社員」の懐の寒い季節だ。しかも今月のリコの１０年目の車検の見積り額は１７万円だった。もう、気絶寸前だった。どこにそんな金があるって言うんだ？？？？この額を聞いた時に、あまりの衝撃に明らかに鼓動が早くなった。そう、リコは本当にずーーーーっと貧乏神とマブだちで、切っても切れない縁を持っている。大学卒業してから、転職もしないでガンバって働き続けている友達は今年のボーナスは額面８５万円って、言うじゃない・・。リコの通帳は多分、十のケタが「２」以上になったことは、もうここ数年なかっただろう。来週の水曜日の車検が刻一刻と迫り来る。そして、自分をこう励ますのだった・・♪忘れないで、お金よぉりぃもぉ～大切なものがある。♪忘れないで、あなたよぉりぃもぉ～大切なものはない。どうする？アイ○ル？

  2005年12月05日

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• 寒い披露宴

  土曜日の「最悪な披露宴」に比べ、今日は何と盛り下がった披露宴だったことか。本日の客数８３名。昨日の醜態極まりない披露宴と同部屋で、客数は、昨日より１００名少ない。昨日の大混雑ぶりから見ると、ガラ空きで、ちょっぴり淋しい気さえした。新郎の友人たちも若者なりにピアスとかしてる今風な割りには、酒の追加注文もしない、悪ふざけぶりも全くない、おとなしめ？であった。親族であろう女子中学生二人は、ひたすら下を見てケイタイメールに夢中だった。お酒を注ぎに行き交う人もほとんど居なけりゃ、久しぶりに会う友だって居るだろうに仲間同士盛り上がるテーブルもない。親族の一人がカラオケで「島唄」を唄ったが、「静かすぎですよ～。もっと盛り上がってくださ～い」と自分から切り出す始末。この結婚、反対を押し切っての結婚だったのか？と、ちょっと両家の確執のようなものを察知したのだった。いつもだと会場内は熱気で蒸せ返るほどだが、今日に限っては、客が「寒い」といことで、暖房の温度を上げたそうだ。それにしても、このちょっと寒い空気に反して、夫婦間の温度設定は高めであって欲しいものだ。あ、ちょっと、オヤジぽい締めかしら？

  2005年12月04日

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• 最悪の披露宴

  本日、リコは配膳のバイトなのでした。「今日は１本だけだし、楽勝！」と思ったのも束の間。招待客１８０人という大人数のやや面倒な披露宴にあたってしまった。指揮者からは「かなりみなさんお酒を飲まれるそうなんで、飲み物には注意を払ってください」という指示がされた。嫌な予感。料理出しが始まると、早速、担当のテーブルのオヤジに「水割り」を頼まれた。慌てて「焼酎の水割り」を持っていく。すると、透明なグラスを見たまだシラフのオヤジが「ウィスキーの水割りって言っただろ？このバカ野郎！」この時点、シラフですよ、シ・ラ・フ。ブチっ！と、リコ自身の血管が切れる音をしっかり聞きながら、笑顔で作り直す。あﾞーー、この客みんな食中毒にでも当って死んじまえ！！！このオヤジの素行ひとつとっても、招待客の若造たちの食べ方一つとっても品位の欠けた集団ということがよくわかった。「早く終われ、早く終われ」と唱えるように料理を運ぶ。そして、悪夢はキャンドルサービスで起こった。丸刈りした頭に「愛」と書いた若造が、全裸になったのだった。しかも全裸でテーブルに乗り、炎の灯ったキャンドルを股間にあてがう。リコのその男の一物を見てしまったではないか。最悪。こんな披露宴あるか？挙げ句の果てには、酒を飲み捲くったオヤジの一人が倒れ、救急車で運ばれる始末。こんな最低の披露宴の後は、会場内の清掃も大変だったってもんで。ハラワタが煮え繰り返ること度々の今日のバイト。お吸い物をオヤジの背中にかけてしまったことを、誰にもバレずに済んだことが、今日の奇跡だった。

  2005年12月03日

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• 悩ましい４

  またもや悩ましい出来事がありました。ノサカさんからの２日間、連チャンの電話があったのどぇーす。昨夜は２１時過ぎにノサカさんからので電話。「もしもし、ノサカです。今から１時間くらいかけて寮に帰るとこ。・・返信そっけなかった？」昨日の電話は、昼間に会社からノサカさんに送ったメールが発端だったようだ。眠気がピークになった、１４時過ぎに何の気なしに、ノサカさんに「中だるみの時間帯・・ツラい」と短いメールをし、リコからの「眠気が冷めました」というメールを最後に途絶えての昨夜の電話。「眠気冷めた・・って言ったから、俺の役目は終わったな、って思って。あのあと返信しなかったんだけど、素っ気無かった？」と、昼間の自分の行為を解説していた。少し胃の調子が悪いということで、体調管理の話等、他愛のない話を１５分ほどして切った。そして、今日、会社からＸ’masヴァージョンのスクリーンセイバーを手に入れたので、添付ファイルをメールで送ったが、返信はなかった。すると、２０時過ぎにノサカさんからの電話。「今日、スクリーンセイバーありがとう。返信できなくてスミマセン。でもアレは可愛い過ぎて、俺は使えないな。笑とりあえず、スクリーンセイバーのお礼をと思って電話したんだけど、それだけ。笑。」あくまでもメールの返信の「代わり」の電話。特に君の声を聞きたかったってワケじゃないから・・って、遠回しに言われた様な電話。「俺はアナログな人間だから」ノサカさんはよく自身のことをこう言っていた。レコードに針を落とす瞬間がたまんないんだよね。とか、音楽は聞きたい曲があれば、買う。レンタルショップとかはキライなんだよ。ああいうのが、音楽業界をダメにしていくんだよ。とか、持論をマジメな顔して、この前言っていた。「メール」ってヤツも、ここ数年であっという間に普及して、今や伝達手段の王道とも言える。でも、リコの若かりし頃といえば、想いの相手への伝達手段は電話だった。家にかけて、親に取り次いでもらう・・これがどれほどの難関だったことか。相手の声や会話の間で、相手の見えない表情を自分なりに想像していく。それに比べると、「メール」という手段のなんと自分勝手なことか。ノサカさんからの「電話」は、ちょっと懐かしい気持ちにさえした。これまた、きっと、彼にとっては「特に意味のない行為」なのだろう。罪なオトコよ、再び。

  2005年12月01日

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• 思い出しキモい

  「思い出し笑い」という表現があるならば、今日のある出来事は、「思い出しキモい」という表現がピッタリだった。リコの課の今年３１才になる男性社員のオオシマさんが、なんでも先週入籍したらしい。お相手は違う部署にいる派遣社員のようだった。しかもリコと同い年というではないか。同じ課とはいえ、オオシマさんとは親しいわけでも何でもなく、３１才にしては、緩んだダラしない体つき。爪を噛む癖。後輩への口の利き方が至って乱暴・・。どれを取っても、リコの興味は全くそそらない男だった。そして、今日聞いた話では、そんなオオシマさんの入籍は難関だったと言うのだった。何が？って・・結婚願望の熱いオオシマさんに比べて、彼女はそれほどの気持ちもないらしく、彼との結婚に対して後ろ向きだったらしいのだ。「彼女が入籍に躊躇している」という、オオシマさん本人談も同僚にあったというではないか。穏やかではない。とはいえ、大安吉日の１１／２１に彼は何とか入籍を済ませた。彼女の母親や姉を呼び出して、周りからの説得で何とか済ませたという「入籍」。オオシマさんの同僚は、「彼が１年以内に離婚する方に１万円」と不謹慎な賭け事まで持ち出す始末。そんな難関の入籍を終えた今日オオシマさんは、同僚の女性にこの発言。「彼女とのＨの相性がバツグンなんだよ」３１才の男が同僚のマツノさん（女性）に言うことかよ。そのマツノさんが余りのキモさに、リコたちに助けを求めてきた。リコたち他３名の女性陣も同様そのキモさに一気に不愉快な気持ちになる、午前１０時。この時間帯に聞く話ではなかった。夕方になって、席に戻って来たオオシマさんを見ては、「思い出しキモい」で目を背けた。「エッチの相性が・・」なんて言ったのは、締まりのないその口か！！！違う部署とはいえ、社内にいる新妻。結婚に躊躇した彼女の気持ちが手に取るようにわかる。果たして、この結婚・・吉と出ますか、凶と出ますか。

  2005年11月29日

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  ジュリーな夜

  親が旅行に出掛け、ひとりの夜。こんな夜は・・家にカレを招いて、手料理の一つでも振る舞い、ソファでお酒を飲み、そのうちジャレ合い、チューして・・あぁ～、こんなこと久しくしてないよなぁ。ひとりの夜を有意義に使いたい。何を思ったか、リコはクローゼットに紙袋にガムテーブでガッチリと封をした、その昔、熱狂的にジュリーを撮り続けたビデオたちを引っ張り出した。ざっと５０本近くはあるだろうか・・’８４年録画モノが最古のモノだった。改めて、思う・・恐ろしい。あの頃の熱い気持ちは一体何処へ行ってしまったのか？などと、ふとあの頃のリコも懐かしく思えた。適当な１本を見始める。やはり、沢田研二は美しかった。マジで、キレイなんだから！！！！！！！！セクすぃプリてぃ２０年以上前の映像に映る彼はアイシャドウを入れ、真っ赤な口紅を塗り、ブルーのコンタクトレンズを入れ、タバコを吸いながら挑発的な眼差しを画面の向こうからこちらに投げ入れる。リコの世代は彼の全盛時代を知る、最後の世代だろう。誰かが言っていた、「沢田研二の全盛を知らないのは不幸過ぎる」と。結局、何本かに見入っているとあっと言う間に深夜１時になってしまった。沢田研二のテレビへの露出度が減っていくとともに、リコの情熱も減っていたが、今夜は一気にヒートアップしちまった。あぁ、魅せられた夜。たぶん、リコの「クドい顔好き」はジュリーのせいに違いない。

  2005年11月28日

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  イン・ハー・シューズ

  念願叶って、「インハーシューズ」を観てまいりました。自分にぴったりの”靴”＝”幸”せを見つけに行こう！本当はレディスデー１０００円の日に行こうと思っていたのに、なかなかぴったりの上映時間がなくて、週末に観ることにした。この田舎の映画館も「ハリポタ」の影響か、珍しく館内も賑わっていた。イン・ハー・シューズ・・・靴の映画じゃありませんからぁ～～容姿に自信のない姉は、履きもしないたくさんの靴を買いあさり、姉と真逆の容姿だけが自信のある妹は、定職もつかないままだらしのない生活を送る。そんな姉妹の間に繰り広げられるヒューマンドラマ。「失う」ことで本当の自分と向き合い、真の「大切なもの」を知る。観終わった後は、共感と温かい気持ちで満たされたリコだった。一緒に行った、友人のアシカワさんはいつからか泣いていたらしいが、リコは気がつかなかった。シャーリー・マクレーンも出演していたが、苦境を乗り越えながらもキュートな老婆を演じていて、とても味があったし、キレイだった。それにしても、アメリカのお婆ちゃんってなんてキュートなんでしょう。明るい洋服を着て、ダンスを踊って・・・映像観ているだけでも、明るい気持ちになれるってもんだわ。キャメロン・ディアスのカラダもスゲぇよなぁ・・と思いながら、見入った。筋肉質の硬そうなカラダ。ピラティス？ハリウッドヨガ？ジム？エリザベスタウンにしてもインハーシューズにしても出てくる車がＴＯＹＯＴＡ車なのよねぇ。世界のＴＯＹＯＴＡんーーディテールにもついつい目が行きながらも、共感すること多し！なこの作品、「インハーシューズ」観なさい！！byおすぎ

  2005年11月26日

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• 寿退社

  今日付けで庶務のマリコちゃんが寿退社する。庶務のマリコちゃん・・そう、リコにノサカさんを紹介してくれた女の子だ。彼女は派遣社員で今の会社に来て４年程になるらしく、派遣社員の中では古株だった。そんな彼女の彼はどうも社内の人らしかった。「・・らしかった」というのも、その相手は公私共に仲の良い、ごく数人にしか打ち明けておらず、その選ばれた数人にも硬く口止めをしているらしく、女の口の軽さを考えても今日までそれが守られてきたことには、あっぱれだった。何しろ彼が「知られたくない」人のようで、マリコちゃんも頑なにそれを守り抜いてきた。気風のいいマリコちゃん、人気もあった。そんな彼女を一人占めしたという「波風」を立てるのが彼がイヤだったのだろう・・それにしても、どうしてこのタイミングでマリコちゃんは会社を去るのか・・？そう、どうもマリコちゃんの彼もこの秋の大量の大阪転勤者の一人のようだった。だから「このタイミングで去らなければならない」＝「大阪転勤者」ということが、皆の推測だった。そして、実しやかに囁かれる噂は・・マリコちゃん、ノサカさんと結婚するのかしら？何人からこの言葉を聞いただろう？多分、マリコちゃんのお相手が謎に包まれ、そしてタイミング的なことを考えると仲の良かったノサカさんが、彼女の結婚相手として噂されているのだった。リコも、同じ課のマチコちゃんも実際そう思っていた時期があった。ノサカさんもマリコちゃんのお相手は知っているようだったが、彼もまた彼女たちのしてきた「努力」に貢献して、決して名前を明かすことはなかった。この田舎にしては、規模もそこそこ大きいこの会社。近所でゴハンだ、買い物だしていたら、誰かしらに見られるのが関の山。知られたくなければ、遠出しろってことになる。マリコちゃんノサカさん結婚説が未だ消えていない社内。マリコちゃんのダンナ様は一体誰なのだろう？

  2005年11月25日

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• 本日は勤務日なり

  勤労感謝の日ってのに、リコの会社は稼動日だったんですねぇ。でもって、車で１０分ほど離れた本社のホールで部長の講和があるってことで昼前に出向いたのだった。昔派遣されていた当時に仲良くしてくれていたマユミさんが、リコに会いにホールまで下りて来てくれた。「リコちゃん、久しぶり。ちょっと、顔ふっくらした？・・でも今の方がちょうどいいよ」「今の方がちょうどいい・・」マユミさんと一緒のフロアーに居た時代は、社内不倫にどっぷりと浸り、やはり体は正直なもので「不幸な恋愛」は不幸オーラを出させるものです。今よりも５キロ程痩せていて、頬もコケ気味だった。不倫のカレの「痩せた女が好き」の言葉を胸にこの不幸相を「美」と勘違いしていた時代でもあった。それに比べると多分、今の方がいいのだろうなぁ。マユミさんと一緒に下りてきていたカズミちゃんも「雰囲気変わりましたよね？前はちょっと話しづらい雰囲気だったけど。今はそんなことないし・・」って、今を肯定してくれた。やっぱり、不倫は良くないやーね。最近、ノサカさんとやりとりするようになってからは、便秘も解消しつつある。やっぱり、適度な緊張感は体にいい影響を及ぼすものだ。ふむふむ。恋はカラダに効く

  2005年11月23日

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• ガっついてますか、私？

  自分からは連絡しないでいよう・・って、誓っていたのに。やっぱり、しちゃったよ～。ノサカさ～ん。だってだって・・「ＣＤまだ借りててもいい？」とか「あのオリジナル曲って何だっけ？」っていう、疑問文メールを先週末に２回も送ったのに、シカトなんですものぉーーーーーーーーーー！！先週月曜日のロイホに行った時に、自分がもしや何かしでかしていたか？などと思いを巡らせた。コーヒーを音立てて飲んじゃった？紙ナプキン使い過ぎた？いや、もしかしたら、テーブルに肘ついていたかもしれん！！あーー何をやっちゃったのよ、リコ！！！！このモヤっとを解消したい一心でメールを送ってしまった。To：ノサカSubject：お疲れ様です仕事順調ですか？今週末からはリコの課の人も大阪転勤になります。みんな居なくなって淋しくなりますよ。あ、この前リコが探していた「無印」のセーター、昨日やっと買いました。笑んー、平凡。すると、鳴り出したリコのケイタイ。フロム・・・ノサカさんだわ～～。「無印」で買った「さつまいもチップス」を頬張りながら、電話に出る。「あ、食事中ですか？ごめんなさい。メールの返信？急な用じゃないと結構後回しにしちゃってて・・スミマセン・・」ふーん。リコへの返信は「後回し」に該当か・・。どうでもいい仕事の話や気候の話をしながら、やはり所々敬語口調になり、緊張がなかなか解れなかった。「ＣＤは年内にでも返してもらえば構いませんよ。１２月９日は、そっちの泊りの忘年会に参加するつもりなんで、帰るつもりです。その時でもいいし・・。あの・・もっと気軽で構いませんよ。大阪にでも来た時には気軽に声でも掛けてください。じゃ・・おやすみなさい」ノサカさんの存在が何だか今日は少し遠くに感じられた。言葉の端々に何だか距離を感じた。考え過ぎ？リコの年代になれば、若い頃のような勢い、ノリで親しくなる年頃でもないのは、わかっていたハズだったが、リコはまだどこかで、瞬間的に恋に落ちるなんていうドラマティックな幻想を夢見ているのだろう。シロでもクロでもない今は友達関係を築く段階ではないか。まだノサカさんのことを和菓子屋さんの長男で、運動がキライで、ヘビースモーカーで・・ぐらいしか知らないじゃないか。リコ、ガッついてる？「追えば逃げる」ってのは、わかっているだろう。ここは少し歩調を整えて、歩いて行かねば・・。

  2005年11月22日

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• 職場のお昼問題

  男たちにはわかるまい。女のお昼問題って、結構重要ってことを。群れを好む女だからこその、この「お昼問題」リコの職場にも女性は２０人程は居るだろうか。男性陣のほとんどは、少し離れた棟にある食堂にお昼休みのチャイムと共に一斉にゆっくりとした流れを作り出す。それに比べ、２０人強の女性陣は「弁当組」「食堂組」「外食組」に分かれる。リコは母お手製弁当持参の「弁当組」の一員であった。もともと大勢でランチタイムを過ごすのが好きでないリコは、デスクで雑誌を見ながら一人で食べても構わなかった。いや、むしろその方を好んだ。が、会社を渡り歩く派遣社員リコ、やはり「郷に入っては郷に従え」。最初から一人でデスクランチしていては、馴染めるものも馴染めなくなる。とりあえず、食べる時だけでも「弁当組」に入らねば、と女特有の風潮に戸惑いながらも「組の一員」となったのだった。それでも最初は６人程で、そう苦痛にもならなかったのだが、この頃は派遣社員も増え、人数も１０人程になっただろうか。８人も座れば一杯のテーブルにお弁当を遠慮がちに広げながら食べるのだった。他人の甥っ子の話だ、嫁姑の話だ、旦那の話だ・・・ここ最近はお昼休みもちょっとした苦痛になっていた。はいはい、リコは協調性のない一人っ子ですよ。今日も適当な相づちを打ち、作り笑顔で３０分耐えたが、早々に引き上げデスクに戻って、ネットを見始めた。一人って快適である。すると、向かいの席の食堂組の一員マチコちゃんも早々に席に戻ってくる。聞けば、彼女も食堂組リーダー格「クマダさん」の「一家」の話に疲れていた。食堂組の話題といえば、この４０才のクマダさんが繰り広げる「一家」のお話だそうで、それを２０代半ばの派遣社員が「うん、うん」と社会人らしい見事な振る舞いをしているらしい。聞いただけでも、想像しただけでも全く「昼休みではない」のが、よくわかる。今まで一緒にお昼を取っていた仲間から、突然の「脱退宣言」するのも、これまた勇気がいたりする。別に誰が嫌いとかそういうのではないのだが、８時間勤務の中の貴重な休み時間。リフレッシュできなければ、意味がない。マチコちゃんと密かに、波風立てない「脱退方法」を企てる。化粧をしなくて済む。会社で個々に堂々とランチできる。この２つは唯一「男が」羨ましかったりする。

  2005年11月21日

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• 日曜朝の決まり文句

  あぁ、ムカムカするぜ。ムカっ腹がおさまらない！！日曜の朝、９時過ぎに起きようというものなら、必ずと言っていい程親からのこのセリフを浴びせられる。「家庭を持ってる主婦なら、この時間には家事をやってる！」自分の決めゼリフか、お気に入りのフレーズか知らないけどもうちょっと、ヒネったらどうよ？「家庭を持ってる主婦なら・・」って仮定法を使ってる、あなた！リコは現実「家庭」は持ってないんですよ。しかも、この「家庭を持ってる主婦」を比較対照に出すのは、ちょっと違うんじゃないの？ねぇ？そして、この決めゼリフの締めには「うるさい事言われたくなければ、一人で暮らしてみろ！」と続くのが定型句であった。返答には「金があれば、こんな家とっとと出て行ってやるっての」と、これまた同じことしか返せない自分も情けない。ノサカさんには絶対に見せてはイケない、裏リコだ。しかも、机に無造作に置いてあった給与明細もチラ見されて、取立て屋の如く、足元を見られる。もう生活費はこれ以上入れられないっての！あﾞーーー嫁にも行けず、金もなく、この現状を打破するにはどうしたらいいのか？金さえあれば・・・これじゃ、「金の亡者ユウジ」になっちまうじゃないですか！いくつもの「答え」が出るにも、どれも現実化には距離がある。親との冷戦の中、テレビでは同い年の「サーヤ」こと紀宮様の結婚報道のダイジェストが静かに流れていた。

  2005年11月20日

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• 早くも忘年会

  本日は、早くもリコの課の忘年会であります。課内の人の異動やら何やらで前倒しの忘年会。・・今年を締め括るにはまだ１ヶ月以上あるというのに。ややテンションが落ちそうな時期ではあったが、今回は大目玉景品「液晶テレビ」等、家電製品も多数含まれるというビンゴゲームが前倒し忘年会のへのテンションを引き上げていた。少なくとも「人間関係」「業務に支障」が出るとも噂されたビンゴゲーム。酔ってなんかぁ、居られないぜ！！リコはもち、液晶狙い！しかし、ＤＶＤやデジカメでも全く問題ない。どれも持ってないってば。リコ要望の控えめな品々、「マイナスイオンドライヤー」「光学式マウス」これのどちらか当れば、まずまずだ。いよいよ、居酒屋の一室で始まったビンゴゲーム。ビンゴ一抜けが一等「液晶テレビ」と決まっていた。そうそうに「リーチ」になった人たちに、鋭い眼差しが注がれる。ビンゴ！！！！！！！第一声は、来月定年を迎えるエンドウさんだった。「液晶テレビ」が「ふさわしい人」に当り、血の雨が降ることは避けられた。２等デジカメ・・３等ＤＶＤ・・それぞれが当たり主に引き取られて行く・・。やっぱり、無理だったか。リコは濃い目の焼酎を飲みながら、マイナスイオンドライヤーと光学式マウスも見送った。人生、こんなもんか。しかし、直後にリコはビンゴ！！！！！と叫んだ。が、３人「ビンゴ」という、またも不運な状況。自信もないジャンケンで、１回戦で勝ち抜け、２回戦でまさかの勝利。この段階で７等だった。バッグにも入りそうな大きさ、軽さ。それだけでも助かった。包装をみんなの前で取ると、な、なんと「光学式コードレスマウス」ではないですか！！！幹事の一人のマチコちゃんが「マウスは２つ買ったんですよ。ソレは、私が選んだんですよぉ」リコが控えめながら要望していたマウス。しかもコードレスだぜぃ。ジャンケンで勝ち取ったぜぃ。月曜日に会社で使うのが楽しみで仕方がない。リコって意外とカワイイ所あるでしょ？こんな所が「売り」なんだけどなぁ。

  2005年11月18日

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• 「優しさ」の標準装備

  言い換えれば、「罪なオトコ」ってことか。誰のことかって？決まってるでしょ～ノサカさんのことだす。他人の恋愛話ほどツマらないものもないのもわかっているが、言わせて欲しい。昨夜のノサカさんの宣言通り、終業時刻間際にリコのいる支店に立ち寄った。リコに会うためでも何でもなく、仕事でだ。リコが課内に掛かってきた電話を取り次ごうと、振り向くと通路を挟んだ向こう側で立ち話しているノサカさんを見つけた。「あ、来たんだ・・」話すタイミングもなく、リコが帰ろうとした時には、もうノサカさんの姿は見えなかった。ケイタイを見ても、メールはない。このまま明日の朝には大阪に戻ってしまうのだろうか・・。まっすぐ帰宅し、夕食も終え、ベッドで転寝をしていると、ケイタイが鳴った。ノサカさんからだぁ～。ノサカ：もしもし・・もう家ですか？　　　　１７時過ぎに支店にちょこっと寄って、用事済ませて今実家に戻るとこ。リコ：もう家です。あ、ノサカさん夕飯食べた？良かったら付き合いますよ。　　　　　リコも軽くしか食べてないし、どう？彼が「電話の目的」を言う前に、リコから「会いたい」発言してしまった・・・。ノサカ：軽く食べちゃったの？でもいいの？じゃ、自宅に向かいますね。　　　　でも、今日は呑みませんよ。ハハ。２０時過ぎのこの突発的な用事を「今週末の課の忘年会のビンゴの景品を買いに行く」と、口うるさい母に言い残し、「なぜ、こんな時間に買いに行くんだ？」という疑問符を背中に浴びながら急いで、家を出る。３６才にもなって、こんなちっぽけなウソをつくリコは本当にいつまでたっても変わらない。ノサカさんが運転する車に乗るのは、今日が初めてだった。とりあえず、ファミレスが立ち並ぶ方向へと走り出す。昨日のマニアックな「ＰＹＧ」の話題を出すと、「持ってきましたよ～」と、嬉しそうにバッグから取り出して、リコに差出す。純粋に「ＰＹＧ」に出会えた嬉しさに即座にケースを開く、リコ。今日のノサカさんの「電話の目的」はきっとこのことだったに違いない。ノサカさんも喋りがのって来たか、「ちょっと走りますか・・」と、ファミレスへは遠回りをしながら、この密室での時間が延長されて行く。ファミレスに着くと、リコは「根野菜のサラダ」を、ノサカさんは「カレー」「シーザーサラダ」「オニオンスープ」を注文する。リコがサラダしか注文しなかったから、どうも彼はリコが物足りない場合の「オニオンスープ」を注文してくれたようだった。「コレ、食べていいよ。足りる？」優しすぎるし、気が利き過ぎ。庶務のナミちゃんが「関係」をハッキリさせたかった相手、ノサカさん。大失恋した元カノからは「男らしくない」と、最後に言い放された、ノサカさん。ノサカさんを紹介してくれたマリコちゃんは「すっごい優しい人」と、一押しのノサカさん。ノサカさんの同期の男性からも「アイツは優しいし・・」って言われていた。結局、この「優しさ」はリコにだけ特別ではない。みんなに優しいという証拠だ。だから、勘違いしちゃう女だって多いはず。どうして、こうも優しくできるのだろうか？リコに置き換えて考えてみたら、気のない男になんて到底「優しすぎる」接し方なんてできない。勘違いでもされたら、大変だ。それを考えると、ノサカさんは「優しさ」標準装備の男ってワケか。標準装備だから、人を選ばない。前情報を聞いていたからこそ、彼をこう分析できるもの。情報が無かったら・・ナミちゃんと同じ結果をリコも作っていたかもしれない。シロ・クロつけるには、まだ早いが、しばらくは、この波に漂うことにしよう。いいよね？

  2005年11月14日

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• 

  コレって運命？

  「日曜日にデート」こんなベタなイベントがひっさしぶりーーーーーーー。やっほぅ～。昨日の疲れも何処へやら、今日のリコは何しろ、血の巡りさえもいいような気さえしていた。マニキュアを塗り、アイシャドウはベーシックな色を、口紅は塗らずにグロスでプルっと、バッグは楽天で買ったバッグで、ブーツはベージュ。おいおい、楽しいぞ～～。やっほぅ～。昼前のノサカさんからの電話で、昨日から公開された映画「エリザベスタウン」をリコが提案し、ノサカさんは快諾してくれた。映画のサントラは何処かで聴いたことのある懐かしさが漂う。宣伝では「奇跡の６日間。感動のラブストーリー」くらいの文句だったように思うが、どちらかと言うとコメディータッチで、時折隣りでクスッと笑うノサカさんがちょっと可愛かったりした。やっべぇ～。ヤられてる・・。映画も終了して、早めの食事「鉄板焼き」を始めたのは、会社の終業時間の１７：３０頃だった。ダラダラと食べながら、飲みながら、喋りながらではあったが、１９時過ぎにはこの店での限界を感じてきた。田舎・・・娯楽の選択肢ってものがないんだよねぇ。カラオケ？ボーリング？ショッピング・・するには、もう遅かった。「どうしようか？」と何度もお互い口に出しては、行き先が定まらない。これが恋人同士だったら、行き先はひとつ・・・だったりするんだけどねぇ。えへ。「じゃ、車置いて、商店街に出ますか？」ノサカさんが切り出した。結局、「呑む」ってのが、無難ね。リコが借りてるＰに車を止め、ノサカさんと一緒に商店街に向かう。商店街まで向かうこの道はを一緒に歩くのは何度目だろう？ノサカさんは、昨日もヒライさんと呑んでいたという「隠れ家」的な店に連れて行ってくれたのだった。居酒屋「はなまる」女将さんが一人で切り盛りしている、カウンターとテーブル席一つだけの店。店内に居る人間が一体となるような狭さだ。既に、カウンターには適当な間隔を空けて初老の男性が一人ずつ座っている。三船敏郎だことの、新珠美千代だことの・・古き日本映画について語っているようだった。箸置き、コースターに女将の心配りが感じられる店で、何だかホッとする。ノサカさんが入れてる焼酎とお通しだけで、時間がゆっくり過ぎていくのが、何とも贅沢で、心地良くてたまらなかった。酒は好きだけど、「弱い」と言っていたノサカさんはもう致死量を超えているようで、瞬きの回数も少なくなる。そして、どこから沸いた話題だったのか、リコとノサカさんの共通点を見つけた。それは・・昭和歌謡。もともとノサカさんも新しいものより古いものに興味があるらしく、自分の生まれた’６０年代後半には特に興味があるという。リコは何度も白い目で見られてきたが、大ファンだった「沢田研二」絡みの「昭和」を自然と探究していた。そんなことから、Ｇ．Ｓタイガース解散後沢田研二がソロになる直前に萩原健一らと組んでいた伝説のバンド「ＰＹＧ」に辿り着く。ノサカさんはＰＹＧのＣＤを２枚持っているといい、リコは実はこれをずっと探し求めていたのだった。まさかのマニアックな出会いに、リコたちは驚き、ノサカさんの瞬きの回数も通常に戻った。コレって、運命？こんな話題で盛り上がるなんて、誰が予想しただろう？興奮覚めやらぬ２３時過ぎに、店を出て、リコの家経由で帰って行くノサカさん。彼は帰宅してから、お蔵入りしつつあった、このＣＤを引っ張り出し、聞き直したようだった。それよか、マニアチックなリコに引いちゃいないだろうなぁ？ちょっと、「裸を見られた」に近い恥ずかしさも味わいながらも、彼との「友達」としての距離は確実に縮まった実感があった。それにしても、ジュリーよ、今夜をありがとう。

  2005年11月13日

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• ノサカワールド

  今日は結婚式２本の配膳のバイトもあり、グッタリしているとケイタイに受信メール。ただいまの時間、２２時５分前。どうせ、学生時代の独身三十路衆一人からのメールだろう、とゆっくりケイタイを開くと。From：ノサカこんばんわ。今、ヒライと呑んでるんだけど、来ない？キャイ～ン尾はまたしても一気に勢いづいて物凄い速さで振り乱れる。そういえば、今週はこっちに戻って来るって言ってたっけ。ヒライさん・・・確か、ノサカさんの会社での後輩だった。以前一度だけ会ったことがあったが、もう顔はすっかり忘れていた。行っちゃうよ～！！とは思うものの、今日リコはバイトでミディアムヘアを無理矢理縛っていたため「アジエンス」虚しく、結ってる跡は消えないまま、マスカラは落ちかけ、何しろ顔が疲れ切っている。こんなんじゃ、行けないじゃんかぁ。To:ノサカいつ帰ってきたの？そして、今から？今日はバイトで、髪もボロボロだし、ちょっとベストな状態じゃないから・・ごめん。今日しか会えないのかな？明日の日曜はバイトは入れていない。何としてでも、明日に再会の場を作らねば！From：ノサカそっかぁ。ベストじゃないかぁ。明日は暇だよ。明日もバイトかな？ヨッシャー！To:ノサカ明日は休み。じゃ、明日は陽の光を浴びに出ましょうか？適当な時間に連絡ください。こう言って、ケイタイを幾度となく眺めながら、ノサカさんからの返信を待つ。すると、ケイタイが鳴った。メールでなく電話だ。こんばんは。昨夜、こっそりこっちに帰って来てね。今日は１８時過ぎからヒライと二人と呑んでて。今から２軒くらい行って帰るよ。キャバクラ？行かないよ。明日は昼前後に連絡するよ。じゃ、おやすみ。明るい時間に二人で会うのは初めてだ。３６才にして、久しぶりのこの感情に嬉しくなる。そして、２２時近くになってのこの電話もリコが「バイトから夜帰って来る」ということを見込んでのタイミングだったのだろうか・・・・などと、都合のいいように解釈しようとしているリコは、もうすっかりノサカワールドで小躍りしているようだった。

  2005年11月12日

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• 夢・憧れバトン

  ひめkoちんから、受け取りましたぁ。ひめちゃんに比べたら、リコの薄っぺらなダメダメ人生が浮き彫りだわぁ。反省。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－１．小さい頃になりたかった職業はなんですか新幹線車内の売り子。笑小学校の卒業文集にも「ビュッフェの人」と書いた、リコ。ミーハーなリコは新幹線車内が芸能人と一番出会えるスポットだと思っていたのね。小せぇ～。２．小さい頃に憧れていたアイドル（自分にとっての）はいますか？小学校から、大の沢田研二ファンでした。どちらかと言うと、リコの年齢よりもちょっと上の人たちがファンなんだろうけど、どうしちゃったことか、小学生から沢田研二大好きだったのね。彼のファンというカミングアウトも、なかなかできずに周りに合わせてその時代のアイドルファンと偽って過ごしてきたことを思い出す。昔はステキだったのよ～。って、沢田研二を知ってる？？３．今の自分にとって憧れている人はいますかあ、アコアコさん！！世界を飛び回る仕事をしているアコアコさんに憧れる！だって、ドラマのような生活なんだんもん。４．今ついている職業（過去でも良い）には、いつなりたいと思ったのですか。なりたいと思っていた仕事ではないな。たまたま出会いました。このバトンで一問一答する度に自分の「無さ」に反省するぅ。５．またそのきっかけは？　派遣社員なんで、紹介されました。笑あぁ、ミジメになってきた。本当は英語にちょっとでも携われるシゴトとかしてみたかったんだけど、リコのスキルじゃ到底無理。英語教材もたんまりあるし、コツコツと始めなきゃなぁ。６．そのためにがんばったことを教えてください　スミマセン、ガンバってません。今回、自分を見詰め直すいい機会になりました。７．これからも何か夢はありますか「ライター」になりたいのです。それもあって、初めの一歩としてブログも始めました。自分の腕で飯を食って行きたい！！（男らしい～）自分の得意なジャンルもないので、そういったことも含めて見極めて行く努力をしなきゃ。８．今の自分が頑張るために、何かモットーはありますかアンテナは敏感に。自分らしくありたい。９．このバトンを回したい方をどうぞでは、憧れの女性、アコアコさんにお願いします！

  2005年11月12日

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• おっぱいパブ

  今日は、先日の会社のイベントの打ち上げってことで、課のヒノ君、イシダさん、新入社員の男子二人にリコ、マチコちゃんというこじんまりとした会が行われた。リコがダントツの年上ってことは、言うまでもない。明日のバイトもあるし、早々に切り上げようと最初に言っておくと、「もう、毎週集団見合いばかり行って！！」なんて、ヒノ君に言われる始末。違ぇよ！！配膳のバイト行ってんだよ！という、言葉は内に秘めておく。酒も進むと、ヒノ君、イシダさんたちが同期の送別会の二次会で先日行ったと言う「おっぱいパブ」なる店の話になった。この田舎でもそんな店があるとは、驚きだった。硬派なイメージのイシダさんさえもが「おっぱいに触りたい時があるんですよ」と淡々と真顔で言ったこともショックだった。君は妻も居るだろうによ！！オンナの乳房にゃ、かなわない・・ってか。聞けば、途中で明かりが薄暗くなり、各席が蚊帳を掛けた状態になり、その中で繰り広げられるらしい。ひたすら、おっぱいを触る。一体、どんな店なんだ？想像もつかない。\５０００／３０分ほどの料金で、触りたい放題らしいが、コレって男のウサを晴らすのに高いのか、安いのか。こういうことひとつとっても、風俗ってのは、男が居るからこそ成り立つ産業だよなぁ。男の「性」の理にかなう商売。昔から存在して、この先「男」という生き物が絶滅しない限り、絶えることはないだろう。それを考えると、女は男ほど単純じゃないというか、欲求不満を解消できるほど短絡的なものではないよな・・などと、つくづく考える。男が「おっぱい」や「ＡＶ」に興味を持つのは正常な証拠ですよぉ。むしろ、「生き物を殺す」とかに興味を持ったりする方こそ、異常なんですよ。そう思いませんか？最もらしいことを言う、ヒノ君。んー、確かにおっしゃる通り。男にとっての聖地「おっぱいパブ」この総称から言っても、男の可愛さが何だか少し感じられた。

  2005年11月11日

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• 若旦那

  今日は、そう、ノサカさん大阪支店初出勤日だ！今朝のケイタイには、昨夜リコが送った「いよいよ、明日だね」のメールの返信が来ていた。「いよいよです」ふーん。短っ。何となくスッキリしないまま、眠気と戦いながら、半ば夢見心地でＰＣに向かっていると「新着メールあり」のメッセージ。From：ノサカSubject：無題ふぅ。大阪だよ、大阪。ふぉ～。大阪からの息吹に乗せて・・・息吹だって、キャーーーー。新天地からの初メ！「ふぅ」とか「ふぉ～」とか、ため息尽いたり、ＨＧになったり・・。うふ。カワイイ。To：ノサカSubject：ネ兄！開通お疲れ様。新しいところはどう？市街地まではどれくらいのとこ？「リコ、冷静沈着になれ」ということを、運転手の前方後方確認の如く、自分で確かめる。ずっと席に居るのか、ケイタイメールとは違ってレスが早い。From：ノサカSubject：Reネ兄！開通こっちは寒いよ。ちょっと郊外でね。事務所は新しいから、キレイ。朝は霧とか出ちゃうし。凍えそう・・。昨夜は夜の大阪の街の雰囲気を味わってきました。・・なるほど。だから昨夜は返信がなかったって、ワケか。To：ノサカSubject：Reネ兄！開通さすが、若旦那。早速、夜遊びですかい。遊び過ぎないようにね。すると、ノサカさんからはひどいなぁ～とだけ、返信が来た。ひ、ひどい？え？「早速、夜遊び」ってのが地雷だったのか？と自問自答しながら、慌てて詫びた。To：ノサカSubject：無題ごめんなさい。そんな深い意味なくって。そりゃ、夜の都会へも早々と繰り出したくなるよね。あーーーいかんいかん、こんなことでもう下出に出るなんて。From：ノサカSubject：無題若旦那ってイメージなのかなぁ～？え？ノサカさんが引っ掛かったＮＧワードは、「若旦那」だったの？？結婚もしてないのに、「旦那」って言葉を使ったからオヤジっぽく聞こえちゃった？って、こと？え？何なの？To：ノサカSubject：お詫び再び、スミマセン。特に何も考えなく、ノサカさんの実家が呉服屋さんだから、「呉服屋の若旦那」って言う繋がりでつい、言っちゃったの。別に「そういう」イメージとかじゃ、ないから。おいおい、弁解に必死になってるぞ。その後、彼からのメールは途絶えた。ふぅ・・まさか、「若旦那」に反応するとは。酒の勢いもありリコは、ノサカさんのことを「遊び人風」とか「ワルっぽい」とか言いたい放題だったから、自分の印象というものに敏感になってしまったのかもしれない。いっかーん。それにしても、メールってのは、相手の色んなことを想像させるね。「・・・」とか「～」って記号なんかますます想像を掻き立てるものね。何となくその途絶え方も気になって、帰り際にリコから「ほな、帰りますわ。お疲れ様。風邪引かないように。」とメールすると、電源ＯＦＦする直前にTo：ノサカSubject：無題お疲れちゃ～ん。もう風邪はひいてますぅ。と、来た。とりあえず、リコは「若旦那」で地雷は踏んだが、無事生還はできたようだ。

  2005年11月07日

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• 本田美奈子の早すぎる死

  白血病で闘病生活を送っていた、本田美奈子が亡くなった。本田美奈子、３８才。リコとそんなに変わらないんだよね・・。リコの世代だと、やっぱりアイドルとして活躍してきた彼女の印象がどっちかって言うと強く残っているかな。「One Way Generation」なんかは、ドラマの主題歌になったしね。あの細いカラダで過激な衣装で唄う姿は当時としても、かなりインパクトがあった。リコも唄ったよなぁ～。ミュージカル女優としての地位も築き上げた矢先の不幸。不幸って、その人の努力とか、才能とか無視して突然やってくるんだよね。与えられた「不幸」にも意味ってあるのかね。冥福を祈りたい。

  2005年11月06日

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• 「北川和美」という女

  今晩の「バンキャ」見て、更にムカついた。チカラの無い声、淡々とした口調、表情のない顔。どれを取っても、この女のやってきた大迷惑な行動に反するものだ。北朝鮮に勝手に亡命して、勝手に帰って来た「北川和美」一体、何なの？この女？バンキシャでのこの女は、この「亡命」とされている報道も「北朝鮮に行かざるをえない事情があった」と説明した。誰に？なぜ？帰って来たのか？帰られたのか？と、周りから突っ込まれれば、うつむきながら、同様した様子もなく「今は言えません」と淡々に答える。帰国会見の真ピンクの口紅もどうかって思うけど、いつでもカメラを意識したような、客観的に自分を演出しているような一連の仕種。あの女優気取りは何？この帰国時の身元引受人ってのも「芸能プロダクション」って言うし、ワケわからん。この女、元オウム信者で、脱会後はヌード写真集も出したとか・・。こんなとこに先見の明でも見出しちゃったプロダクションがいるのか？ご愁傷様です。バンキャの終いには、「今後は芸能活動をやって行きたいです」と、しゃあしゃあと言ってのける、このド根性女。「ほぅ。芸能活動されるつもりなら、もっとハキハキ喋らなきゃ勤まりませんよ」と、司会の福澤朗からは右ストレートが入った。北川さん・・ガンバってね～

  2005年11月06日

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• もしも・・・

  ドリフの「もしもシリーズ」じゃない。しつこいけど・・・やっぱり話題に出しちゃうよ、ノサカさん。リコは気のない相手には、わかりやすいって程、ツマらない顔するだろうし、メールも素っ気なかったり、もちろん、自分から発信するなんてことはしない。あ、その人使って、飲み会作ってもらおうって時には別だけど。それに、「また会おう」的な言葉なんて絶対に言わないんだけどさ。余裕のない、ヤな女だなぁ。こんな小っさいリコに比べると、ノサカさんは、メールのレスはいまいちにせよ、気の遣いよう、話の内容、表情どれを取っても、相手を勘違いさせるに充分なんだよね。この前、会った時にたまたまリコも知る他の課の子ヤマモトさんと実は付き合っていたこと知った。「ヤマモトさんは、いい子過ぎてね。自分がダメになっていくのがわかった。何でも受け入れてくれる子で、俺もかなりわがままにもなったし、そんな自分がイヤでね・・。あの子はイイ子だから周りのオジさんたちにはスゴい可愛がられるよ。多分、途中で女として見れなくなっていたんだと思う・・」コレが別れた理由だったらしい。わかるような、わからないような・・。オトコのわがままか。一体、どんな人なんだ？プレイボーイ？すんごいイイ人？今日の配膳のバイトをやりながら、気がつけばアタマの中は、ノサカさん。合間合間に見るケイタイにはもちろん、彼からのメールはない。その昔、ケイタイなんぞなかった時代の恋愛を考えれば、その時代の相手との「距離間」そのものだ。そうだ、「もしも、ケイタイがなかったら」と思ってこのメールの無い日々を気にしないことにしよう！！・・・って、そんなこと思えるかよっ。

  2005年11月05日

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• 返信の確率

  今朝は、そう、ノサカさんの旅立ちの日であります。飲んだ翌朝は目覚めがいい！なんたって、深い眠りに就けますから。今日は晴天。なのに、あの人は行ってしまう。To：ノサカSubject：おはです昨日は、本当にありがとうございました。楽しかったです。今日は起きれましたか？またこっちに帰ってきた時には連絡くだされ。気を付けてね。朝いちにメールを入れた。なのに・・・待てど暮らせど未だ返信はない。移動の新幹線の中とかさ、一言返信するくらいの余裕もあってもいいにさ。もしかしたら、色んな人からメールがジャンジャン入って、誰に返信したとか、わからなくなってたりするのか？ノサカさんの遊び場のバーの常連さんたちも送別会開いてくれたって言うし、そーゆー中でノサカさん好みの女子の一人や二人いるかもしれない。やはり、ノサカさんクラスの男性なんかは高嶺の花なのか。そりゃ、そうだろうな～～昨日に打って変わってこのテンション。そして今、不覚にもリコからメールする。To：ノサカSubject：無題大阪は寒いでっか？あくまでも、軽～～いノリで。軽～いノリで。すると、即返信が来たではないか！！！From：ノサカSubject：無題そうでもないでぇ～そう、そう！これがノサカさんのノリだ。うふ。それにしても、もともとメールに対してマメじゃないって言っていたから、長文メールより、一言メールの方がお好みなのか。長文だとウザいと思われたりしがちか？あぁ、紅葉とともにリコはノサカ色に染まってゆく・・。

  2005年11月04日

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• 久々のデートだす

  結局、昨日までにノサカさんから「今日のデート」について、何の連絡も来なかった。「万が一３日がＮＧだったら、早めに連絡します」と、言われていたが、彼の「早め」が一体いつを指すのかも不安だった。昨日から浮かれモードに入っていたリコは、きっとこの浮かれぶりに反してドタキャンという結末が待っているような気もしてきた。プレイボーイたるもの、ジラのもすテクニックの一つなのだろう。この「やきもき」も久しぶりに味わう。お～い、ノサカさん、忘れちゃったのかよ～すると、半分諦めかけていた終業時間３０分前の１７時頃、ケイタイにメールが入った。ノ、ノ、ノサカさからだぁぁぁ！！！！！！！From：ノサカSubject：無題おつ。今日は大丈夫ですか？何時頃に上がれる？場所はどうしましょうか？よければ、この前、行こうとして休みだったあのエスニックの店なんかどう？さすが、ジラしの魔術師、ノサカさん！しかもリコも実は前回のリベンジとしてこの店を提案しようと思っていたのよね。以心伝心。「１９時に店の前で」ということになり、急いで帰る。店までは、リコは徒歩圏内。ノサカさんはチャリ圏内。帰宅して、メイクをリタッチ。すると、間もなくして、ノサカさんからの電話。「ノサカです。この前みたいに店閉ってるのもイヤだから、店確認してきました。リコさんの通り道で待ってるんで、早く来てね。５分以内だよ。」ちょっと親しくなった間柄への言い方で、リコの尻尾はもう振り切っていた。キャイ～～ン。不運なことに、この時間帯、下りに上りに貨物にとなかなか踏み切りが開かない。すると、またノサカさんからの電話。踏み切りの向こうにケイタイを持ったノサカさんがこっちを向いて手を振っている。もう、溺死。踏み切りが開いたと同時に小走りなリコ。あーん、やっと彼の元に行けた。「リコちゃん、まず最初に謝らなければいけないことがあって・・」えﾞ？なに？急用ができて１時間しかないとかそんなこと言わないでぇ。「・・実は、プレゼント用意できなくて。『手袋』にしようと思ってこの辺の店に行ってみたんだけど、クリスマス商戦に出始めるのか、まだ店に置いてなくってね・・。こっちはやっぱり暖かいってことなのかなぁ？とにかく、手ぶらでゴメン」プレゼント？いいんです、いいんです。そんなの要らないんです。今日の「この日」が充分にプレゼントだって！・・てなことは、恥ずかしくて言えなかったけど。ノサカさんからのプレゼントなんて想像もしてみなかった。なんてイイ人なんだ。律義な人なんだ。さすが、ノサカさんクラスになると、こういうコトをサラ～っとデキちゃったりするんだ。言えちゃうんだ。・・ってことは、勘違いしちゃう女もたくさん居ただろうにね。やっぱり、罪なオトコだよ、ノサカさん！！すっかりノサカさんにヤられていた。店に着いて、シンハーとバリハイで乾杯する。「お誕生日おめでとう～」何年ぶりだよ？こういうのって。一人で切り盛りしてるこの店の料理が遅いことも、オーダーをなかなか取りに来てくれないのことも、全く気にならないどころか、このままでもよかったくらいだった。もう、リコはおかしなことになっている。ノサカさんの大失恋話、お互いの結婚観、趣味の話・・・興味のある男を前にすると、どうしてリコはこうも饒舌になるのだろう。つくづくわかり易い自分に笑えた。店が閉店する２３時過ぎまで、話が尽きることはなかった。「今日はお祝いだから、お財布はしまって！・・じゃあ、そのお金は次回ってことで」と、リコが差出すお金を拒む。そして、ノサカさんが言った「次回」と言う言葉を幾度となく自分の中で確かめる。この「ちょっとした言葉」にすがりつこうとした。自転車を引っ張りながら、リコの家の前まで送ってくれたノサカさん。「１１月はなんかかんだ、やっぱりこっちに来る機会が多いと思うよ。また帰って来た時には連絡してみますよ」明日の朝、彼は大阪に旅立ってしまう。大阪のような都会では色んなことがあるだろう。「せっかく、お近付きになれたのに、残念ですね」今のリコが言える精一杯の言葉だった。彼とリコにどんな縁があるかわからないが、３６才３日目は想い出に残る一日となった。そして、カラダの中から何とも言えないステキな分泌物が大量に生産されたような気がする。

  2005年11月03日

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• なんてったって、３６才

  とうとう「Ｘデー」を迎えました。リコ、３６才。三十路も折り返してしまいました。去年と今年と違うとこ・・。目尻のちりめんじわが増えた。下っ腹が常にポッコリするようになった。ＩＮＤＩＶＩの７号スカートが入らなくなった。あﾞ～、いかんいかん、こんな悲観的になっては。誰もが年は取るもの。世間の「ツマらない目」とかに惑わされず、いい年の取り方をしたいよな～。今年は、親との争いも勃発せず、会社帰りの立ち寄り湯もガラ空きで、露天からの夜景にほっと一息つけた。ふぅ。温泉に行った同級生は「不妊」で悩んでいた。和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」の歌詞じゃないけど、「・・人は皆、悩みの中」前向きな気持ちを持つことの大事さを改めて知る。それにしても、ノサカさんから、バースデー当日に「おめでとうメール」は来なかった。きっと、引越し準備に大忙しで、３日のデートにその一言は取っておいているのだろう。・・そう思いたい。

  2005年11月01日

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• 避難勧告発令中

  刻一刻と迫り来る誕生日・・リコは明日１１月１日で３６才を迎える。昨日は早々に母からのジャブに一発見舞われた。「あぁ、今年も終わるねぇ～」ワザとデカい声で「１０月」のカレンダーを破る。そんなデカい声出さなくなって、聞こえますぅ～！！！月は変わるものなんですぅ～！！！全く同じ事を去年もヤられた。そして、ずんぐりむっくりの公務員の見合い写真を差出され、大ゲンカになったことを思い出す。あれから１年か・・。去年は「あと一年で何とかなるだろう」と思っていたのに、ソノ１年ももう終わろうとしている。リコにはきっと「女狐」か「大蛇」がツイているに違いない。いや、もうそうとしか思えない。明日は真っ直ぐ帰宅して、自宅に居る時間を長く持つのにはキケン過ぎる。耐え難い。慌てて、友達を誘って立ち寄り湯に行くことに決めた。明日は、「誕生日」ということに全く触れない朝を迎えるだろう。そして、親から「３６才にもなって、あんた一体どうするつもり？」とニラまれることが目に見えてる。そして、自分の結婚話を持ち出され、止む無くバツイチだった父(故人)との見合いしたことだの、恋だ愛だは「結婚」とは無縁だことだの、４０年以上前の世の女性たちの結婚事情から説かされる。もう、聞き飽きたっつーの。年々恐怖に満ちて行く「誕生日」。避難勧告が解除されるのは、いつの日か。

  2005年10月31日

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• ニアミスの不安

  久々にイベントありの日曜だった。・・・と言っても、デートではない。会社のイベントだったのよねぇ。各課で出店を出すってやつです。リコは昔も今の会社に派遣されていたことがあったが、今回、初めてこのイベントに参加した。しかし、一つとっても気にかかることがあった。それは・・・前カレに出くわしやしないか、ってことだ。しかもワケありな仲だったオトコ、タカハシ（しかも呼び捨て）ま、呼び捨てしたい程の終わり方っていうか、そういう結末だったワケで。前述のオガワさんの前にもリコは手をつけていたんですね。はい。タカハシとリコの昔を知る元同僚のマユミさんからは、「タカハシ君も手伝いに来るって言ってたよ」と聞かされていただけに、あまりイベント会場をウロウロしないのが鉄則と決めていた。イベントも始まり、しばらくするとマチコちゃんが「リコさん、一緒に他の店を回って来ましょうよ」と、切り出した。うっ。仕方なく、うつむきかげんで他店巡りに出る。幸いなことに人出も多く、人を見てるだけで酔いそうだった。途中、タカハシとリコが仲良かった時代に一緒に遊んでいたヤスダ君とサトミちゃんを発見。彼らは今年結婚したと聞いた。ヤスダ君は少し顔もふっくらし、背の高い彼を見上げ、微笑むサトミちゃんは少し痩せ、キレイになっていた。あれからもう何年経つのだろう？タカハシと別れた年に生まれたタカハシの子供はもう４才くらいになるだろう。もし、今日見かけるとすれば、リコの全く知らないタカハシを見ることになるにちがいない。色んな人の顔を見るたびに蘇る記憶。そして、今、リコはここにいる。

  2005年10月30日

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• 悩ましい３

  通路を挟んだ向こう側で、ノサカさんは慌ただしく引っ越しの準備をしているようだった。ダンボールを持って、何度も通路を行き来している。あと１週間でお別れか。いつもは、この年になっても堂々と母お手製のお弁当持参なのだが、今日は食堂に行く事にした。この「食堂派」の中にいる重鎮、一つ上のクリタさんに「リコさん、彼居ないの？みんな決まった人がいるって思ってるのよ。私もそう思ってたし・・今日は私たち課の飲み会があるからリコさんのこと売り込んでおかなきゃね」重鎮クリタさんはノサカさんと同じ課だった。更に、同じく同じ課のヤベさんからは「ノサカ君なんかどう？いいと思うけどな」マリコちゃんの言うように、ノサカさんこそ、本当にオススメ物件、やっと探し当てたお宝なのか？ちょっと視線を逸らすと、ヤベさんの右奥にノサカさんが見えるではないか！！あぁ、こんな気持ちのランチタイム久しぶりだ。ウブね・・リコ。マチコちゃんからは、「リコさん、ご飯全然食べてないじゃないですか？」と指摘を受ける。午後になって、モヤっとを解消すべく行動に出ることにした。TO：ノサカさんSubject：お邪魔します引越しの準備順調ですか？さて、この前ノサカさんが提案してくれた「誕生会」（恐縮ですっ・・）のことなんだけど、コレって、合コン的要素ありなのかな？だとすれば、リコは女子を何人か調達する必要があるのかなとちょっと、不安になったんで。でも、本当に時間もないし、無理しないでね。あくまでも、「リコは二人でやると思ってたけど・・」っていうニュアンスを醸し出すように、何度かメールを書き直した末の出来だった。しかし、なかなか返信が来ない。彼は席に着いているというのに。何の気なしに言ったことに、食い付いて来ているリコにうっとおしさを感じて、引くに引けなくなった、とでも思っているのではないか・・。すると「新着メールあり」のメッセージ。From：ノサカSubject：無題全然そーゆーんじゃなかったんだけど、「誕生会」とはいえ、ゴハンにでもって思っていて。こんな俺の送別会もあったり、引越しの準備もしなきゃならなかったりで、人数集めたりとかは、ハッキリ言ってそんな時間がなくってゴメンなさい。極小誕生会となってしまいます。11/1：誕生日当日は時間が取れなく難しいです。申し訳ありません。11/2：リコちゃんがダメなんだよね？11/3：この日どうかな？11/4：朝、大阪に旅立ちます。万が一、11/3無理そうなら早めに連絡します。その場合、なんだかんだ20日まではこちらにも来ることがあるので、その中でやりますか？全くアテにならなくて大変申し訳ありません・・・ま、マジ？「飲み会」ではないってこと？ヤッターーーーーーーーーーーーー！二人じゃーーーーーーーーーーーーん！マチコちゃん説が正解だったのか。うほうほ。To：ノサカSubject：ありがと忙しいのに時間取ってくれてありがと。一瞬、「飲み会のこと？」って思ったんで。リコは日にちも全然ＯＫです。ホント、ノサカさんイイ人だね。笑でも、本当に無理しないでね。とはいえ、楽しみにしてまーす。笑多分、ニヤケていただろう、リコ。11/4の朝に旅立つってのに、前日にとりあえず設定してくれたノサカさん。コレって、ちょっとは好意を示してるのかなぁ。いや、プレイボーイ・・これくらいのことは標準装備なのか・・。こんなことしてきたから、勘違いさせてしまうオンナたちを増やしてしまったのか。罪なオトコだぜ、ノサカさん！もう、勘違いしかかっている、リコがココにいる。

  2005年10月29日

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• 悩ましい２

  例のノサカさんとのことで、今日はアタマがいっぱいだった。あぁ、それにしても、こういうことで思考回路が埋まるって、いいわ～あの興ざめの「ユウジ」以来だもんね。会社で仕事の合間に後ろに座るヒノ君に男心についてチャットしてみる。リコ：私ね、来週誕生日迎えるんだけどさ、最近知り合った男性とのメールのやりとりで、「誕生会やろう」って言われたら、コレって合コン的要素があると思う？ヒノ君：合コンのことでしょ？だって、「会」って言ってるんでしょ？二人で行くなら普通に「ゴハンでも行こう」って言いますよ。「会」とは言わないよなぁ。えﾞーーーーーっ・・・やっぱり・・・そうか・・。そうだよね、やっぱり「会」って飲み会のことか・・。附に落ちないリコは、そして、前に座るマチコちゃんにも聞いてみる。From：マチコSubject：Re業務連絡リコさんに気を遣って敢えて「誕生会」っていう言い方をしてるように思います。私だったら人数聞いちゃうな。恋の予感ですね。ふふ。ん・・・・ありがたい回答だが、そこには、リコに気を遣うマチコちゃんが見える。どっちしても、納得がいかない。あぁ、あれから何度ケイタイメールを開いては、読めない男心を読もうと努力したことか。でもオンナ馴れしているオトコは何の気なしに、こういうことをサラ～って言えちゃうんだよね。でもって、有言無実行型な場合もある。過去にこの手のオトコに当たって、何一つ実現せずに、挙げ句の果てには、全てのアドレスを変えられていたということも経験済みだ。「オトコを見る目がない」のは承知している。でも、この手のオトコには、いつまでたっても弱いのよねぇ～。

  2005年10月27日

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• ええ奴やぁ

  「今、ヤマモトと飲んでんねんけど、はよ、京都来てや～」クサガヤ君からのメールだ。このヤマモト君もクサガヤ君の同僚。リコと同じ新人研修を受けた仲間の一人だった。このシーズンになると、たいていクサガヤ君から「京都来てや～」とメールをもらっていた。そして、今年も恒例のメールだ。とはいえ、遠い京都。旅行らしい旅行なんてここ何年も行ってない。旅行預金でもすればいいのだが、つい、洋服、コスメ・・に消えて行く。何回かメールのやりとりをした後に、ケイタイが鳴った。クサガヤ君からだ。「はよ、来いや。ヤマモトと待ってんねん。旅費と宿泊代だけ自分で持ったら、後は全部、接待したるで。大原にも連れて行くしやな・・湯豆腐？食わせたる、食わせたる。平日やったら、俺も休み取って案内したるし。来年からはむすめも小学校で色々忙しくなるし、何としてでも今年来いや・・」ええ奴やぁ。せこいだ、関西人気質だことの数々のご無礼をお許しください。今年は、何としてでも行きたいよなぁ。・・と、思いながら、思いがけないカードの請求書「４万円」が届く。げっ。それにしても、クサガヤ君とは１５年の付き合いで１０回も会ったことのない間柄だろう。なんだか、この心地良いカンケイが、ふと嬉しくなった。

  2005年10月27日

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• 悩ましい

  やっぱり、運気ってあるんだと思う。リコは１１／１でな、な、なんと３６才になっちまう。ひぇ～。四捨五入で四十路だ。そして、毎年誕生日近くになると、ちょっとした好運が舞い込むような気がしてならない。実際、「こんなことがあった！」って出来事は思い出せないけど、とにかく毎年同じことを思うのは間違いなかった。昨夜、ノサカさんからメールが来た。From：ノサカSubject：無題こんばんは。来月から大阪勤務となるのに、今日は初大阪出張。ここに来てなんとなく転勤の実感がわいてきた。引越しの準備何もしてない。(*o*)そうなんだよね・・ノサカさんと、せっかくお近付きになれそうだったのに来月から遠い地の大阪転勤になっちゃったのよね・・。実家も近所だったのにさ。これからリコの腕の見せ所と思っていたのにさ。To：ノサカSubject：こんばんは引越しか、大変だね。でも、都会に行けて刺激になりそうで、ちょっと羨ましいな。ノサカさんが新天地に向かう時に、リコはまたひとつ年を取ります。泣。さりげなく？リコのバースデーを織り込んだ返信をした。From：ノサカSubject：無題そーなの？何日？お誕生会あり？大阪に来る？大阪に発つのは11/4です。「？」の連発で、ちょっと嬉しかったりした。この手法も「さすが、プレイボーイのノサカ氏！」とちょっと感動さえもした。この後、リコは誕生日当日の予想できる母からの罵声、嫌み、心ない言葉に耐えなくてはいけない苦痛さを訴えたりした。From：ノサカSubject：無題うちも同じような感じで、非常にうるさいです。でも、心配してるからこその言葉だと思ってる。でもね、こればっかりは自分のことだし、変に焦ったり、妥協したりしたくない。簡単にはいかないよね。ね。「・・ね。ね。」と使うあたりも母性本能を充分にくすぐられた。あ、いっけねー。また、相手の思うツボにハマっているではないか！ノサカさんは、オンナに対しての引き出しが多いタイプなんだぞ！冷静さを取り戻しながらも、ノサカさんのメール内容に、大きく肯き同感メールを即座に返信すると、リコの誕生日前の好運説を裏付けることが起きた。From：ノサカSubject：無題ところで、お誕生会やる？したくない？といっても、僕もバタバタであんまり時間がないんだけど。え？お誕生会したくない？って・・・したいに決まってんじゃんかぁーーーーーーーーーー！To:ノサカSubject：ありがと意外とイイ人なんだね、ノサカさん。笑じゃ、近所でサクッとやりますか？舞い上がる気持ちを抑えながら、プレイボーイに似合う返信をしたつもりになっていた。From：ノサカSubject：無題そーしよ。そーしよ。誕生日当日のちと前後になると思うけど、いいかな？いいかな？って、いいに決まってるじゃーーーーーーーん！何せ、ここ数年、記憶に残ったバースデーもなかったから、そりゃぁ、もう・・。誕生日当日なら言うことなしだったのだが、まぁ、いいっか。当日は立ち読みでもして時間を潰し、ちょっと遅く帰宅。そして、母の苦言にも耐えよう。そこで、気になったのがノサカさんの言う「誕生会」って言うのは、もしかして、「合コン」をさしてやしないか？ということ。「誕生日」の話題から「誕生会」って言葉を使っただけだと思うんだけど、「会」ってもしかして、複数でやるってこと？でも「二人」でも一応複数だし。ノサカさん的にもタイトなスケジュールだから、「合コン」を意味するなら人数のとこと言ってもよさそうだし。今回は、二人だよね、そうだよね？【会】１．あうこと。集まること。２．人々が集まってする行事。集まり。３．人々が集まって作る団体組織。・・・広辞苑より。ねぇ、コレって、どーなの？

  2005年10月26日

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